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300万円の借金の返済は自力でも可能なのでしょうか?
実際、一定の条件を満たせば、自力返済することも可能です。
しかし、条件を満たせないと借金返済の道はかなり過酷なものとなります。
そこで、ここでは、自力返済ができる条件や債務整理をした場合のメリットについて解説をしていきます。
目次
借金300万円の利息の重み
まず、現実的なお話をしてしまうと、300万円の借金を自力で返済するのは簡単ではありません。
なぜなら、金利がそれなりに高いと利息の負担がかなり重たくのしかかってくるからです。
仮に金利が10%であった場合、月々の返済額に対する返済期間と利息の総額は以下のようになります。
月々の返済額 | 返済期間 | 利息の総額 |
---|---|---|
8万円 | 46ヶ月(3年10ヶ月) | 612,037円 |
10万円 | 35ヶ月(2年11ヶ月) | 466,622円 |
12万円 | 29ヶ月(2年5ヶ月) | 378,099円 |
15万円 | 22ヶ月(1年10ヶ月) | 295,449円 |
20万円 | 17ヶ月(1年5ヶ月) | 218,147円 |
例えば、月収20万円ぐらの人にとって、毎月8万円ずつでも、返済していくことは本当に大変です。
そんな生活を4年近く続けなければなりませんし、トータルで支払う利息は60万円を超えるので、かなりの痛手となります。
300万円の借金を自力返済できる条件
しかし、世の中には、300万円の借金を自力返済した方も実際にいらっしゃいます。
ただ、そういった方は以下のような条件を満たしています。
収入を大幅にアップさせる
収入を大幅にアップさせれば、たとえ、金利が高くても、それ以上のペースで返済できるので、短期間で借金を完済することは十分可能です。
たとえば、こちらの方は、アフィリエイトという方法で、借金300万円を半年で返済してしまいました。
アフィリエイトは、パソコン1台とネット環境があれば、副業でもできるネットビジネスです。
アフィリエイト以外にも、何らかの形で収入を大幅にアップさせれば、300万円の借金を自力で返済できる道が見えて来ます。
もちろん、元々、収入が高く、月々20万円ぐらいのお金を返済に回せる人も300万円の借金を自力返済できる確率はかなり高くなるでしょう。
金利が低い
同じ300万円の借金でも金利が10%の場合と、1%前後の場合では、雲泥の差があります。
例えば、奨学金の借金が300万円あった場合、確かに完済することは大変ですが、金利が低いので、利息に押しつぶされるということはありません。
奨学金だと、大体の目安として、月々2万円前後の金額を15年~20年の期間で返済していくようになります。
これぐらいの負担であれば、がんばることで何とか自力返済できる方は多いでしょう。
相当な苦労を覚悟する
実際に300万円を超える借金を自力で返済した人の話をブログや質問掲示板で見てみると、ご本人やご家族の方が相当苦労しているケースが多く見られます。
旦那の借金が400万ちょい
旦那の月収25万で月の返済が10万くらい
家賃7万だったし幼稚園もあるし生活していけないから私は夜クラブで働いて家計支えてた
旦那の独身時代の借金400万ちょいあって五年で完済した!
私は専業だったけど必死にやりくりしてギリギリの生活だったよ(-_-;)
最大でサラ金に450万ほどありました。
初めは、自分がまいた種とはいえ、どうしようかと本当に、とほうにくれましたよ。今日食べる食費もないほどでした。どうにかして返さなければと思い、その後、深夜の工場で必死で働きました。それこそ、血の汗を流す思いで無我夢中でした。楽しみといえば寝ることだけでしたよ・・引用元: 300万弱の借金の返済
つまり、自分や家族がこのような過酷な苦労をすることを覚悟できれば、300万円の借金を自力で返済する道が切り拓かれる可能性は高くなるでしょう。
金利が高い場合に自力返済ができる目安とは?
では、金利が高い場合に借金300万円を抱えている人は、どれくらいの収入がないと自力返済は難しくなってくるのでしょうか?
