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借金が500万円まで膨らんでしまうと「やばい、この借金を返済するまでに何年かかってしまうのか?」と大きな不安を感じて動揺してしまう方は多いかと思います。実際、借金が100万円、200万円ぐらいだったら、何とか返済できそうな気もしますが、500万円に達してしまっても「借金500万円なんて大したことない!」と思うことはできるのでしょうか?
その分岐点は、借金をした際、必ず付きまとってくるアレによって決まります。そこで、この記事では、500万円の借金を抱えた場合、どういったポイントに注目すべきなのか、また、どうやって500万円の借金を大したことのないレベルに持っていけるのか、具体的な方法についてお伝えしていきます。
目次
借金500万は大したことない?
そもそも、借金500万は大したことないと思うことはできるのでしょうか。この点について知恵袋を見てみると、納得できる意見がいろいろと見られました。
住宅ローンで500万なら大したことないけど。
自動車や娯楽の為に作った借金ならたいしたことある引用元: Yahoo!不動産
住宅ローンならたいしたことない。
奨学金で無利子か僅かな利子なら、たいしたことではあるが、何とかなる。
年収がその5倍有るなら問題ないかな。
それ以外なら、破たんしています。引用元: Yahoo!不動産
この二つのコメントから分かるのは、借金500万円が大したことないと思えるか、それともヤバイという話になってしまうかは、金利によって決まるということです。「500万円の借金は大したことない」と言っている人のほとんどは、低金利で借りている人だとほぼ断言しても良いでしょう。」なぜなら、借金が500万円まで膨らんでしまうと、金利が少し高くなっただけでも返済が一気に大変になってしまうからです。
金利が高いと借金500万円はヤバイ!
実際、500万円の借金で金利が高いと、どれだけヤバイのか、具体的な数字でご紹介していきます。
平均金利が8%
月々の返済額 | 返済期間 | 完済までに支払う利息 |
---|---|---|
15万円 | 3年2ヶ月 | 673,451円 |
12万円 | 4年1ヶ月 | 877,086円 |
10万円 | 5年2ヶ月 | 1,102,199円 |
8万円 | 6年10ヶ月 | 1,489,465円 |
平均金利が10%
月々の返済額 | 返済期間 | 完済までに支払う利息 |
---|---|---|
15万円 | 3年4ヶ月 | 882,054円 |
12万円 | 4年4ヶ月 | 1,167,505円 |
10万円 | 5年5ヶ月 | 1,494,843円 |
8万円 | 7年5ヶ月 | 2,092,181円 |
平均金利が12%
月々の返済額 | 返済期間 | 完済までに支払う利息 |
---|---|---|
15万円 | 3年5ヶ月 | 1,112,453円 |
12万円 | 4年7ヶ月 | 1,500,294円 |
10万円 | 5年10ヶ月 | 1,966,136円 |
8万円 | 8年3ヶ月 | 2,885,815円 |
金利が高くなって、さらに月々の返済額が10万円を切ってくると、完済までに支払う利息が一気に200万円近くになってくることがお分かりいただけるかと思います。もちろん、月々の返済金額が減ると、もっと利息は増えていきますし、途中でさらに借り入れを行なうと、まさに借金地獄に突入していくのは火を見るよりも明らかです。
>>500万円の借金は何年で返せる?実は利息がとんでもないことに!
借金500万円を大したことないレベルにするには?
