自己破産 失敗したら

自己破産を検討している方の中には、失敗したらどうなるのか、不安に思われる方もいらっしゃいます。

ただ、自己破産ができない確率は統計上ほぼ0%となっています。

ですから、自己破産で失敗したらというのは、ほぼ仮定の話になってしまうのですが、その点も含めて解説をしていきます。

免責がおりなかったケースってあるの?

自己破産が失敗してしまう要因の一つとして免責不許可事由に該当してしまうということが挙げられます。

詳しくはこちらの記事で詳しく解説しています。

自己破産ができない場合~免責不許可事由に該当したらダメ?

ただ、万が一、免責不許可事由に該当してしまっても、実際には、裁量免責という形で免責されるケースがほとんどです。

ここで統計データを見てみましょう。

2014年破産事件及び個人再生事件記録調査の資料によると、2014年は、破産申立てが1240件あったのに対し、責許可が決定になったのは1195件となっています。

つまり、自己破産の成功率は96.37%ということになります。

逆に、免責がおりなかった確率は3.63%ということになりますが、この中には、申立てを棄却または取り下げをしたり、申立人が途中で不明になったり死亡になったりした件などがいろいろ含まれています。

さらに、免責不許可決定が正式に決まったのは0件となっています。

ですから、まともにやって免責がおりなかった割合は2014年に関しては0%となっているのです

こういったデータを見ても自己破産が失敗することは、まずあり得ないことが分かります。

自己破産ができない場合はどうなる?

自己破産ができない場合と行っても、実は2パターンあります。

返済能力がある場合

一つ目のパターンは、実際は返済能力があることが判明したため、自己破産ができないというケースです。

この場合は、任意整理や個人再生など別の債務整理の手続きで解決をしていくようになります。

ただ、こういったケースは自己破産に失敗するとは言えないですよね。

返済能力がない場合

また、もう一つのパターンとして、返済能力がないケースが挙げられます。

この場合は、消滅時効が来るのを待った上で、時効の援用を行なうしかありません。

借金の時効は、

  • 家族や友人から借りた場合;10年
  • 銀行や消費者銀行など法人から借りた場合:5年

となっています。

しかし、最終的に時効が成立するのは簡単ではないので、ご注意ください。

借金返済をしないで時効が来るまで待つのはこんなに大変!

takeshi1

ただ、自己破産を失敗することは、最初に書いたようにまずないので、是非、希望を持って法律の専門家に相談されることをオススメいたします。