旧姓の時の借金は踏み倒しをすることが出来るのでしょうか?

また、旧姓時に滞納などをした女性が、結婚して苗字(名字)が変わったらお金を借りたり、ローンを組んだりすることが出来るのでしょうか?

ここでは、旧姓の時の借金をどう取り扱うべきかという点について解説していきます。

旧姓の時の借金はバレる?

もし、女性が旧姓の時に滞納などをして信用情報に事故情報が載った状態(ブラックリストに載った状態)になっていたとしましょう。

その人が結婚をして名字が変わり、戸籍上でも改名されると、旧姓では組めなかったローンを組んだり、クレジットカードを作ったりすることが出来るようになるのでしょうか?

結論から言うと審査に落ちる可能性は極めて高いです

なぜかというと、銀行や消費者金融は旧姓の借金対策を徹底しているからです。

まず、借入れやローンの申込の際は、旧姓を記入する欄は必ず存在します。

仮にその欄を無視したとしましょう。

すると信用情報では新しいあなたの名前は、滞納どころか借入履歴もない完全な白紙の状態になっています。

そのような状態だと、旧姓の時の借金があったのではないかと逆に怪しまれるのです。

そして、下の名前、生年月日、住所など、免許証などの身分証明書もチェックしながら、しっかり調べられます、

その結果、消費者金融や銀行は、あなたが結婚をしていたことが分かり、旧姓の時の借金がバレれば、あなたの信用はもっと悪化するようになります。

旧姓の時の借金は踏み倒せない

旧姓の時の借金は結婚して名字変更したら踏み倒せると思う人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、旧姓の時の借金は滞納状態になったまま、信用情報機関に残り続けます。

もちろん、銀行や消費者金融などからの借金の時効は5年間となっています。

けれども、消滅時効が成立するには時効援用の手続きを行なわなければなりません

また、借金が滞納した状態になった場合、貸金業者は旧姓の時のあなたの住民票を照会することが法律で認められています。

そこで、バレてしまう可能性も非常に高いのです。

残念ながら世の中はそんなに甘くはありません。

さらに、旧姓の借金は放っておくと、遅延損害金が加算されて、どんどん膨らんでいきます

ですから、名字変更をしたとしても、旧姓の時の借金は決して放置することなく、きちんと返済をするか、整理されることをオススメいたします。

旧姓の借金は債務整理も可能

もし、旧姓の借金の返済が難しい場合は、任意整理など債務整理を通じて、利息をカットしたり、月々の返済額を減らしたりすることが可能となります。

銀行や消費者金融から取引履歴を取り寄せるには旧姓で申請すれば大丈夫です。

結婚をした女性の中には、旧姓の時の借金を夫にも内緒にしている方も多いです。

しかし、弁護士や司法書士には守秘義務があるので家族に決してバレることがないよう相談することが出来ます。

また、債務整理の中でも特に任意整理であれば、家族にバレずに旧姓の借金問題を解決することが可能です。

ちなみに債務整理をすれば、債務整理後は約5年~10年間、ローンを組むなどお金を借りたり、クレジットカードを作ったりすることが出来なくなります。

ただ、その期間を過ぎれば、あなたの信用情報は再び元の健全な状態に戻るので、長い目で見れば、旧姓の時の借金を放置するよりも遥かにマシだと言えます。

takeshi1

旧姓の借金に関しては決して踏み倒そうとするのではなく、法的な手順に従って、きちんと解決するようにして下さい。