株 借金

株で大損し借金を抱えたという失敗談を聞いて、なぜと思う人は意外と多いかもしれません。

仮に株価が暴落しても、元手の資金が0になるだけで借金は出来ないと考える人もいるからです。

しかし、株もやり方によっては、大損して借金まみれになることもありますので、ここではライブドアの事例も交えながら解説をしていきます。

また、株の借金でお困りの方は、一度、こちらの方法でどらくらい借金を減らせるか調べてみて下さい。

株で借金が出来る仕組み

株の取引は大きく分けて、現物取引と信用取引に分かれます

現物取引は、あくまでも元手の資金で売買をする方法となります。

ですから、このやり方ですと、元手の資金を借金して集めてこない限りは、株価が下がってもマイナスになることはありません。

しかし、信用取引の場合は、担保金として預けたお金の3倍までレバレッジを掛けて売買をすることが出来ます。

レバレッジを利かせたお金で、株を買うことも出来ますし、株を借りて売る(空売り)ことも出来ます。

ただ、信用取引では、基本的に6ヶ月以内にお金を返さなければならないルールになっています。

ですから、もし、それまでに株価が大きく変動し、多額の損失が生まれてしまうと、元手のお金を差し引いたお金がそのまま借金となってしまうのです。

ライブドア株で大損した人達

株で大損して多額の借金を抱えてしまった例として、ライブドアのケースが有名です。

2006年1月16日に、東京地検特捜部が当時、堀江貴文社長が経営していたライブドアを強制捜査をことにより、1月17日に596円だったライブドアの株はストップ安の状態になってしまったのです。

それから、しばらくの間、ライブドアの株を所有していた人は、まともな株取引をすることが出来なくなってしまいました。

そして、1月25日に再び取引が出来るようになった時、ライブドアの株かは155円まで下がっていたのです。

こちらのブログの方は、当時、信用取引でライブドアの株を203,000株を保有していたそうです。

具体的な損失額は書いてありませんが、株価は596円から155円まで、一気に441円下がったので、その差額は89,523,000円と1億円弱の損害を被ってしまった計算になります。

中には、現金を担保にして3倍の資金でライブドアの株を購入した人が、その株でさらに3倍のライブドアの株を購入するという信用二階建てという方式で運用していた人もいたそうです。

そういった人達は、株価が暴落した時、さらに悲惨な運命を迎えるようになります。

もちろん、ライブドアの事件は稀なケースですが、株の世界では、こういったことが時々起こることを頭の片隅に入れておく必要があります。

株の借金を債務整理する場合

もし、株で多額の借金を抱えて債務整理を行なうことになった場合、一点注意することがあります。

それは、借金の原因が株であった場合、自己破産を行なおうとすると、破産法第252条第1項4号で定められている以下のような免責不許可事由に該当してしまう可能性があるからです。

浪費又は賭博その他の射幸行為をしたことによって著しく財産を減少させ、又は過大な債務を負担したこと。

株取引は、”その他の射幸行為”の中に含まれてしまってしまうので、借金が免責されない可能性が出て来ます

ただ、株での損失が借金の一部に過ぎない場合は免責不許可事由に該当しないケースもあります。

また、免責不許可事由に引っ掛かった場合でも裁量免責という形で、借金の免責が認められるケースも多いので、担当の弁護士に相談しながら進めるようにて下さい。

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ちなみに借金の理由が問題になるのは、自己破産だけなので、個人再生などを行なう場合は、株で借金を抱えるようになった人も通常の流れで手続きを進めていけるようになります。