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借金の返済が厳しくなって滞納を続けているとブラックリストに載るリスクが発生します。
実際は、信用情報期間に異動情報が登録されてしまうのですが、ブラックリスト状態になると、ローンを組むなど新しい借金をするのが難しくなってしまいます。
そんな時は、信用情報機関に開示請求を行う必要があるのですが、無料でも確認することはできるのでしょうか?
目次
信用開示請求のデメリットとは?
信用情報の確認は、信用情報機関に開示請求することにってできます。
自分の信用情報を確認して、問題ないことが分かれば、より安心して新たな借入れの審査を受けることができます。
また、信用情報を開示したからといって、信用情報に悪影響が出る訳ではありません。
信用情報の開示請求を行うデメリットは、ただ一つです。
それは、お金と手間が掛かるということだけなのです。
信用情報の確認は無料でできないの?
信用情報の情報開示請求を行う際、一つの信用情報機関あたり約1,000円ぐらいの最低限のお金は掛かってしまうので、無料ではできません。
一応、信用情報機関の一つであるCICは、インターネットで情報開示を行った場合、初回開示から96時間以内に再開示を行った場合、手数料は無料となりますが、初回は有料となります。
ですから、信用情報は無料で確認しようとするのではなく、より安くて効率的な方法を探した方が良いということになります。
信用情報機関に情報開示請求を行う場合の、費用は以下のようになっています。
※料金をクリックするとそれぞれの情報開示請求の解説ページに飛びます。
信用情報機関 | インターネット | 郵送 | 窓口 |
---|---|---|---|
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | 1,000円 | 1,000円 | 500円 |
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 1,000円 | 1,000円 | 500円 |
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 不可 | 1,000円 | 不可 |
上記の一覧表を見てもお分かりのように、最も安く情報開示ができるのは、窓口となっています。
ただ、信用情報機関の窓口は、以下のようにそれほど多くありません。
CICの開示窓口
- 首都圏開示相談室:東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト15階
- 北海道開示相談室:札幌市中央区北3条西3-1-6 札幌小暮ビル8階
- 東北開示相談室:仙台市青葉区中央4-2-16 仙台中央第一生命ビルディング7階
- 中部開示相談室:名古屋市中区丸の内2-20-25 メットライフ名古屋丸の内ビル8階
- 近畿開示相談室:大阪市北区梅田三丁目4番5号 毎日インテシオ 5階
- 中四国開示相談室:岡山市北区下石井一丁目1番3号 日本生命岡山第二ビル 新館4階
- 九州開示相談室:福岡市中央区天神1-2-12 メットライフ天神ビル7階
- CICの開示窓口:札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡
- JICの開示センター:東京(台東区)、大阪(大阪市北区)
JICCの開示窓口
- 東京開示センター:東京都台東区北上野1-10-14 住友不動産上野ビル5号館9階
- 大阪開示センター:大阪府大阪市北区堂島1-5-30 堂島プラザビル6階
ですから、最寄りに窓口がない方は、インターネット(パソコンやスマホ)で開示請求を行うのが、最も早くできるかと思います。
インターネットでの開示請求であれば、窓口と同様、サービス時間内であれば、即日での開示をしてもらうことが可能なので、気軽に信用情報を確認することができます。
すべての信用情報を開示する必要はない
信用情報を確認しようとした場合、3つの信用情報機関、すべてに情報開示請求を行うべきなのか、心配する方がいらっしゃいます。
しかし、その必要はありません。
基本的には、問題のある貸金業者が、どの信用情報機関に加盟しているかチェックして、そこだけに開示請求を行えば良いでしょう。
基本的には、
- CIC:クレジットカード会社など信販会社が多く加盟
- JICC:消費者金融が多く加盟
- KSC:銀行が加盟
となっています。
ただし、業者の中には2カ所加盟しているところも多いので、その点は注意が必要です。
滞納・延滞をしている場合は無料相談を
もし、借金の返済を滞納・延滞している場合、その期間が、61日以上または3ヶ月以上であれば、信用情報に異動情報が登録されている確率が高いです。
ですから、そういった時は、
「ブラックリスト状態に載っていなければ、まだお金を借りられるのに。」
と発想するよりも、
「早く借金問題を解決して、信用情報を回復しよう。」
と発想してみてはいかがでしょうか?
仮に信用情報機関に事故情報が登録されていないことが確認できても、あなたの借金問題は根本的に解決することができないからです。
具体的には、法律の専門家に借金の無料相談を行って、借金を減らすためのアドバイスを受けられることをお勧めいたします。
まとめ
信用情報に情報開示を行うことは、既に、お金には困っていない状況で、ローンを組んだりすることができるかどうか早く知りたいという方には有効です。
しかし、現時点で借金の返済に苦しんでいる方は、信用情報を確認するよりも、弁護士や司法書士に相談することをお勧めいたします。
借金相談は基本的に無料で行ってもらえるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか?