借金が200万円ある場合、任意整理で月々の返済額はいくらまで減らせるのでしょうか?

以前、過去の利息を払い過ぎていて過払い金が発生し、任意整理で元本が劇的に減るケースがよくありました。

しかし、最近は過払い金が発生するケースも減っているので、任意整理はしない方がいいのではと思う方も多いです。

ここでは、借金200万円を任意整理するメリットはあるのが具体的に検証していきます。

任意整理で借金200万円の月々の返済額は?

任意整理を行なうと、原則として将来利息をカットすることが出来ます。

そして、残債を3年~5年で分割返済するよう各債権者と和解することになるのですが、その時の返済期間は、弁護士や司法書士と債権者との交渉によって決まります。

返済期間ごとの月々の返済額は以下のようになりますね。

  • 3年で返済:55,555円
  • 4年で返済:41,667円
  • 5年で返済:33,333円
  • 7年で返済:27,778円

返済期間を延ばせば延ばすほで、月々の返済額は劇的に減っていきます。

通常の返済の場合は、金利による利息が付くので、返済期間が延びると、最終的に支払う利息も増えてしまいます。

しかし、任意整理の場合は、利息が付かないので、返済期間が延びても、債務者の負担が増える訳ではありません

もちろん、返済期間を長く出来るかどうかは、弁護士や司法書士と債権者との交渉次第となりますが、実際、どれくらい借金の負担を減らせるか一度相談をしてみても良いかと思います。

月々の返済額が減っていない!?

しかし、中には、「今の返済金額は毎月数万円だから、任意整理をしても月々の返済金額はそんなに減らないなあ」と思う人もいらっしゃるかもしれません。

ただ、ちょっと待って下さい。

あなたは今のペースで借金を返済した場合、最終的にいくらぐらいの利息を支払うことになるでしょうか?

自力返済だとこんなに損をしている

仮に、現時点で毎月55,000円返済をしていたとします。

その場合の返済期間と最終的に支払う利息の総額は金利によって以下のように変わります。

金利 期間 完済までの利息の合計
10% 3年8ヶ月 392,632円
12% 3年10ヶ月 498.467円
15% 4年1ヶ月 683,660円

任意整理をすれば、上記の利息を支払う必要がなくなります。

任意整理の費用は、債権者1件あたり、3万~5万円というのが相場です。

例えば、3社から借入れを行っていれば、弁護士や司法書士に支払う費用は9万円~15万円ということになりますね。

ですから、この金額を、本来払うべきであった利息分から差し引けば、その分、あなたは損失を免れることになるのです。

時は金なり!

あと、もう一つ重要な観点があります。

毎月55,000円ずつ払っていけば、任意整理であれば3年間で200万円の借金は完済できますよね。

そして、完済したら、毎月55,000円が、あなたにとって自由なお金になるのです。

しかし、その一方で、自力返済の場合は、3年以上、55,000円を払い続ける必要があります。

ここで、先ほどの金利毎の返済期間から任意整理で完済できる3年間を差し引いてみましょう。

すると、以下のような金額分がさらに利益としてプラスされることが分かります。

金利 余分に支払う期間 任意整理を行えば
10% 8ヶ月 44万円プラス
12% 10ヶ月 55万円プラス
15% 13ヶ月 71万5千円プラス

月々の返済額は減らなくても

では、最後に、支払いが免除される利息の金額と、自力返済をするまでの返済期間中までにプラス出来る金額を足して、そこから任意整理に掛かる相場の費用(3社で15万円掛かったと想定)を引いてみましょう。

すると、金利毎のトータルの利益は以下のように計算されます。

金利 免除される利息の合計 本来の返済期間までにプラスされる費用 トータルの利益
10% 392,632円 440,000円 682,632円
12% 498,567円 550,000円 898,467円
15% 683,660円 715,000円 1,248,660円

仮に月々の返済額が減らなかったとしても、最終的にあなたが得られる利益の総額は劇的に増えることがお分かり頂けるかと思います。

まとめ

借金200万円を任意整理した場合、月々の返済額は返済期間によって決まりますし、返済期間は弁護士や司法書士と債権者との交渉によって決まります。

場合によっては任意整理後の返済額は今の返済額とほとんど変わらないかもしれません。

ただ、客観的に計算をしてみれば、月々の返済額は変わらなくても、最終的に得られる利益は大きい可能性は高いので、その点では是非、希望を持って頂ければと思います。

takeshi1

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