任意整理の手続きを依頼する弁護士は、どうやって選べば良いのでしょうか?

任意整理の場合、弁護士選びに失敗すると、大損してしまう可能性があるので注意しなければなりません。

ここでは、あなたが簡単に良い弁護士を選ぶためのポイントについてお伝えしていきます。

任意整理で良い弁護士を選ぶポイント

債務整理に強い弁護士を選ぶ

任意整理を依頼する弁護士を選ぶ上で、最も重要なポイントは、債務整理に強い弁護士を選ぶということです。

基本的に弁護士は、どんな案件でも扱うことが出来ますが、得意分野は必ずあります。

債務整理に強い弁護士は事務所の公式サイトを見ると、

  • 債務整理の手続きをアピールしている(それだけ自信があるということ)
  • 債務整理の具体的な実績がある(相談件数や解決実績などの数字)

という傾向があるのでチェックしてみてください。

なぜ、この点が重要かと言うと、任意整理は債権者との任意の交渉によって行なわれるため、弁護士の実績、経験、そして交渉力によって、結果が大きく変わってくるからです。

任意整理の交渉がうまくいかないと、借金が減らず、損をするリスクが高まるので、必ず債務整理に強い弁護士を選ぶようにして下さい。

事務所が近くにある

任意整理を弁護士に依頼する場合、最低一回は弁護士と直接会って面談をしてもらう必要があります

そのことは、日本弁護士連合会の規約の第3条で明確に決められています。

任意整理は電話のみ(面談なし)でも出来るの?

ですから、自分の住んでいるところに近い弁護士事務所を選ぶと手続きがスムーズに行きやすくなります。

また、東京大阪であれば、債務整理に強い弁護士や司法書士事務所などは比較的多くあります。

ただ、地方に住む方だと、家の近くに事務所があって、かつ債務整理に強い弁護士を探すのは困難になってくるでしょう。

ですから、そういった場合は、債務整理に強くて、かつ全国対応している弁護士に依頼することをオススメいたします。

誠実に対応してくれる

任意整理の手続きをスムーズに行なうには、弁護士との相性が重要となってきます。

いくら優秀な弁護士でも、高飛車であったり、傲慢であったりしたら、うまくこちらの意図が伝わらず、ストレスを抱えることになってしまうからです。

弁護士が任意整理の相談を受ける場合、無料相談で受けるのが一般的な流れです。

ですから、無料相談の段階で、いろいろなことを聞きながら、自分と相性が合うか、レスポンスは早いか、また誠実に対応してくれるかを確認することが大切です。

また、任意整理を行なうと借金を減らせるというメリットがある一方、ブラックリストに載ってしまうというデメリットもありります。

なので、そういったデメリットについても事前にきちんと説明してくれる弁護士を選ぶと安心です。

費用の支払い方法が明確

悪徳な弁護士だと、事前に費用の話をきちんとしてくれない場合があります。

そういった説明不足は、後々の大きなトラブルの原因となってしまいます。

誠実に対応する弁護士は最初から料金体系を明確にしてくれるので、必ず事前にチェックして下さい。

報酬費用の見方

弁護士に任意整理を依頼した場合の報酬費用についてですが、具体的には以下のような項目があります。

  • 着手金:最初に支払うお金
  • 成功報酬:債権者と和解して手続きが出来た場合に発生する報酬
  • 減額報酬:借金を減額出来た金額に応じて発生する報酬(10%が相場)
  • 過払い金成功報酬:過払い金(戻ってくるお金)の金額に応じて発生する報酬(25%が相場)
  • 事務手数料:掛からないところもあります。

任意整理の報酬費用の相場に関しては、こちらをご覧下さい。

任意整理の費用を比較!

また、報酬費用をチェックする上で、大切なのは、初期費用0円、分割払い、後払いなどに対応しているかという点です。

費用の支払いに柔軟に対応してくれる弁護士であれば、金銭的な負担を軽くしながら、任意整理の手続きを進めることが出来るからです。

費用はあくまでも目安

弁護士を選ぶ際、もちろん報酬費用が安いのに越したことはありませんが、費用はあくまでも参考程度に考えておいて下さい。

なぜなら、費用が安くても、弁護士に交渉力がないと、借金を思ったように減らせずトータル的には損をしてしまうからです。

ですから、弁護士を選ぶ際は、報酬費用が安いかという点よりも債務整理に強いかという点の方が重要です。

大手が良いか中小が良いか

弁護士事務所は大手と中小に大きく分かれます。

それぞれのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

大手の弁護士事務所

メリット

  • 債務整理の扱い件数が多いので、手続きがスムーズに行きやすい
  • 拠点が多いので、面談がしやすい可能性が高い
  • 口コミや評判をチェックしやすいし、知名度があるので安心できる

デメリット

  • CMなど広告に力を入れているので、費用が高いところも多い
  • 弁護士に直接相談できる機会が少ない

中小の弁護士事務所

メリット

  • 費用は大手に比べて安めのところが多い
  • 弁護士に直接に相談できるアットホームなところが多い

デメリット

  • 近くに事務所がない可能性が高い
  • 口コミや評判が少なく、チェックしづらい(外す可能性もある)

実際、どちらが良いかとなると、その人の好みによるところもあります。

ですから、大手と中小、それぞれのメリットやデメリットを把握した上で、自分に合った弁護士事務所を選ぶことが大切となります。

司法書士よりも弁護士を選んだ方が良いメリット

任意整理の手続きに関しては、弁護士だけでなく司法書士も行っています。

実際、任意整理の費用を見ると、弁護士よりも司法書士の方が報酬費用は安いです。

そういった意味で、最初から任意整理を依頼すると決めている人は、司法書士に依頼した方が良い場合もあります。

ただ、司法書士は、個人再生や自己破産の手続きとなった場合、裁判所の代理人として立てないなどの制約が生まれるというデメリットがあります。

借金相談は司法書士と弁護士のどちらが良いか考える前に

実際、借金の状況によっては、任意整理ではなく個人再生や自己破産で解決した方が良いケースもあります。

弁護士事務所であれば、そういった場合でも柔軟に対応することが可能です。

ですから、債務整理のどの手続きで借金問題を解決できるのか、分からない場合は、最初から弁護士に依頼をする方が無難でしょう。

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ここに書いた点をチェックすれば、任意整理に強い弁護士を選べる確率はグンと高くなりますし、あとは、気軽に無料相談をして直接確認してみてください。