消費者金融 ヤクザ

消費者金融はヤクザと関係があるのでしょうか。

消費者金融に対して、よく分かっていない人は、ついついそういったことを考えてしまいがちです。

ただ、実際のところ、消費者金融とヤクザは、まったく関係がありません。

しかし、だからといって、消費者金融からの借金を放置しておいても大丈夫というわけでも決してありません。

ここでは、消費者金融からの借金の対処法も含めて解説をしていきます。

消費者金融はヤクザと関係があった!?

消費者金融はヤクザと関係があると思っている人がいるかもしれませんが、それは、ある意味、とんでもない誤解です。

現代において、消費者金融とヤクザは、一切関係がありません

実際、消費者金融はヤクザと関係があるのではと思っている人は、ドラマなどで、ヤクザのような人が取り立てをしているシーンを見て、そう思うようになったのかもしれません。

あるいは、昔のサラ金のイメージが強く残っている方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。

消費者金融がサラ金と呼ばれていた頃

消費者金融は昔、サラリーマン金融、略して、サラ金と呼ばれていました。

その理由は、消費者金融はサラリーマンを対象として貸付業務を行っていたからです。

サラ金と呼ばれていた頃は、今よりもずっと高い金利でお金を貸してしました

こちらの記事では、昔のサラ金は、金利が高い時で、年100%以上もあったと言っています。

そして、取り立ても今より激しく行われていたため、1970年代後半から、自殺者や失踪者が増加し、社会問題化してしまいました

そうなってしまった理由は、今のように貸金業法という明確なルールがなかっためです。

そのため、サラ金=ヤクザというイメージは強かったですし、実際に、その境界線は曖昧なところがあったわけですね。

法整備が進む消費者金融の業界

しかし、そんなサラ金の高金利と強引な取り立てが社会問題化する中で、国からのメスが入るようになります。

そして、1983年には、貸金業の規制等に関する法律、すなわち現在の貸金業法が定められ、

  • 貸金業を営む者について登録制度を実施
  • 貸金業者に対して必要な規制を実施
  • 貸金業者の組織する団体の適正な活動を促進

という目的の中で、上限金利が段階的に下げられ、取り立ての方法に関してもルールが厳格化されました

さらに、この法律は、

  1. 平成15年(2003年):闇金と言われる悪質な違法業者を取り締まるために改正される
  2. 平成18年(2006年):グレーゾーン金利の撤廃、総量規制の制定、取り立て行為の規制の強化などのために改正される

という目的で、段階的に改正されていきます。

そういった中で、現代において、消費者金融は、ヤクザと関係を持つこと自体があり得ない状態になっているのです。

消費者金融がヤクザと関係を持ち得ない理由

では、現在、消費者金融は、どういった形で、ヤクザを関係を持てない状況になっているのか、具体的に解説をしていきます。

取り立ては厳しく制限されている

消費者金融は、債務者が期日までに返済を行わない場合、取り立てを行いますが、その取り立て方法に関しては、貸金業法の第21条1項(取り立て行為の規制)で厳密に規制されています。

そのポイントを簡単にまとめると、以下のようになります。

  • 午後9時~午前8時の時間帯の取り立ては禁止
  • 債務者の勤務先や自宅以外の場所に電話をしたり訪問したりするのは禁止
  • しつこい取り立ては禁止
  • 債務者以外の人たちを巻き込むのは禁止
  • 家族や友人たちなど債務者以外の人たちに弁済を要求するのは禁止

実際、ヤクザがこういった厳密なルールを守りながら取り立てを行うことは不可能です

ですから、消費者金融はヤクザと関係を持つことができないのです。

ヤクザと関係があったら大損

世の中には、様々なルールがありますが、その中には、努力目標みたいなルールもあり、そういったものは一般的に守られません。

しかし、貸金業法で定められたルールは、そんな生易しいものではありません。

もし、取り立てのルールを守ることができなければ、段階に応じて、

  • 業務改善命令
  • 1年以内の業務停止命令
  • 2年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはその両方

