借金が150万円まで膨らんだ場合、債務整理をするべきなのでしょうか?

それぐらいの借金であれば余裕で返済が出来るのではと思われるかもしれません。

ただ、返済計画を立ててみると、利息は意外と多いことが分かりますし、いろいろな問題が起こってくる可能性があります。

ここでは、その具体的な問題点と債務整理を行うメリットやデメリットについてお伝えしていきます。

借金150万円の返済計画と返済期間

150万円を銀行から借りていた場合、金利はそれほど高くないでしょう。

しかし、消費者金融から借りていると、金利は15.0%になる可能性が高くなります

そのような条件で返済計画を立てた場合、月々の返済額ごとの返済期間は以下のようになります。

月々の返済額 返済期間 利息の総額
3万円 79ヶ月(6年7ヶ月) 868,611円
4万円 51ヶ月(4年3ヶ月) 536,686円
5万円 38ヶ月(3年2ヶ月) 391,756円
6万円 31ヶ月(2年7ヶ月) 309,776円
7万円 26ヶ月(2年2ヶ月) 256,880円
8万円 22ヶ月(1年10ヶ月) 219,977円

より詳しい150万円の返済計画は以下のページでご紹介していますが、トータルで支払う利息が一目で分かるので、どこら辺がまずいラインか判断しやすくなっています。

>>借金150万の返済計画!利息がやばいラインはどれくらい?

150万円の借金は余裕で返せない?

月々の返済額が8万円を超えるのであれば、150万円の借金は比較的余裕で返せるかもしれません。

(もちろん、8万円ずつ返したとしても、20万円以上の利息を貸金業者に支払う必要がありますが・・・)

しかし、そこまでの返済能力がない場合、以下のような観点から、150万円の借金を返済するのは簡単ではないことが分かって来ます。

精神的にキツイ

150万円の借金を返済しようとすると、その間は、いろいろなことをガマンしなければならなくなります

実際、ギリギリの生活をしながら借金返済をしている人からは、かなり切実な気持ちが垣間見えたりします。

うちは恥ずかしながらクレジットローンが150万くらいあります。
毎月なんとか払ってますが厳しい。泣きたくなります。

まずは、今月です。
様々な出費が重なり、私に残されたお金は25,000円。
給料日まで、あと17日。
食費以外に結婚式二次会などがあり最低でも交際費に2万円は必要です。
もう貯金は使いたくないので
⚫︎食費は5,000円で!!!
⚫︎足りなければ物を売る!!!
これでやっていきたいと思います。

借金がこれ以上増えないとは限らない

ここでご紹介したのは、あくまでも、借金返済だけをおこなった場合の返済シミュレーションです。

返済負担が大きいと、生活も苦しいままですし、下手をしたら、さらに借金が増えてしまうリスクもあります

特に、パチンコ依存症などで借金癖があると借金地獄から抜け出すのは非常に困難になってしまうでしょう。

実際に、パチンコなどのギャンブルで借金が150万円まで膨らんだ人のリアルな体験談はこちらの記事でご紹介しています。

>>150万円の借金が返済できず債務整理した人の体験談

結婚に影響を与える場合がある

150万円の借金をまともに返済しようとすると時間が掛かりますし、その期間は貯金も作れないでしょう。

そのため、借金がその人の結婚に深刻な影響を与える場合があります

まだ、結婚をしていない人は、婚期を逃してしまうリスクがあります。

既に結婚をしている人は結婚生活が破綻する可能性もあります。

実際、主婦の方からはこんなコメントがあったりします。

150万くらいあって、月5万。
離婚考えてます、旦那が作った借金だから。

たとえ、あなたが大丈夫でも、恋人や配偶者が、うんざりしている可能性はかなりあるのです。

150万円の借金を債務整理するとどうなるか?

例えば、150万円の返済方法の一つとして、より低金利のところへ借換えをする”おまとめローン”を利用するというやり方もあります。

ただ、その場合でも最低限の金利は掛かるので、返済期間が長引いたりすると、トータルで支払う利息の総額はそれほど変わらなくなってきます

ですから、150万円の借金を出来るだけ早く、かつ楽に返済したい場合は、弁護士や司法書士を通じて債務整理を行なうという方法をお勧めいたします。

例えば、債務整理の中で任意整理という手続きであれば、原則として将来利息をカットすることが出来ます。

それによって本来払うべきであった数十万円前後の利息を払わなくて良くなります

弁護士や司法書士に任意整理の手続きを依頼した場合、掛かる費用は、債権者1件あたり5万円前後ですから、利息がカットされることによって、得をすることが分かるかと思います。

また、司法書士の中では、任意整理の費用が債権者1件あたり、2万円からという事務所もありますので、そういった所に依頼をすれば、さらに効率よく借金問題を解決することが出来ます。

任意整理で月々の返済額はどうなる?

任意整理では残債を3年~5年で分割返済するのが基本なので、150万円の借金を任意整理した場合の月々の返済額は以下のようになります。

  • 3年間で返済:月々の返済額41,667円
  • 4年間で返済:月々の返済額31,250円
  • 5年間で返済:月々の返済額は25,000円
  • 7年間で返済:月々の返済額17,857円

あくまでも元本だけを返済していけば良いので、比較的、余裕を持って完済できる可能性が高くなります。

元本が減額されるケースも

さらに、もし、返済期間が長く、過去に消費者金融から利息制限法で定められた上限金利を超えた金利(グレーゾーン金利)でお金を借りていた人は、利息を払い過ぎていた可能性があります

その場合は、払い過ぎた利息の分、残債が減額され、場合によっては過払い金としてお金が戻ってくることもあります

実際にあなたの借金や月々の返済額が任意整理でどれくらい減らせるかは以下の方法で簡単に調べることが出来ます。

任意整理のデメリットは?

任意整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録されて、約5年間、新たな借金が出来なくなるというデメリットがあります。

そのデメリットを考えると任意整理はしない方がいいと考える方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、逆の見方をすれば5年間が過ぎれば、あなたの信用状態は元に戻ることを意味します。

また、任意整理をしなければ、今の返済の苦しみがそのまま続くことになります

ですから、任意整理をするデメリットよりも借金から解放されるメリットの方が大きいと感じた方には、任意整理の手続きを是非、お勧めいたします

個人再生や自己破産は可能?

150万円の借金がある人が債務整理をする場合は、基本的には任意整理をするケースが多いです。

その一方で、150万円の借金に対して、任意整理ではなく、個人再生や自己破産の手続きを行うことも可能ではあります。

個人再生を行った場合、150万円の借金は減らせても100万円までとなります。

ただ、個人再生では、弁護士や司法書士の費用が数十万円掛かりますし、自己破産と同様、官報に名前や住所が記載されてしまうデメリットがあるので、あまりお勧めではありません。

また、自己破産に関しては、ある程度の収入があれば、破産手続開始決定が下りたり、免責許可を受けるのが難しくなってしまいます。

しかし、病気などで返済が困難であると裁判所から認められれば150万円の借金でも自己破産をする人はいらっしゃいます

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実際、150万円の借金を債務整理することによって、返済の負担を軽くし、ストレスが軽減された人はたくさんいらっしゃいますので、一度、気軽に弁護士や司法書士に相談してみてください。