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旦那(場合によっては妻)の借金を調べる方法について、解説をしていきます。
もし、あなたの旦那に借金癖があって、自分の知らないところで多額の借金をしてるかもと考えたら本当に不安になってしまいますよね。
そういった時に使える5つの調査方法と、旦那の借金問題の解決方法についてお伝えしていきます。
目次
旦那の借金を調べる5つの方法
旦那の借金を調べるには、主に以下の5つの方法があります。
明細書や通帳をチェックする
ATMを通じて、銀行や消費者金融からお金を借りると、利用明細書が発行されます。
もしかしたら、利用明細書が、旦那の財布やポケットの中に、残っているかもしれません。
その明細書を見つけることができれば、借入れ残高や取引金額などを確認することができます。
また、銀行や消費者金融から振込という形で、融資を受けた場合は、通帳にお金を借りた履歴が残ります。
あと、クレジットカードに関しても、利用明細書が郵送で送られてくるか場合がありますので、そこから残高などを確認することも可能です。
WEBでの履歴をチェックする
しかし、最近はペーパレスの流れが進んでいるので、お金の貸し借りも、WEB上で完結するケースが増えています。
ですから、旦那のスマホやパソコンの閲覧履歴をチェックして、その中に、消費者金融の会員用サイト関連のページが複数あれば、段々が借金をしている可能性が高いと言えるでしょう。
ただ、会員用ページにログインするには、IDとパスワードが必要ですし、仮にそれを探り当てたとしても、プライバシーの侵害にはなるので、あまり勝手に見ない方が良いのかもしれません。
信用情報機関を通じて調べる
もし、旦那の借金をより正確に調べらたい場合は、信用情報機関に情報開示請求を行なうという方法があります。
主要な信用情報機関は、以下の3つとなります。
- JICC(株式会社日本信用情報機構):消費者金融系列が多い
- CIC(株式会社シー・アイ・シー):信販会社やクレジットカード会社系列が多い
- KSC(全国銀行個人信用情報センター):銀行がメイン
これらの信用情報機関はお互いに債務者の情報を共有しています。
ただ、旦那が消費者金融から借金をしているのであれば、JICC(株式会社日本信用情報機構)から当たっていくなど、借金をしているところの系列を見ながら使い分けるようにして下さい。
情報開示の方法はこちらのページで解説していますが、基本的には、パソコン(スマートフォン)、郵送、窓口を通じて申請を行い、費用は1,000円程度となります。
情報開示請求の方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>CIC・JICC・ KSCの違いと信用情報開示の請求方法
※ただし、信用情報機関ではヤミ金からの借金は扱っていないのでご注意下さい。
本人の同意がないと情報開示はできない
しかし、ここで問題になってくるのは、信用情報機関への情報開示請求は、債務者本人、あるいは債務者から同意を得た上で委任を受けた人でなければできないということです。
もちろん、旦那の本人確認書類(免許証やパスポート等)をこっそり使って申請することはできるのかもしれません。
しかし、そういった行為は私文書偽造罪となりますので、旦那に無断で借金を調べるようなことはしないで下さい。
探偵に借金調査を依頼する
さらに、少し強引なやり方ですが、探偵事務所や興信所に依頼をして、旦那の借金を調べてもらうという方法もあります。
しかし、探偵が調べる場合でも、第三者が信用情報機関を通じて借金の情報開示請求をすることはできないという原則は変わりません。
ですから、借金の正確な金額は分からなかったり、調査にかなりお金が掛かったり、また最悪の場合は、探偵が違法行為を行って調べることがあったりしますので、十分気を付ける必要があります。
何よりも、妻が内緒で自分の借金を調べていたことを旦那が後で知ったら、さらに夫婦関係が悪化するリスクがあるので、十分、気を付けて下さいね。
旦那に正直に聞いてみる
最後の方法は、思い切って、旦那い正直に聞いてみるというやりかたです。
旦那が内緒にしている借金を無理に調べようとすると、どうしても制約が出てきてしまいます。
ですから、理想的には旦那さんとよく話をした上で、借金問題を夫婦で一緒に解決していこうとすることが大切です。
もちろん、旦那さんは、どんなことがあっても借金を内緒にしたがるでしょう。
しかし、これは夫婦の根本的な信頼関係に関わる問題ですし、下手をしたら離婚問題に発展しかねません。
ですので、「借金について正直に話してもらえば許すけれども、あとで発覚したら離婚するわ。」ぐらいの気持ちも必要なのだと思います。
離婚で借金も財産分与の対象になる?
