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借金が240万円まで膨み、かつ収入が20万円台ぐらいだと返済は、かなりキツクなりますよね。
ここでは、実際に240万円を返済している方の体験談を紹介しながら、任意整理や個人再生など、債務整理を行った場合のメリットやデメリットについて解説をしていきます。
目次
借金240万円の返済状況
今回、返済状況を教えて頂いた40代のY男さんは、既にバツイチなのですが、息子さんの関係で謝金が増え、現在240万円を返済している状況です。
借金240万円の内訳
Y男さんが抱えている240万円の借金の内訳は以下のようになります。
- 教育ローン(金利2%):20万円
- マイカーローン(2%):20万円
- 楽天スーパーローン(金利10%):150万円
- セゾンカード(金利18%):50万円
元々、セゾンカードの借金が多かったのですが、金利が高いため、楽天スーパーローンに借り換えをしたとのこと。
ただ、気が付けば、セゾンカードの借金も気づくと増えてしまったそうです。
やはり、借り換えをして、月々の返済額が減ると、ついつい気が緩んでしまいやすくなるものですよね。
収入と支出
Y男さんの給料は、手取りで23万円です。
それに対して、支出は以下のような感じになっています。
- 家賃:50,000円
- 食費:40,000円
- 電気代:4,000円
- 水道代:1,000円
- ガス台:7,000円
- 携帯電話:8,000円
- インターネット代:4,000円
- ガソリン代:6,000円
- 車検代:3,000円
- 保険料:4,000円
- 返済:90,000円
支出の合計は、22万江弱なので、ほぼ、ギリギリの状態です。
支出の一覧を見ても分かるように、9万円という返済額が家計の大きな負担になっていることが分かります。
借金240万円の返済の苦労話
家計の数字を見ても分かるように、Y男さんはかなり苦労されています。
食費は1日千円以内
食費は、4万円と、かなり切り詰めていることが分かります。
ただ、実際の食費は、1日1,000円以内で済ませていることが多いので、一か月だと、4万円より少ないかもしれないと、Y男さんは話していました。
保険料は必要なもの以外すべて解約
保険料も車の保険料のみで、最低限にしています。
以前は、生命保険やがん保険など高額な保険を掛けていたのですが、返済のためにすべて解約されたそうです。
高額な保険は、やめました。車で事故をしたら相手方に大変なので車の保険は掛けています。
そのほかの生命保険や、がん保険などの高額保険は全て解約しました。
保険を解約すると不安に思う人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、Y男さんは、
「健康である以上特に問題は感じないし、保険をかけるのがスタンダードなのは日本だけですよ。」
と少し開き直ったように話していました。
不用品を売る
ただ、それでも返済はキツク、このままだと破産しそうだということで、Y男さんは家の不用品を売っているそうです。
趣味の本やCDは、ヤフオクやメルカリ、そしてアマゾンで売ったとのことです。
カメラとかブランドのバッグや服は高額で売れるそうですね。
あまり身の回りのものを売り過ぎると淋しい気持ちになってしまうのかもしれません。
ただ、Y男さんは、売ったものは不要なものなので特には心が痛まなかったし、断捨離にもなって良かったと前向きに捉えていらっしゃいました。
債務整理をした場合のメリット・デメリット
では、もし、Y男さんが債務整理をした場合、返済はどれだけ楽になるのでしょうか?
個人再生を行った場合のメリット・デメリット
例えば、個人再生を行った場合、240万円の借金は100万円まで減額することも可能です。
自己破産のように借金をゼロにする訳ではありませんが、それでも借金を大幅に減額できるのが個人再生の大きなメリットです。
そして、残債は基本的には3年で分割返済するので、月々の返済額は、28,000円弱まで抑えることもできます。
そうすれば、現在、返済に回している9万円の内、6万円以上は手元に残せますね。
ただ、個人再生をする場合、住宅ローン以外の借金はすべて対象にしなければならないというデメリットがあります。
Y男さんは、車のローンの返済が残っているため、原則、車は手放さなければならなくなってしまいます。
ただ、条件によっては、車を残すことができるかもしれないので、弁護士や司法書士に一度、相談してみる価値はあると思います。
>>個人再生での車の引き上げ時期はいつ?拒否することは可能?
任意整理を行う場合のメリット・デメリット
もし、車を守りながら、債務整理で借金を減らしたいという場合は、任意整理の手続きができないか検討してみるのも一つの方法です。
Y男さんの場合、教育ローンも車のローンも金利が低いので、この2つは任意整理の対象から外しても良いでしょう。
そして、楽天スーパーローンやセゾンカードを任意整理の対象にします。
任意整理は個人再生に比べると、借金の元本はなかなか減らせないというデメリットがあります。
しかし、原則として将来利息をカットししてもらうことが可能なので、月々の返済額を減らせるというメリットがあります。
さらに、楽天は、任意整理に対して柔軟に対応しており、長期の返済にも対応してくれるケースも多いです。
任意整理で将来利息をカットできた場合、返済期間が長くなっても余分な利息を払う必要はないので、その分、債務者に有利に働きます。
実際、返済の負担をどれくらい減らせるかは、無料で簡単に調べることができるので、気軽に試してみて下さい。
まとめ
借金が240万円ある人の返済状況を聞いてみると、食費や保険料を削ったり、不用品を売ったりするなど、様々な苦労されていることが分かって来ます。
ですから、借金240万円の返済シミュレーションを立ててみて、もし、ギリギリの生活が当分続きそうなのであれば、債務整理で返済負担を一気に減らすシミュレーションをしてみても良いかと思います。
借金が240万円まで膨らんだからといって、必ずしても自己破産をする必要はありませんし、任意整理や個人再生で解決できてしまうケースも多いので、まずは弁護士や司法書士に気軽に相談をしてみて下さい。