金利が高い場合、借金500万円というのは緊急事態です。では、そういった状況に直面した場合、どうやって克服して大したことのないレベルに持っていくことができるのでしょうか? ここではそのための4つの方法をお伝えしていきます。
収入を増やす(副業)
借金500万円を効率よく返済するために必要なことは、やはり繰り上げ返済です。そのために、まず、やるべきことは、収入を増やすことだと言えますね。そのために、副業ができないか探してみることも一つの方法です。
もちろん、会社で副業禁止になっている場合は、内緒でやる必要がありますが、「500万円を絶対返済する!」という強い意志があれば、何とかやっていけるはずです。平日仕事が忙しい人は、週末にアルバイトををしても良いでしょう。1週間に1日、日給1万円のアルバイトができれば、月々の返済額は一気に4万円増やせます。
また、パソコンを使ってネットビジネスを行う人の中には、自宅で作業を行いながら、月に数万円、多い人は数十万~100万円稼ぐ人もいらっしゃいます。そうすれば、500万円の借金なんて、あっという間に返済できますし、早い段階で大したことないと思えるようになることも十分可能です。
支出を減らす(節約)
副業が難しい方でも、支出を減らすことによって、返済に回すお金を増やすことはできるのではないでしょうか。会社勤めの方は、しばらくの期間、飲み会に行くのを控えると1回あたり数千円の節約になります。(人間関係が悪化しないよう、気を付ける必要はありますが)
また、保険料を見直したり、スマホを格安スマホに切り替えたり、家賃が安いところに引っ越しをしたりすることによって、支出を大幅に減らす方もいらっしゃいます。さらに、支出の大半を占める食費に関しても、外食やお酒を控えたり、水筒を持ち歩いて自販機では何も買わないようにしたり、スーパーでお勤め品を探したりすれば、1日に200~300円、月に1万円節約することも十分可能です。
ただ、そういった話を聞くと、中には「月に2~3万円節約できたからといっても、結局、焼け石に水なのではないか?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。しかし、上記の表を見れば分かるように、月々の返済額を今よりも2万円増やせば、返済期間は1~2年短くなり、トータルで支払う利息の総額は、20~30万円以上少なくなります。ですから、たとえ2~3万円の節約でも、それをコツコツ続けることができれば、大きな効果に繋がることがお分かりいただけるかと思います。
借金500万円をおまとめローンに借り換える
500万円の借金を少しでも早く返済するには、副業や節約などの日々の努力も大切ですが、思い切ったやり方で一気に返済していく方法もいくつかあります。その内の一つのがおまとめローンに借り換えるというやり方です。
今、銀行や消費者金融など、複数の貸金業者から10%ぐらいの金利で借りている方は、おまとめローンに借り換えることによって、金利を数%に下げることも可能です。
例えば、楽天スーパーローンだと、おまとめローンであれば、年4.5%~7.8%の金利が適用されます。仮に、その中間の6%で借り換えができたとしましょう。その場合の返済期間や利息の金額は以下のようになります。
月々の返済額 | 返済期間 | 完済までに支払う利息 |
---|---|---|
15万円 | 3年1ヶ月 | 483,382円 |
12万円 | 3年11ヶ月 | 620,776円 |
10万円 | 4年10ヶ月 | 768,037円 |
8万円 | 6年4ヶ月 | 1,010,050円 |
金利が高い場合の表と比べると、返済期間が短くなり、利息の金額もかなり激減することが、お分かりいただけるのではないでしょうか。
借金500万円を債務整理する
借金が500万円の場合、おまとめローンだと審査に通らなかったり、審査に通っても金利が高くて現状とあまり変わらなかったりするケースもあります。また、現在の返済のペースだと、完済の見込みが立たない場合は、弁護士や司法書士を通じて債務整理を検討する方が良いかもしれません。
任意整理では、将来的に掛かる利息を原則カットしてもらうことも可能なので、あとは、元本のみの返済となり、返済スピードは一気に加速します。
>>500万円の借金を任意整理したら月々の返済額はどうなる?
個人再生では、住宅ローンの返済は続けながら、500万円の借金を100万円まで減額することも可能です。それでも返済が難しい場合は、自己破産で借金をチャラにできる場合もあります。少し極端な言い方をすれば、債務整理という方法を使うのであれば、ある意味、500万円の借金も大したことはないのです。
実際に、500万円の借金を債務整理した場合、どれくらい借金を減らせるかは以下の方法を使えば、無料で診断を受けることが可能です。
まとめ
500万円の借金は、住宅ローンや奨学金のように低金利であれば、大したことはないと言うことも可能ですが、銀行や消費者金融から高い金利で借りている場合は、かなりヤバイ状況だと言えます。月々の返済額が10万円を切ってくると、最終的に支払う利息が200万円ぐらいのレベルになってくるので、早急に対処していかなければなりません。
そういった場合は、まずは500万円の借金を返済するためのシミュレーションをしっかり行った上で、副業や節約からチャレンジしてみるのも良いでしょう。また、おまとめローンで金利を下げることによって、完済までの道筋を立てるのも一つの方法だと思います。
しかし、それでも返済が難しい場合は、弁護士や司法書士を通じて債務整理を行ない、返済スピードを一気に加速するというやり方もあります。実際、このような方法を行なっていけば、500万円の借金でも大したことないレベルに持っていくことは十分に可能なので、まずは最初の一歩を踏み出すところから始めてみてください。
借金が500万円まで膨らんでしまうことは金利次第で非常にヤバイと言えますが、状況を冷静に分析していきながら、自分に一番合った方法で、確実に返済できるようがんばってくださいね。