
借金が返済できなくなると「人生詰んだ、もう死ぬしかない」と精神的に追い詰められてしまう方がいらっしゃいます。
確かに借金が多いだけでなく、収入もままならなかったり、仕事も出来なかったりすれば、「絶望」という二文字が頭をよぎってしまうかもしれませんね。
でも、そんな人でも、復活できる方法を分かりやすく解説していきます。
半信半疑の方も、騙されたと思って、読んでみて下さいね。
目次
人生詰んだら債務整理が強力な味方になる
普通の借金であれば、自力返済を目指す方が良いと思いますが、「借金で人生詰んだ」と思ってしまうレベルなら、債務整理することをお勧めいたします。
債務整理というのは、弁護士や司法書士に依頼して、借金を減額したり、場合によってはチャラにしてもらったりする方法です。
「本当に、それで人生詰んだ状況から復活出来るのか?」
と疑問に思う人がいらっしゃるかと思いますので、順番に説明をしていきますね。
取り立てがストップする
債務整理を弁護士や司法書士に依頼すると、銀行や消費者金融からの取り立てがピタッとストップします。
借金で人生詰んだと思っている人の中には、毎月の返済期限にお金を準備することが出来なくて、ものすごいストレスとプレッシャーを感じている人っていらっしゃいますよね!?
その悩みは、これで一発で解決されます。
あとは、少し、落ち着いた段階で、債務整理の手続きを行いながら、借金を減らす手続きに入っていきます。
任意整理であれば利息がゼロになる
債務整理の中には、任意整理、個人再生、自己破産の手続きがありますが、一番、人気があるのは、任意整理です。
その理由は、裁判所を通さず、最も簡単に出来る手続きだからです。
任意整理を行えば、将来的に掛かる利息が原則的にカットされます。
借金で、人が精神的に追い詰められる理由の一つが高い金利ですよね。
金利が15%とか18%とかになっていたら、借金なんて全然減っていかないので人生詰んだって思いやすいですけど・・・
任意整理なら利息をカットして、あとは元本だけを返済すれば良いので、利息の苦しみからは完全に解放されます。
個人再生であれば住宅ローンも守れる
借金で人生詰んだと思っている人の中には、住宅ローンの返済が出来なくて、家を失う恐怖に苛まされている方もいらっしゃいますよね。
せっかく手に入れた夢のマイホームが競売に掛けられて、家を追い出されたら、それこそ、人生が崩壊してしまうぐらいの恐怖があるかと思います・・・
確かに自己破産をしたら、マイホームは手放さないといけません。
でも、個人再生であれば、住宅ローンを残したまま、借金を約5分の1に減額することも可能です。
「絶対、家は失いたくない」という方は、個人再生をするケースが多いです。
自己破産をしても人生終わりじゃない
任意整理や個人再生や借金を減額して、残債を基本的には3年で分割返済していく手続きです。
でも、そこまでの支払い能力がない方は、自己破産をする可能性が高くなります。
借金で人生詰んだと思っている人は、「自己破産をしたら、人生終わりだ」と絶望しているかもしれませんが、それはまったくの誤解です。
逆に、自己破産は、借金を自力で返済できなくなった人が人生を再出発するために作られた救済措置だからです。
自己破産をしても一定以下の財産は守られますし、自己破産後、約5年~10年はブラックリスト状態になりますが、その期間を過ぎれば、社会的信用は元の状態に戻ります。
つまり、借金をチャラにした後でも、完全復活することが十分可能なのです。
でも弁護士や司法書士に払う費用なんてない
ただ、借金で精神的に追い詰められている人は、「弁護士とかに相談するといってもお金ないし・・・」と思うはずですよね!?
確かに債務整理を行うと、任意整理であれば、債権者一件あたり3~5万円、個人再生や自己破産だと数十万円の費用が掛かってしまいます。
しかし、だからといって落ち込む必要はまったくありません。
収入が少なければ法テラス
もし、収入が一定以下の基準であれば、法テラスという公的機関を利用することによって多くのメリットを得られます。
無料で借金の相談が出来るだけでなく、民事法律扶助という制度を利用して、弁護士費用を立て替えてもらったり、その後、分割払いにしてもらったりすることも可能だからです。
法テラスはまさに弱者の味方です。
弁護士や司法書士は分割払いにも応じてくれる
実は、分割払いに応じてくれるのは、法テラスだけではありません。
弁護士や司法書士に直接、債務整理の相談をしても、分割払いや後払いに応じてもらえる事務所は多いです。
債務整理に強い専門家に最初から依頼すれば、時間の節約にもなります
借金の相談は無料で出来る
弁護士や司法書士に相談をする場合、以前は、30分で5,000円という事務所がたくさんありました。
しかし、最近は、弁護士業界も競争が激しくなってきている事情もあって、無料相談出来るところが増えています。
さらに、他の案件であれば有料でも債務整理であれば、無料で相談が可能というケースも多いです。
なぜなら、借金相談をしたいと思っている人はお金がないことを弁護士や司法書士も重々承知しているからです。
借金で精神的に行き詰っている人は、誰にも相談できなくて困っているはずですよね!?
そんな方こそ、まずは、借金の無料相談を受けてみてはいかがでしょうか?
>>借金をどれだけ減らせる可能性があるか調べてみる【所要時間1~2分】
借金癖が止まらない
借金で人生詰んだと思っている人の中には、借金だけでなく、パチンコなどのギャンブル依存症、或いは買い物依存症など、借金癖が止まらなくて、そういった自分に絶望している方もいらっしゃいます。
確かにそういう状態だと、借金は益々増えていくので、恐怖しかありませんよね。
ですから、そういった場合は、債務整理で借金を減らしつつ、借金癖を治していくことが大切です
借金癖は、自力で治すことが難しければ、病院や自助グループへ行って、カウンセリングを受けながら解決するという方法もあります。
>>借金癖のカウンセリングや治療を受けられる病院などを簡単に探す方法
うつ病で仕事が出来ない
人生詰んだと思っている人の中には、ただ、仕事がないだけでなく、うつ病に掛かって、どうしようも出来ないという方もいらっしゃいます。
うつ病で、精神的な活力が失われると、それこそ、目の前が真っ暗に見えてしまうかもしれません。
もし、うつ病が酷い場合は、障害年金をもらうことも可能です。
債務整理で借金を減らしつつ、障害年金で最低限の収入を確保しながら、打開策を見つけることも可能です。
死ぬしかないなんて思わないで
借金まみれの状態になってしまうと、精神的ににっちもさっちもいかなくなり、人生詰んだと思ってしまうことは、ある意味、しょうがないのかもしれません。
なぜなら、人間の心は、それほど強いものではないからです。
私も、そんなに強い人間ではないので、辛いことがあった時、「自分は何て弱いだ」と何度、痛感したことか・・・
ただ、逆の見方をすれば、そういった人も、ちょっとしたきっかけを掴む中で、また一気に希望が芽生えて来たりするものでなのです。
ですから、借金で苦しい状況に追い込まれても、「死ぬしかない」とは決して思わないで下さいね。

借金で人生詰んだという状況に追い込まれても、状況を冷静に分析して、一つ一つ対処していけば、必ず光は見えてくるので、是非、専門家の力も借りながら、試練を乗り越えていって下さいね。