※この記事にはプロモーションが含まれています。
借金はいくらぐらいになるとやばい状態になるのでしょうか?
また、借金まみれになる人達は、どういったタイミングで、そういった状態に陥ってしまうのでしょうか?
ここでは、金額ごとの借金のやばさをお伝えしながら、客観的に見て借金がやばいと言える状態、そして解決法についてお伝えていきます。
目次
借金はいくらからやばい?
まず、みんな借金がいくらあるのかが気になるところですが、総務省統計局の統計データによると二人以上の世帯の負債(借金)は、2017年は517万円となっています。
ただ、その内の90%近くは住宅ローンなので、統計データだけだと、借金がいくらからだとやばいというラインが、なかなか分かりづらいところがありますよね。
そこで、まずは、借金の金額ごとのやばさについて、具体的にお伝えしていきます。
あなた自身が、毎月、いくらだったら返済できるのか計算した上で、いくらからやばいのか判断する材料にして下さい。
100万円の借金でもやばい!?
私も経験したことがありましが、借金が100万円を突破すると、桁が一つ増えるので、心理的にやばいと感じやすくなります。
また、借金が100万円ぐらいだと、金利は、15%~18%であることが多いです。
仮に、金利が15%であった場合、仮に、毎月5万円ずつ返済しつづけても、ちょうど2年掛かりますし、完済までに157,936円の利息を払うことになります。
利息だけで、15万円以上払うと考えたら、やばいと感じる方も多いのではないでしょうか。
しかも、これは、毎月、確実に5万円払い続けることができた場合のシミュレーションです。
そこまでの堅実さがあれば、100万円以上、借金ができることはなかった可能性が高いので、逆に借金を増やしてしまうケースも出て来るでしょう。
200万円の借金はやばい・・・
借金が200万円まで増えると、やばさはさらに進行してしまいます。
詳しくは、借金200万円はやばいのかという記事でもまとめましたが、仮に金利15%で、毎月5万円の返済ペースだと、完済までの返済期間は、4年8ヶ月、そして支払うトータルの利息は、789,985円と一気に増えます。
逆に3年で返そうと思ったら、毎月、7万円ずつ返済しなければなりませんし、それでも、利息だけで489,779円支払うことなります。
普通にサラリーマンだったり、お子さんがいて、支出が増えやすい家庭だったりすると、200万円の借金は、かなりやばいと感じるはずです。
300万円の借金は相当やばい
借金が300万円まで、膨らんでしまった場合は、普通の人であれば、相当やばいといっても過言ではないでしょう。
単純計算で、金利が15%であった場合は、完済までに掛かる期間は、9年4ヶ月、最終的に支払う利息は、2,579,717 円ととんでもない金額になります。
仮に、金利が10%に下がって、月々の返済額を8万円に上げても、完済までの期間は、3年10ヶ月掛かりますし、利息の支払い額は612,037円です。
借金が300万円まで増えてしまったら、普通の月給生活を過ごしているだけではダメです。
ちょっと無理をしてでも副業をがんばったりしないと、完済への道筋が見えて来ません。
もちろん、中には、借金300万円を半年で返した人という方もいらっしゃいます。
ただ、これは、ある意味、非常に特殊なケースですし、普通の人にとって、300万円の借金が相当な負担になることは、明らかです。
借金まみれでやばい状態となる分岐点
次に、借金の金額自体というよりは、収入と借金のバランスや、その人の生活の状態から、どういった時にやばいかを解説していきます。
借金が年収の三分の一に迫った時
借金がやばいかどうかは、借金の金額というよりも、その人の収入と支出のバランスによって決まって来るところもあります。
例えば、借金が600万、700万円あっても、年収が1,000万円以上あったら問題はないでしょうし、借金が90万円や100万円でも学生や主婦など収入がほとんどない人であればやばいと言えます。
あとは、一つの基準として、貸金業法で決められている総量規制という観点から考えることもできます。
貸金業法では、消費者金融のキャッシングやクレジットカードを通じて借り入れを行なう場合、年収等の3分の1を超える金額を借りることはできないと決められています。
(住宅ローンや自動車ローンは総量規制の対象外となります)
つまり、逆の見方をすれば、年収の3分の1を超えて借り入れをするのはやばいと判断されたためにこのルールが設定されたとも言えます。
実際に総量規制のルールは2006年12月に成立して2010年6月から完全施行されるようになりましたが、それ以降は、多重債務者に陥る人の数は確実に減っていて、その効果は出ています。
ただ、消費者金融では総量規制のルールが適用されていますが、銀行のカードローンやおまとめローンの場合は、総量規制の適用外となるので、年収の3分の1以上を借りる抜け穴はいろいろあります。
ですので、そういった抜け穴はできるだけ利用しないことが大切です。
返済額に占める利息が半分以上になった時
それとは別に、借金まみれになるかどうか判断するポイントとして、返済額の内、利息がどれくらいの割合を占めるかという点も重要となってきます。
例えば、カードローンやキャッシングで200万円を15.0%の金利で借りていて、月に4万円しか返済できない場合、その内の25,000円は利息となってしまい、元金は15,000円しか減りません。
一つの分岐点として利息が返済額の半分以上を占めると、借金はなかなか減らなくなるので、非常にやばい状態になってきます。
また、毎月の生活費がギリギリだと、さらに借り入れが増えて、借金まみれの生活になってしまうのは時間の問題となります。
収入が激減した時
借金があっても、まだ収入が確保されていれば自転車操業という形でもやっていけます。
しかし、病気やリストラなどで仕事ができなくなり、収入が途絶えると、支出とのバランスが崩れて一気にやばい状態になってしまいます。
普段から、蓄えを持っていない人は、こういった時、本当に危険です。
依存症になってしまった場合
もう一つのやばいパターンとして、買い物、ギャンブル(パチンコ、パスチロ、競馬、競艇など)の依存症になって、借金まみれになってしまうケースがあります。
まだ、借入をする時に返済シミュレーションができている段階であれば良いのですが、依存症の状態になると、そういった計算が一切できなくなってしまいます。
それこそ、ブログを見ていると、パチンコなどで借金まみれになった人が
「借金しすぎで人生詰んだ。」
「借金まみれで人生崩壊じゃ。」
「借金で人生オワタ」
とか絶望的なコメントをしているのをよく見かけます。
そういった人達は気持ちが完全に切れているので、本当にやばい状態だと言えるでしょう。
借金がやばいと感じたらやるべきこと
もし、借金がいくらからとか関係なく、やばいと感じたら、一人で悩まずに、早めに専門家に相談をすることが大切です。
実際、収入が途絶えた人は、アルバイトなど何でも良いので新たな収入源を探す必要があります。
パチンコなどのギャンブルや買い物の依存症になっている人は、依存症や借金癖を治すことが大切です。
そして、それとともに借金まみれになった状態をまず何とかする必要があります。
具体的には、弁護士や司法書士を通じて債務整理を行なうというやり方になりますが、以下の方法を使えば、債務整理でどれだけ借金を減らせるか無料で調べることができます。
もちろん、借金が膨らみすぎると、最後は自己破産をせざるを得なくなってしまうかもしれません。
しかし、そこまで行かなくても利息をカットしたり、月々の返済金額を大幅に減らしたりすることを通じて、やばい状態を回避するという方法もあります。
借金まみれでやばい状態を放っておくと、どんどん泥沼にハマってしまうので、早めに対処法を知って、問題を解決していきましょう!