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任意整理 楽天カード 残す

任意整理を行った後、楽天カードを残すことはできるのでしょうか?

楽天カードは、ポイント還元率が1%と高いなど利便性が高いので、楽天カード以外のクレジットカードを任意整理の対象にしても楽天カードだけは残しておきたいという方もいらっしゃいます。

楽天カードは審査に甘いという話もあり、残せる可能性が高そうにも見えるのですが、実際はどうなのでしょうか?

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

任意整理後に楽天カードと残すことはできる?


任意整理後に楽天カードを残することができるを考える場合、以下のいずれかのパターンであるかによっても状況が違って来ます。

  • 楽天カードを任意整理の対象から外した場合
  • 楽天カードを任意整理の対象にした場合

楽天カードを任意整理の対象から外した場合

まず、楽天カードを任意整理の対象から外した場合ですが、この場合、任意整理後、約5年間は、楽天カードを残すことが難しくなります

なぜなら、任意整理を行うと、楽天が加盟している、信用情報機関(JICCなど)に、契約継続中及び契約終了後5年以内という範囲で、任意整理を行った情報が登録されてしまうからです。

このことは、一般的に、ブラックリスト状態だと呼ばれますが、この状態になると、約5年間は、新たな借入れをしたり、クレジットカードを作ったりすることができなくなります。

楽天カードでは、定期的に途上与信を行なっていますが、その際、楽天カードの利用者が任意整理を行ったことが分かると、強制解約になってしまう可能性が高いのです。

こちらの記事では、楽天カードが途上与信を行なうタイミングは、

  • カード利用残高の増額申請時
  • キャッシング利用時
  • 3ヶ月に1回

だと言っています。

ですから、任意整理を行った直後では、しばらく楽天カードを残すことができても、3ヶ月以内には使えなくなってしまう可能性が高いです

ただ、この場合は、任意整理を行ってから5年以以上経てば、信用情報が回復するので、再び、楽天カードを持てるようになるでしょう

楽天カードを任意整理の対象にした場合

次に、楽天カードを任意整理の対象にした場合についてですが、この場合も、楽天カードを残すことはできません。

ただ、この場合は、楽天カードを任意整理の対象から外した場合と異なり、半永久的に楽天カードを使えなくなる可能性が高くなります

なぜなら、楽天カードの社内のブラックリストに情報が登録されてしまうからです。

一度、そうなってしまうと、一般的なブラックリスト状態が解除された後でも、楽天カードの社内でのブラックリスト状態は、残り続けます。

ちなみに、楽天カードは任意整理を行った場合、比較的、柔軟に対応してくれる傾向があります。

>>楽天カードを任意整理(債務整理)するメリット!

ですから、楽天カードを今後、使う予定がない方は、以下のサービスを使って、どれくらい楽天カードも含めた借金の負担を軽減できるかチェックしてみることをお勧めいたします。

>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1~2分】

楽天カードを作ることと残すことは別問題

しかし、その一方で、任意整理後に新規で楽天カードを作ることができたという人は結構いらっしゃいます

任意整理の返済中でも楽天カードの審査に通った人達のお話は以下の記事にまとめています。

>>任意整理中に楽天カードの審査は通る?(みんなの体験談)

こういった話を聞くと、任意整理後は残せる可能性が比較的高いのではと思う人もいらっしゃるかもしれません。

ただ、ここで一つ忘れてはならないことは、任意整理後に楽天カードの作ることと残すことは別問題であるということです。

なぜなら、楽天カードは、任意整理をした人にとって、作ることは比較的簡単だけれども、残すことは難しいという傾向が強いからです。

実際、ネットを見ていても、そのことを裏付けるような意見が見られます。

楽天の場合「審査に通ってからが真の審査開始」と言われるぐらいなので・・・

楽天は機械審査で新規は簡単に通すけど後で、途上与信を数ヶ月おきにします!
そこで任意整理がバレれば、強制解約の可能性はあるんだよ!

このように、任意整理後に楽天カードを作れたということで喜んでいても、すぐに途上与信で引っかかって、思わぬ落とし穴にハマってしまうリスクがあるのです

楽天カードを残すのに失敗した場合は?

楽天カードは任意整理の対象にすると、確実に使えなくなります。

また、楽天カードを任意整理の対象から外した場合でも、任意整理後は、信用情報機関に事故情報が登録されてしまうため、約5年間は、クレジットカードを使うのが難しくなってしまいます。

ですから、その場合も、途上与信のタイミングなどで、楽天カードも残すことができず、突然、強制解約になってしまう可能性は十分あり得るのです。

ですから、そういった不測の事態が生じても大丈夫なように

ことも一つの選択肢です。

>>任意整理後にクレジットカードを残すことは可能?

いずれの方法も、個人の信用情報は問われないので、強制解約になる心配はありません

takeshi1

任意整理をすると、楽天カードを残すことは難しいですが、任意整理の対象から外しておけば、5年以上が過ぎれば、信用情報は回復し、また楽天カードを使うができるようになるので、それまで少し辛抱をしてがんばって下さい。