シングルマザーが貧困から脱出するための6つの方法！夢のある話も！

シングルマザーの中には貧困生活を強いられている方が非常に多いです。世の中には「シングルマザーが貧困生活に陥るのは自業自得だ」と冷たく言う人もいます。でも、そんな人達の言われるがままに貧しい生活を送るのはやっぱり悔しいですよね。

そこで、この記事では、そんなシングルマザー貧困の状態から脱出するための6つの方法をご紹介していきます。ちょっと夢のある話もお伝えしていくので、ぜひ、最後までご覧になってください。

シングルマザーが貧困を脱出する6つの方法

シングルマザーが貧困から脱出するには以下の6つの方法があります。

• 公的な支援制度を活用しまる
• 養育費をしっかり請求する
• 節約で支出を減らす
• 借金が多ければまず減らす
• 一時的に生活保護を受ける
• 副業で収入を増やす

それでは、一つずつ解説していきます。

公的な支援制度を活用しまくる

社会では、生活苦のシングルマザーが貧困から脱出できるよう公的機関で支援している制度がいろいろあります。そういった公的制度を片っ端から利用すると、それなりに助けになります。

各制度の詳細についてはこちらの記事にまとめてあります。

＞＞母子家庭が生活苦で借金まみれになったら必ず生活保護なの？

実際、公的機関は民間の企業と違って、こういったサービスがあることを積極的に宣伝してくれません。そのため、このような支援制度があることに気が付かず、損をしているシングルマザーの方も多いのです。逆にこういった公的支援をうまく活用していければ、貧困を脱出するためのきっかけをつかむことができるかもしれないので、積極的に利用されることをおすすめいたします。

養育費をしっかり請求する

離婚をした後、養育費を払っている人の割合はわずか24.3%しかないないとも言われています。そして、そのことがシングルマザーが貧困から脱出する妨げになっているのは言うまでもありません。

確かに養育費を払わない元夫は多いですが、だからといって泣き寝入りをする必要はありません。離婚をしても、子供の扶養に対して義務を持つことは、民法第877条第一項に定められているからです。離婚をした後でも、元夫に対して、養育費を請求することは可能ですし、

という形で段階に応じて、文章を作成して、確実に手続きを行なっていくという方法もあります。

そうすれば、書面で決まった内容に対して、養育費を支払わなかった場合は、履行勧告や強制執行をすることも可能となります。

参考記事：離婚後でも養育費は請求できる！養育費をもらう方法や相場について

ただ、こうやって裁判を起こす場合は、裁判費用もそれなりにかかってくるので、最終的にどうするかは慎重に判断されることをおすめいたします。

節約で支出を減らす

シングルマザーが貧困から脱出するには、支出を減らすことも重要なポイントです。具体的には以下のような方法があります。

などなど、知恵を絞れば、いろいろなアイデアが出てくるので、できそうなものから試してみるのはいかがでしょうか。

＞＞借金返済の為の節約術まとめ！

借金が多ければまず減らす

すでに多額の借金を抱えている場合は、その返済や利息分が家計を圧迫して、シングルマザーが貧困から脱出するのを妨げてしまうリスクがあります。ですから、その場合は、弁護士や司法書士に債務整理の相談をして、借金の負担を減らすことも可能です。

例えば、任意整理の手続きであれば、弁護士や司法書士が債権者と任意の交渉をすることによって、将来的にかかる利息をカットし、残債を3年～5年で返済分割返済するような形で和解することも可能です。返済期間を延ばしても、利息を支払う必要がなくなるので、借金は元本だけがどんどん減っていくようになります。

もちろん、任意整理でも難しい場合は、自己破産なども検討していく必要があるかもしれませんが、法律の専門家に相談すれば、どういった方法だと最も効率的に借金の負担を減らすことができるか無料で診断してもらえるので試してみてはいかがでしょうか。