この目安を知る一つの方法として、総量規制のルールがあります。
総量規制では、消費者金融から信販会社から、年収の3分の1を超える金額は借入れをすることができなくなっています。
なぜなら、それ以上、借入れをすると自力返済をするのが難しいと考えられているからです。
ですから、300万円の借金をするには年収が900万円以上必要となります。
ただ、銀行のカードローンは、金利が高い時は14%ぐらいありますが、総量規制の対象外とはなっていません。
また、ショッピングリボの手数料も15%ぐらい掛かりますが、総量規制の対象外なので注意が必要です。
もし、借金300万円の平均の金利が10%以上あって、あなたの年収が900万円を超えていなければ、自力返済はかなりキツクなって来るでしょう。
おまとめローンをするメリット
もし、借入れ先が複数に分散していると、各債権者からの借金の金利は15%、場合によっては18%になってしまう場合があります。
そういった時は、おまとめローンを利用して、借入先を一ヶ所にまとめて金利を下げる方法があります。
もし、300万円の借金を平均15%の金利で借りていた人が、おまとめローンを利用することによって金利を10%に下げることができたとします。
その場合、月々の返済額が6万円であった場合、最終的な利息は以下のように変わります。
- おまとめローン利用前(金利15%):1,737,295円
- おまとめローン利用後(金利10%):896,893円
つまり、約84万円を節約することができるのです。
ただ、おまとめローンを利用しても、金利は10%ぐらいにかならないので、それでも返済が大変なケースは多いです。
また、おまとめローンを利用するには審査に通る必要がありますが、審査に落ちる可能性も当然出て来ます。
しかし、そういった場合でも、短い期間で楽に300万円の借金を完済できる方法があります。
300万円の借金を債務整理するメリット
どうしても、300万円を自力での返済することが難しい場合は、弁護士や司法書士を通じて債務整理を行なうことも検討してみて下さい。
債務整理は、大きく分けると3つの手続きに分かれますが、それぞれの手続きを行うメリットやデメリットは以下のようになります。
任意整理で解決する場合
任意整理は、弁護士や司法書士を通じて、将来的な利息をカットして、残債を3年~5年で返済していけるように債権者と和解する手続きです。
裁判所を通さなくても良いというメリットがありますが、その一方で、月々の返済額は、
- 返済期間が3年の場合:83,333円
- 返済期間が5年の場合:50,000円
ぐらいになる可能性が高いので、収入によっては、少しキツイかもれしれません。
しかし、それでも、過払い金(払い過ぎた利息)がたくさん発生していれば、借金の元本自体を減らすことが可能ななので、任意整理でも解決できる確率はより高くなります。
個人再生で解決する場合
個人再生では、借金を約5分の1に減らすこともできる手続きですが、借金が300万円である場合、最低の弁済額は100万円となります。
そして、最終的に確定した弁済額を原則は3年で返済していくことになりますが、その場合、月々の返済額は、27,778円です。
さらに、個人再生であれば、住宅ローンがあっても、家を失わずに、そのまま返済を続けられるというメリットがあります。
自己破産で解決する場合
もし、任意整理や個人再生の手続きでも難しく、返済能力がないことを裁判所から認められたら、自己破産の手続きで、借金をすべて免責してもらうことも可能です。
ただ、自己破産を行うと、カーローンや住宅ローンが残っている場合は、車や家を失うことになったり、一定以上の財産を持てなくなったりするなど、デメリットも多いです。
ですから、どういった債務整理の手続きが、あなたに合っているかどうか、以下の方法で、一度、無料相談をしてみることをお勧めいたします。
>>借金の負担を減らす方法、簡単チェック【所要時間1~2分】
人生の再スタートを早く切ろう
300万円の借金を債務整理する最大のメリットは、人生の再スタートを早く切ることができるという点です。
実際、借金が300万円をまともに自力返済しようとすると時間が掛かりますし、結婚することに躊躇してしまって、最悪の場合は婚期を逃してしまいます。
また、それだけの借金があると、住宅ローンを組むことも難しくなるでしょう。
もちろん、債務整理を行った後は約5年~10年間、ブラックリストに載ってしまうため、新たな借り入れができなくなるというデメリットがあります。
しかし、その期間を過ぎれば信用状態はすぐに戻りますので、その期間に、借金を一気に返済して、逆に結婚資金や住宅ローンの頭金などの貯金を作れば良いだけの話です。

もちろん300万円の借金を自力で返済すれば、いろいろ学べるとは思いますが、しなくても良い苦労はする必要がありませんし、それよりも早く次のステージへステップアップしていくためにも債務整理で一気に借金問題を解決されることをオススメしたします。