※この記事にはプロモーションが含まれています。

ハウスリーブ 審査 信用情報

大東建託の物件で賃貸をしようとしたら、ハウスリーブの審査を受ける必要があります。その際、信用情報は照会されるのでしょうか? 特に、任意整理をした人は、信用情報をチェックされると審査に落ちる可能性は高くなるので、気になるところだと思います。せっかく良い物件があっても審査に落ちてしまうとショックは大きいものですからね。

そこで、この記事では、ハウスリーブの審査で信用情報は照会されるのか、そして任意整理をした人は審査に落ちるのか、また、ハウスリーブの審査に落ちる人とは具体的にどういった人なのかという点について徹底的に解説していきます。

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

ハウスリーブの審査で信用情報は照会される?

早速ですが、まず結論からお伝えしてしまうと、

  • ハウスリーブの審査で信用情報が照会されることはありません。

ハウスリーブは、大東建託グループの保証会社で、大東建託パートナーズ株式会社が管理する物件で賃貸契約をしようとする際には、原則、加入するよう求められます。

ハウスリープの連帯保証人不要プラン(居住用)の案内ページを見ると、契約をした場合、保証委託料として、契約時には22,000円、そして毎月、賃料などの2.2%か5.5%を支払う必要がありますが、連帯保証人が不要となるので、家族に連帯保証人を頼みたい人にとっては、便利な制度ですよね。

ハウスリーブは家賃保証や賃貸保証を行う会社ですが、賃貸系の保証会社は大きく分けて、4つのグループに分かれます。

  • 信販系保証会社
  • LICC系保証会社
  • LGO系保証会社
  • 独立系保証会社

この中で、ハウスリーブ株式会社が加盟しているのは、LGO系保証会社です。ただ、LGO系保証会社は、信用情報機関の情報を照会しません。また、他社と情報共有をあまり行っておらず、独自で審査を行っているケースが多いので、審査は甘いと言われているのです

任意整理をしてもハウスリーブの審査に通る?

ハウスリーブの審査で信用情報は照会されないという話を聞くと、任意整理をした人、あるいはこれからしようとしている人はピンと来るかもしれません。実は、任意整理をしたことは、ハウスリーブの審査には影響しないのです。

通常、任意整理をした人が、住宅ローンや車のローンを組もうとすると、必ず信用情報が照会され、そこで、任意整理をしたことが分かってしまうため、審査に落ちてしまいます。しかし、ハウスリーブが加盟しているLGO系保証会社は、信用情報を照会しないので、任意整理をした人、もっと極端な話をすればブラックリスト状態の人でもハウスリーブ審査に通る可能性は十分にあるということなんですね。

信販系の保証会社には注意
ちなみに、先ほど、お伝えした賃貸保証会社の4つの種類の中で、任意整理をした人が気を付けなければならないのは、信販系の保証会社です。

信販系の保証会社としては、オリコフォレントインシュア、ライフ安心プラス、エポスカードなどがありますが、これらの保証会社は、審査の際に、CICという信販系会社が多く加盟している信用情報機関の情報を照会します。そこで、任意整理をしたことが分かってしまうため、審査に落ちる可能性は非常に高くなるのです。

信用情報機関については以下の記事で詳しく解説しています。
>>CIC・JICC・KSCの違い!信用情報開示請求はどこにすべき?

ハウスリーブの審査に落ちる人の特徴は?

では、逆に、ハウスリーブの審査では、どういった人が落ちやすいのでしょうか?もちろん、ハウスリーブの審査基準は、公開されていませんが、一般的には、

  • 契約を行う人の収入や勤務先がどうか
  • 社会保険証と国民健康保険のいずれかを使っているか
  • 大東建託の物件を過去に利用した際、滞納などのトラブルはなかったか

という点が重要視されると言われています。

収入が多く、勤務先が東証一部上場企業などの大企業であったり、公務員であったりした場合は、当然ならがら審査は有利に働きます。また、社会保険証を持っていれば、審査に通りやすくなる一方で、国民健康保険だと、審査が厳しくなる傾向があります。

そして、最後に、大東建託の物件を以前に利用して、何かトラブルを起こしてしまった場合は、審査に落ちる可能性が高くなることは言うまでもありません。ですから、任意整理をしていても、必ず審査に通るという訳ではなく、上記のような観点が重要視されるということなんですね。

クレジットカード払いは難しい

任意整理をしたことはハウスリーブの審査に影響しませんが、その一方で、覚えておくべき点は、家賃をクレジットカード払いにすることはできないと言うことです。

なぜなら、任意整理をすると、任意整理後、約5年間は、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいますが、その期間はクレジットカードを持つことが難しくなってしまうからです。任意整理をすると、新規のクレジットカードを作るのが難しくなってしまうだけでなく、既存のクレジットカードも使えなくなってしまうので、注意しなければなりません

>>任意整理から外したクレジットカードも強制解約になる理由

まとめ

ハウスリーブの審査を受けても信用情報は照会されません。そのため、任意整理をしたことは、ハウスリーブの審査に直接、影響を与えることはないのです。ですから、収入などの属性が良かったり、社会保険証を持っていたりするのであれば、あまり心配することなく審査を受けてみることをおすすめいたします。

また、これから任意整理を考えている人の中には、将来的に賃貸契約で、保証会社を利用することができなくなるのではと心配する方がいらっしゃるかもしれません。ただ、ハウスリーブに限らず、信販系の保証会社でなければ、任意整理を行うことは影響しませんので、その点ではご安心下さい。

takeshi1

任意整理を行うと、確かにブラックリスト状態になり、新たな借入れが約5年間できなくなるというデメリットがありますが、ハウスリーブの審査など、影響を受けないこともいろいろありますので、正しく理解していかれることをおすすめします。