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パチンコで借金が増えてくると、
「こうやって借金が増えているのは自分だけなのかな?他の人達はいくらあるのかな?」
という気持ちが湧いて来ませんか?
ただ、実は他の人達は意外に堅実にパチンコを楽しんでいる可能性が極めて高いのです。
逆に、もし、あなたが借金をしながら、パチンコをしていると、生活がどうなってしまうのか・・・
ここでは、そういった人たちの状態や対処法を解説していきます。
目次
意外なパチンコの借金の統計データ
他の人達が、パチンコでいくら借金をしているのか、チェックする際に2ch(5ch)を見る人も多いかと思います。
そこので、生々しい話を見て、「あっ、自分よりも酷い人はいっぱいいるんだな」と思って、少し安心していませんか?
ただ、客観的なデータを見てみると、実際は、そうでもないことが分かって来ます。
公益財団法人 日工組社会安全研究財団が平成30年(2018年)3月に発表したパチンコ・パスチロ遊技障害全国調査調査報告書によると、「ギャンブルやパチンコ・パスチロのための借金」という質問項目に対して以下のような回答がありました。
- ギャンブルのための借金はない:1602名
- 10万円未満:5名
- 10万円~20万円未満:5名
- 20万円~40万円未満:5名
- 40万円~60万円未満:4名
- 60万円~80万円未満:2名
- 80万円~100万円未満:6名
- 100万円~200万円未満:7名
- 200万円~300万円未満;4名
- 300万円~400万円未満:3名
- わからない:9名
- 無回答:50名
この質問をされた人の数は、1702名でしたが、ギャンブルの借金はないと回答した人は、全体の94%も占めています。
つまり、パチンコで借金がある人は、かなり少数派ということになりますね。
借金まみれになるパターンにハマっていませんか?
私も、パチンコで借金まみれになった人の話はかなり聞いて来ましたが、借金が増えてしまうパターンは大体決まっています。
パチンコを始めるきっかけ自体は人によって様々です。
- 社会人になって親元を離れ、自由になった気持ちから趣味で始めた
- 主婦で家事や育児ばかりの生活に疲れて、ストレス発散のために始めた
みなさん、気軽な気持ちでパチンコを始めるんですね。
また、最初はビギナーズラックという感じで、意外に少しだけ儲かってしまうこともよくある話です。
本当はそこで止めておけば良いのですが、「もうちょっと儲かるんじゃないか」と思って、続けていたら、すぐに手元のお金がなくなります。
そしたら、1~2万円だけお金を借りるんですね。
もちろん、最初は、金額も少ないし、すぐに返済してやると思う訳です。
でも、そのお金は、パチンコですぐになくなる。
そうすると、「この失ったお金を何とか取り戻したい」と思いながら、消費者金融に足が向かっていき、さらに5万円借りる
しかし、パチンコやっていたら、それぐらいのお金なんて、すぐなくなります。
そしたら、「今度こそ」と思いながら、借金を繰り返していく・・・
実は、これこそ、パチンコ依存症の典型的なパターンなのです。
もし、今のパチンコによる借金が数十万円程度だとしても、パチンコ依存症の状態になっていると、あなたの借金はさらに増えてしまう可能性が高いので、注意が必要です。
パチンコの借金生活が続くと・・・
もし、パチンコの借金がいくらであるかに関わらず、あなたがパチンコ依存症のパターンにハマっているのであれば、できるだけ早めに対処をしなければなりません。
なぜなら、今のパチンコの借金生活が続くと、以下のような問題が起こって来るからです。
家族や恋人との関係が険悪になる
パチンコで借金をしている人の中には、そのことを家族や彼氏・彼女に内緒にしている人が圧倒的に多いです。
しかし、いくら内緒にしていても、パチンコの借金が膨らみ続けると、いつかはバレます。
夫婦間であれば、夫婦の信頼関係が大きく傷つき、下手をすれば離婚です。
恋人同士であれば、別れ話になったり、結婚はできなくなったりする可能性は極めて高いでしょう。
仕事がうまくいかなくなる
パチンコで負けが続くと、負けたことばかりを考えるようになって、仕事に集中できなくなります。
パチンコ依存症になると、仕事に対する情熱、やる気、向上心がどんどん失われてしまうのです。
そしたら、当然、ミスも増えますし、会社からの評価も下がってしまいます。
信用情報が悪くなる
パチンコの借金が増え続けると、いつしか返済ができなくなります。
一度でも滞納をしてしまうと、信用情報機関に延滞情報が登録され、滞納の状態を解消しても、約5年間は、滞納していたという情報が残り続けてしまうんですね。
そして、その期間は、新たな借入れができない可能性が高くなるのです。
また、滞納はしなくても、消費者金融からは年収の三分の一を超えた金額を借りることはできなくなります。
信用情報機関では他社からの借入れ金額も記録され続けているので、その借金が影響して、他のローンの審査への影響が出てしまいます。
つまり、せっかく、住宅ローンや車のローンを組もうとしても、できなくなり、あなたの人生設計が大きく崩れてしまうのです。
闇金に手を出してしまう
銀行や消費者金融からお金を借りれなくなる、けれども、パチンコはしたいという人が、次に取る行動は何だと思いますか?
それは、闇金です。
逆に、闇金業者にとって、パチンコ依存症で苦しむあなたは絶好のターゲットです。
もちろん、闇金からお金を借りたら、高い金利で利息を取られて、厳しい取り立てを受けることになってしまいます。
最悪は自殺や犯罪に発展するケースも
あまり、社会的には大っぴらになっていませんが、パチンコで借金まみれになると、人生に絶望をして自殺をしてしまう方もいらっしゃいます。
闇金に引っ掛かって執拗な取り立てに遭って死に追い込まれるケースもあります。
また、パチンコのお金を調達するために、強盗をしてしまう事件も時々発生しています。
ここまでのケースは稀でありますが、パチンコの依存症の行きつく果ては、本当に悲惨であることは知っておいた方が良いでしょう。
パチンコの借金を減らす方法
パチンコ依存症になっている人は、今の生活を早くリセットして、新しい出発をしていく必要があります。
そのために、パチンコ依存症自体を治していくことも大切です。
ただ、それと同時にパチンコでできた借金をできるだけ早く減らす必要があります。
実は、今のあなたの借金はいくらであろうと、弁護士や司法書士に相談して返すことは十分可能です。
具体的には債務整理という手続きを行いますが、
- 任意整理:将来的に掛かる利息をカットして、残債を3年~5年で返済
- 個人再生:住宅ローンだけは残して、他の借金を約5分の1に減額
- 自己破産:すべての借金をチャラにする
という方法があります。
パチンコが借金の原因になっている人は自己破産ができないという噂話もありますが、実際は、そういったケースも自己破産をして借金をチャラにしてしもらうことは十分可能です。
>>ギャンブルによる借金だと自己破産できない?データを見ると・・・
ですから、あまりネット上の意見には惑わされることなく、早めに法律の専門家に相談されることをお勧めいたします。
パチンコの借金がいくらあるかも重要ですが、借金の金額に関係なく、パチンコ依存症になっているのであれば、早めに法律の専門家に相談しながら、適切な対処をしていって下さいね。