もし、旦那の借金が原因で本当に離婚になったら、旦那の借金も財産分与の対象になって、配偶者にも返済義務が発生するのではと心配する人もいるかもしれません。
もちろん、旦那の借金が財産分与の対象になる可能性もありますが、それは、日常家事債務と呼ばれる夫婦の共同生活のために発生した借金のみです。
例えば、
- 家族で使う車のローン
- 家族で居住する住宅ローン
- 子供の教育費
- その他、家庭生活に必要な費用
などです。
しかし、旦那が借金を隠すような時は、ギャンブルや浪費での借金であることが一般的なので、その場合は、財産分与の対象なりません。
旦那が借金をできなくする方法
もし、旦那との交渉が難航しそうな場合、旦那が正直に話してくれるまで、さらに借金を繰り返す可能性があります。
そこで、事前に旦那が借金をできなくなるようにしたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
この場合は、日本貸金業協会で、貸付自粛制度を利用するという方法があります。
この手続きは、配偶者でも旦那が借金をできなくするよう依頼することができるので、どうしても切羽詰まっている人は、こちらに相談してみることも一つの方法です。
貸付自粛制度に申し込むと信用情報機関に貸付を自粛するための情報が一定期間(5年以内)登録されるとうメリットがあります。
しかし、その一方で、
- 3ヶ月を過ぎたら、旦那が自分で撤回・解除できるようにななる
- 切羽詰まった旦那がヤミ金を利用するリスクが発生する
というデメリットがあるので、ご注意下さい。
>>借金できなくする方法(貸付自粛制度)のデメリットと対策法
借金問題は解決できることを伝えてみよう
実際、カードローンを内緒で利用している旦那さんは、借金問題は、そんなに簡単に解決できるものではないと思い込んでいるかもしれません。
しかし、弁護士や司法書士を通じて債務整理の手続きを行えば、ほぼ確実に旦那さんの借金問題を解決することができるでしょう。
もちろん、債務整理の中には自己破産の手続きもあり、借金をチャラにする選択肢しかない人もいるかもしれません。
しかし、その一方で、任意整理という手続きで、借金を減額したり、利息をカットしたりすることによって、裁判所を通さずに借金問題を解決できる人もたくさんいらっしゃいます。
実際に旦那さんの借金をどれくらい減らせるかは、以下の方法を使えば簡単に調べることができます。
こういった方法で借金問題は解決できるということを伝えながら、一緒にがんばっていこうという前向きな姿勢で旦那さんにお話していくのが良いと思います。
まとめ
旦那の借金を調べる方法は、いくつかありますが、下手をしたら、旦那のプライバシーを侵害する可能性があるので、十分、気を付ける必要があります。
また、より正確な借金の金額を把握するための方法もありますが、基本的に本人の同意なしには調べられないというデメリットがあります。
ですから、一番良い方法は、旦那に正直に話してもらえるよう、夫婦でよく話をするのが、最も無難な方法だと言えるかもしれません。
しかし、ただ、旦那に借金があることを責めるだけだと、相手も心を閉ざしてしまう可能性が高いので、借金問題を解決できる方法を提示しながら、前向きな対話の中で、より良い解決策を見つけていかれることをお勧めいたします。

旦那さんの借金癖で悩んでいる方は、”雨降って地固まる”という言葉もあるように、借金問題を解決することを通じて、逆に夫婦の絆を深めていこうというぐらいの気持ちで弁護士や司法書士に相談してみて下さい
夫婦間には秘密がつきものですが、もし逆に旦那に内緒の借金がある場合、バレないように解決する方法は、こちらの記事でご紹介しています。