任意整理 500万円

任意整理は500万円の借金がある場合はできないのでしょうか?

借金が300万ぐらいないら、まだ大丈夫そうだと思う人はいるかもしれません。

しかし、500万円も借金があると任意整理はできないと感じてしまう人は多いです。

ただ、だからといって、個人再生や自己破産をすると費用も手間も掛かるので、極力避けたいところですよね。

実際の事例を見ると700万円以上の借金でも任意整理をしたというケースもあります

では、どういった場合であれば500万円の借金でも任意整理が可能になるのか、そのポイントを解説していきます。

任意整理できるか判断するための3つのポイント

任意整理が可能かどうか判断するには、具体的に3つのポイントをチェックしていく必要があります。

借金をどれだけ減らせるか?

まず、最初のポイントは、借金の総額をどれだけ減らせるかという点です。

任意整理の手続きを開始すると、まず、弁護士や司法書士は、各債権者から取引履歴を取り寄せ、債務の状況を調査します。

取り引きの明細を取り寄せると、今までの借金を利息制限法で決められた上限金利に基づいて再計算していきます。

任意整理のデメリットの一つとして、借金の額自体はなかなか減らせないという点が挙げられます。

確かに、最近の借金であれば、任意整理の場合、それほど債務の総額を減らすことは出来ません。

しかし、貸金業法が改正(※)される前から消費者金融などから高い金利でお金を借りていた人は、利息を払い過ぎている場合があります

※貸金業法は、2007年~2010年に掛けて段階的に改正されていきました。

その場合は、払い過ぎていた利息分を借金の総額から差し引くようになりますが、人によっては、劇的に借金が減り、任意整理できる道が一気に開ける可能性もあるのです。

残った借金を何年で返済するか?

任意整理では、原則として、ほとんどのケースで将来利息をカットできるというメリットがあります。

そして、借金を減らした後は、その残った金額を3年~5年に掛けて返済するようになります。

再計算によって決まった返済の総額を3年(36ヶ月)または5年(60ヶ月)で返済した場合の月々の額は以下のようになります。

返済総額 3年で返す場合の月々の返済額 5年で返す場合の月々の返済額
500万円 138,888円 83,333円
400万円 111,000円 66,666円
300万円 83,333円 50,000円
200万円 55,555円 33,000円

この表を見れば、任意整理で500万円の借金問題を解決するための道筋が少し見えて来るかと思います。

収入がどれくらいあるか?

あとは、月々の返済額に対して、確実に支払えるだけの収入があるかという点が問題となってきます。

ここで大切なのは、ギリギリの返済プランを立ててはいけないということです。

なぜなら、任意整理を行なった後、約5年間は信用情報機関に債務整理を行なった記録が残ってしまうため、その間は、新たな借金が出来なくなるからです。

もし、ギリギリで返済をしていると、途中で、収入が減ってしまったら、そこで返済が出来なくなってしまいます。

任意整理はいくらまでの借金なら可能?

任意整理ができない時は?

上記の内容をチェックしたり、確認したりしながら、それでも任意整理が難しい場合は、個人再生か自己破産のいずれかを選択していく必要があります。

ただ、個人再生や自己破産は、費用もかなり掛かりますし、借金を大幅に減らせるというメリットがある反面、制約を受ける側面も大きいです。

ですから、500万円の借金がある場合でも、まずは任意整理で借金問題を解決できないか、確認されることをオススメいたします

takeshi1

実際、借金が500万円の場合は、任意整理も簡単ではないケースが多いですが、法律の専門家に相談しながら、是非、最も効率的に借金を減らせる方法を見つけていって下さいね。