＞＞借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1～2分】

一時的に生活保護を受ける

支出がどうしても増やせない場合は、一時的に生活保護を受給するのも一つの方法です。もちろん、生活保護の状態が続くと、いつまで経っても、貧困の状態を脱出することはできません。ですから、一時的に生活保護を受け、その間に生活を立て直して再出発するというのも選択肢としてはアリだと思います。

ただ、生活保護費で借金の返済は原則として、できないので、その場合は、先に、自己破産などで借金をすべて整理しておく必要があります。

＞＞生活保護費で借金返済するのは禁止されている？法的根拠は？

また、シングルマザーの方が生活保護を受けるにあたって気を付けないといけないのは、一度、生活保護を受けるようになると、その生活がズルズルと続き、抜けられなくなってしまうことです。もちろん、生活保護を受けると貯金をすることもできないので、そこから抜け出すことも覚悟が必要となってくるところがあるかと思います。ただ、そういった生活に甘えてしまうと世間が見る目も厳しくなってくるので、早く元の生活に戻れるよう努力していく必要があります。

副業で収入を増やす

生活が厳しいシングルマザーの方の中には「生活保護を始めたら、もう抜け出せなくなっちゃうかなあ。」と思ってしまう方がいらっしゃるかもしれません。そんな方に少し夢のある話もさせていただきます。

生活の苦しいシングルマザーの中には、外に出て働ける時間が限られているため、収入が少ない方も多いです。「子どもの面倒を見なくちゃいけないから、思ったように働けない…」と嘆いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、最近は、アフィリエイト、在宅ワーク、そしてポイントサイトなど家にいてもできる副業がいろいろあります。こういった仕事なら、お子さんを見ながらしっかり稼ぐことも可能です。

あるシングルマザーの方は、ブログで家計簿を公開しています。そのブログで家計簿における収入の内訳を見てみると

という感じで、本業の約3倍の収入を副業で稼いでいらっしゃることが分かります。また、こちらのシングルマザーの方は、副業を始めてから収入が5倍になったと話しています。

さらに、こちらのシングルマザーの方は、手取り9万円の貧困状態から3年で収入が10倍になったと話しています。

副業が軌道に乗ってくると、シングルマザーでも貧困から脱出できる可能性はかなり高くなってくるでしょう。生活保護にハマってしまうよりも、副業をしながら、充実した生活を過ごす方が絶対に楽しいですよね。副業に関しては以下の記事も参考になるので、ご参考にしてください。

＞＞借金返済に有効な副業！アルバイトから在宅でできる仕事まで！

＞＞アフィリエイトで失敗しないためのコツ

母子家庭の貧困の統計からみた実態

貧困で苦しんでいるシングルマザーの方の中には、「他のシングルマザーの人はどうなっているんだろう？」と気になる方もいらっしゃるかと思います。そこで、シングルマザーの貧困の実態はどうなっているのか、統計データを引用しながらご紹介していきます。

厚生労働省が発表している平成28年国民生活基礎調査では、以下のような統計結果が出ています。

生活意識	母子家庭	全世帯
大変苦しい	45.1%	23.4%
やや苦しい	37.6%	33.1%
生活が苦しい(合計)	82.7%	56.5%

このような統計結果を見ても分かるように生活が苦しいシングルマザーの割合は8割強と非常に厳しい現実があります。しかし、だからこそ、こういった貧困の状態から脱出をして、他のシングルマザーの方が希望を感じられるように踏ん張っていただきたいとも思うんですね。

まとめ

貧困で悩むシングルマザーの方は多いですが、だからといって、そういった方は、一生、貧困で苦しまなければならないわけではありません。シングルマザーを支援する公的制度もたくさんありますし、知恵を絞れば副業や節約の方法もいろいろ見えてくるはずです。そして、借金に関しても、法律などの力を使って解決する方法があります。

ですから、まずは、「なんとかなる！」と希望を持っていただけるとうれしいです。