などの処分が科せられます。

つまり、消費者金融がヤクザと関わりを持つことは、自らの首を絞めることと何ら変わらない大きなリスクとなってしまうのです。

消費者金融はイメージが命

消費者金融は、イメージが命です

もし、少しでも、怖いイメージを持たれてしまったら、それだけで、お金を借りようと思う人は減ってしまいます。

だから、消費者金融は、CMに可愛い動物を使ったり、優しそうな女性を使ったりと、イメージ戦略に必死なわけです。

そんな消費者金融が、ヤクザと関係を持つことは、百害あって一利なしなのです。

消費者金融の業界はどんどん改善されている

消費者金融は、確かに昔は、法的の整備されていなかったこともあり、金利や取り立ての面で、ムチャクチャやっていたので、その名残りから、ヤクザと同じようなイメージを持たれていた時もありました。

しかし、貸金業法を制定され、さらに改正されていく中で、金利や取り立てのルールが厳格化され、ヤクザが入り込む隙間はなくなったとも言えます。

逆にルールが厳格化され過ぎて、武富士のように倒産する消費者金融が出てきたり、儲けが少なくなって、銀行の傘下に入らざるを得なくなった消費者金融が大半を占めているというのが現状なのです。

でも消費者金融をナメたら危険

消費者金融は、ヤクザと関係がないという話を聞くと、変な意味で安心して、借金の返済を無視していても問題ないのではと、勘違いする人も中には出てきます。

実際、今の消費者金融の弱い立場を逆手に取って、平気で借金を踏み倒そうとする人たちがいるのも事実です。

しかし、消費者金融にナメてかかるのは、非常に危険です。

なぜなら、消費者金融は、借金を返さない人たちに対しては、ヤクザの力に頼らなくても、裁判所を通じて、合法的に債務者を追い詰めていくことが可能だからです。

具体的には、

  1. 電話やSNSで連絡
  2. ローンカードの機能停止
  3. 損害遅延金が発生
  4. 書面による督促
  5. カードの強制解約
  6. 未払金の一括請求
  7. 信用情報に事故情報を登録(ブラックリスト状態になる)
  8. 裁判所からの支払督促
  9. 差し押さえ

という形で、段階的にジリジリと取り立てのレベルは上がっていきます。

最後の差し押さえの段階に至ると、給与の場合は、

  • 給与の手取り額の4分の1
  • 手取り額が44万円を超える場合は、33万円を差し引いた残りの額

が差し押さえの対象となります。

給与が差し押さえに遭うと、会社にバレるだけでなく、会社に対して、いろいろと迷惑が掛かってしまいます

>>給料を差し押さえられると会社に迷惑が掛かるって本当?

ですから、消費者金融がヤクザと関係があるなしに関係なく、消費者金融からの借金は、できるだけ早く返済してしまった方が良いのです

消費者金融に返済ができない場合は?

ただ、消費者金融への借金が増えすぎてしまうと、返済をしようと思っても、できなくなってしまうことがありますよね。

そういった時に有効なのが、債務整理です。

特に、消費者金融は、銀行と比べると、金利が高い傾向があるので、任意整理を行うだけでも借金の負担をかなり軽くすることができます

任意整理を行うと、弁護士や司法書士が消費者金融と任意の交渉を行い、基本的には、将来的な利息をカットした上で、残債を約3年~5年で分割返済するような形で、和解することになります。

そのため、消費者金融からお金を借りている人は、最終的に支払う返済総額を大幅に減額することができます。

実際にあなたの借金を減らせる可能性がどれくらいあるかは、以下の無料の減額診断サービスを使えば、簡単に診断できるので、気軽に利用してみてください。

>>借金をどれだけ減らせる可能性があるか調べてみる【所要時間1~2分】

まとめ

今でも、消費者金融は、ヤクザと関係があるのではないかというイメージを持っている人は根強くいらっしゃいます。

確かに、昔、消費者金融がサラ金と呼ばれていた時代は、ヤクザと思われても仕方ないような金利でお金を貸したり、取り立てを行ったりしていた時期もありました。

しかし、段階的に法整備が進む中で、消費者金融は、かなり健全化され、ヤクザが入り込む隙間はなくなりました。

もし、ヤクザと関係があるようなことを行うと重たい処罰が行われて、場合によっては、貸金業自体ができなくなってしまうリスクがあります。

ですから、現代社会において、消費者金融がヤクザと関係しているという話はあり得ないのです。

ただ、消費者金融がヤクザと関係がないからといって、消費者金融に返済をしなくても大丈夫というわけではないので、それだけは心に留めておいてください。

takeshi1

借金の返済を無視し続ければ、最終的には、差し押さえをされるリスクが発生するので、どうしても返済ができない場合は、早めに弁護士や司法書士の方に相談を行ってください。