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200万の借金を返すにはどうすれば良いのでしょうか?
もちろん、収入が多ければ余裕で返せるよという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、収入が少なかったり、余分な出費が多かったりすれば、やばいと感じる方も多いようです。
ここでは、200万円の借金を返すための具体的な方法について解説をしていきます。
目次
200万円の借金の返済事例
実際に200万円の借金を抱えてしまった方は、どのような家計状態なのでしょうか?
例えば、こちらの方は家族4人暮らしで消費者金融から金利15%で200万円の借金をしていて、月収が手取りで27万円ですが、家計は以下のような状況になっています。
- 給料(手取り):270,000円
- 家賃:52,000円
- 光熱費:15,000円
- 消費者金融への返済:30,000円
- クレジットカードのリボ払い:6,000円
- 携帯(二人分):13,000円
- 通信費:7,000円
- 小遣い:30,000円
- 雑費(新聞、保険、NHK、町内会費など):10,000円
- ガソリン代:10,000円
- オムツ・ミルク代:10,000円
- 生活費(食費など) :57,000円
- 養育費:30,000円
これで、毎月プラスマイナスゼロですから、まったく余裕のない家計状態とであることが分かります。
家計の状況を見ると、こちらの方は、決して、贅沢な暮らしをされている訳ではありません。
また、ここで一つ気を付けないといけないことは、ギリギリの生活をしていると、突然の出費があった時に対応ができなくなってしまうということです。
ですから、早めに200万円の借金を減らして、貯金も作れるぐらいの状況に変えていく必要がありますよね。
200万の借金を返すにはどうすれば良い?
では、どうれば200万円の借金を効率的に返済をしていくことができるのでしょうか?
節約
既にこちらの方は、かなり節約をされているかと思います。
食費を含めた生活費が57,000円だと、一か月に換算すれば、2,000円弱となっており、これ以上、節約するのは厳しいのかもしれません。
あと、できるとすれば、
- 電話を大手キャリアから格安スマホに切り替える(月数千円の節約は可能です)
- お小遣いを数千円減らし、飲み会なども控える
- 新聞は解約して月3,000円ぐらいを節約
といった感じで、うまくいけば毎月1万円以上は節約することも可能だと思います。
収入を増やす
こちらのご家庭はお子さんがまだ小さいので、奥さんが専業主婦になっています。
確かにお子さんを預けることが難しいとパートなどの仕事をするのは難しいですよね。
自宅で行う内職なら、まだできるのかしれませんが、見つからない可能性もありますし、単価がメチャクチャ低い可能性も十分あります。
そういった時、お勧めなのがパソコンを使った仕事です。
パソコン1台とネット環境があれば、
- アフィリエイトをする
- クラウドソーシングの会社に登録して仕事をする(初心者であればライティングの仕事などもお勧め
- 転売をする(せどり、ヤフオク、メルカリなど)
- ポイントサイトを利用する
などの方法でお金を稼ぐことも可能です。
借り換えを行う
こちらの方は、200万円を金利15%で借りています。
実は、この借金で金利15%というのは、かなりやばいと思います。
なぜなら、毎月30,000円ずつ返済した場合、完済まで返済シミュレーションは以下のようになるからです。
- 完済まで期間:145か月(12年1ヶ月)
- 完済までに支払う利息:232万6887円
つまり、こちらかの方は、今後、10年以上も、毎月、一生懸命節約をしながら、トータルで200万円以上のお金を消費者金融に支払うことになるのです。
返済シミュレーションを立てると、いかに馬鹿げたことをしているかが分かりますよね。
ですから、もし利用できるのであれば、銀行のおまとめローンに借り換えをした方が、まだ金利を低く抑えることができます。
仮に6.9&まで金利を下げることができた場合、完済までの返済シミュレーションは以下のようになります。
- 完済まで期間:85か月(7年1ヶ月)
- 完済までに支払う利息:52万9432円
おまとめローンに切り替えるだけで、200万円弱の節約になります。
債務整理の有効性
ただ、200万円の借金をもっと根本的に解決したい場合は、弁護士や司法書士を通じて、債務整理を行うという方法もあります。
債務整理というと自己破産を思い浮かべる方も多いですが、任意整理や個人再生を選択して、債権者に対して、借金を返し続けることも可能です。
任意整理や個人再生を行った場合
例えば、任意整理を行って、将来利息をカットしてもらえれば、200万円を元本のみ返済していくことができます。
あとは、債権者と交渉を行って、月々30,000円での返済が可能となれば、約67か月(5年7ヶ月)で200万円の借金を完済することができます。
また、個人再生を行えば、200万円の借金は100万円に減らすことも可能です。
個人再生の場合、弁護士や司法書士へ支払う費用が数十万円ほど掛かるので、その点を考慮する必要がありますが、それでも毎月3万円ずつ返済しても3年ほどで完済できる道を見えてくるので、検討してみる価値はあるかと思います。
債務整理のデメリット
もちろん、債務整理を行うとデメリットもあります。
債務整理を行うと、信用情報期間に事故情報が登録されてしまうので、約5年~10年は新たな借入れができませんし、クレジットカードも使えなくなってしまいます。
ですから、クレジットカードの支払い関してはデビットカードに切り替えるなどの対応が必要となって来ます。
また、個人再生を行う場合は、住宅ローンが残っていても、住宅ローン以外の借金を減らせるというメリットがあります。
ただ、車のローンが残っていると、車が引き上げられてしまう可能性が高いです。
また、自宅や車など資産価値の高いものを持っていると、弁済額が上がってしまうので、場合によっては個人再生ができない場合もあります。
ですから具体的な手続きについては、法律の専門家に借金の減額相談をしてもらいながら、アドバイスを受けると良いでしょう。
>>借金の負担を減らす方法、簡単チェック【所要時間1~2分】
まとめ
今回は、実際に200万円の借金がある方の事例を取り上げながら、解決法をご紹介して来ました。
もちろん、節約をしたり、収入を増やしたりすることも大切ですが、どうしても返済が難しいのであれば、債務整理を通じて効果的に借金を減らすことも可能です。
ですから、まずは、返済シミュレーションを立ててみてやばいと思ったら、弁護士や司法書士に相談することも検討してみてはいかがでしょうか?

200万の借金を返すには、いくつかの方法がありますが、債務整理も借金を減らしつつ、最後まで責任を持って返済をしていく有効な方法なので、一つの選択肢として、検討をしてみて下さい。