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レイクから借金を返済できず、滞納が続くと、一括請求をされる場合があります。

そういった時、しかるべき対処をしないと裁判沙汰になってしまう可能性もあります。

ここでは、レイクから一括請求された時の対処法についてお伝えしていきます。

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

レイクへの返済が遅れるとどうなる?

レイクへの返済が遅れると、まずは催促の電話が来たり、督促状が送られて来たりします。

また返済が一日でも遅れると、遅延損害金が掛かります

レイクの遅延損害金は年率20%なので、100万円の借金を1年間放置していると、遅延損害金が20万円掛かってしまう計算になります。

レイクで一括請求をされるタイミングは?

レイクからの催促を無視していると、いずれかのタイミングで、レイクから一括請求をされてしまいます。

レイクから一括請求をされるタイミングというのは、貸金業法的には、期限の利益を喪失した時となります。

期限の利益を失うと、分割返済できる権利を失ってしまうので、一括請求になってしまうワケです。

期限の利益を喪失する事由についてレイクでは規約に以下のように記載されています。

第 10 条(期限の利益の喪失)
次の各号の事由が一つでも生じたときは、会員は当然に期限の利益を失い、本契約に基づく残債務全額を直ちに支払うものとします。

  1. 会員が銀行に届け出た内容に虚偽の申告があったことが判明したとき
  2. 会員が本契約に基づく返済を 1 回でも怠ったとき
  3. 会員が民事執行、仮差押、仮処分、租税公課の滞納処分を受けたときまたは会員が破産、民事再生、その他倒産処理に関する法令による手続を自ら申し立てたときもしくは申立てを受けたとき
  4. 会員が支払を停止したとき
  5. 会員が手形または小切手の不渡りを受けたとき
  6. 会員について相続の開始があったとき
  7. 会員が保証会社と締結した保証委託契約約款その他の契約に基づき、保証会社から保証の取消、解約または解除等の通知があったとき
  8. 住所変更等の届出を怠る等会員の責めに帰すべき事由により、会員の所在が不明となったとき
  9. 会員が銀行または保証会社に対する他の債務の一つでも期限の利益を喪失したとき
  10. その他会員の信用状態が著しく悪化したとき
  11. その他会員が本契約事項または本規約その他本契約に関するいずれかの約定に違反したとき

ここで、注意すべき点は、第2号の”会員が本契約に基づく返済を 1 回でも怠ったとき”という項目です。

一般的に、消費者金融や銀行のカードローンを滞納した場合、返済できない期間が2ヶ月ぐらいを過ぎると、一括請求をされてしまうと言われています。

ただ、レイクでは、規約上、1回でも返済を行なえば、一括請求ができることになっているのです。

レイクからの一括請求が来ても支払えないと

レイクから一括請求が来て、そこでも支払いができないと、レイクの保証会社である新生ファイナンスが代位弁済を行ないます

代位弁済がされると、信用情報機関に異動情報(事故情報)が登録され、いわゆるブラックリスト状態となってしまいます。

また、代位弁済をされても、債権者がレイクから新生ファイナンスに移行するだけで、一括請求をされることに代わりはありません。

裁判の手続きに入る可能性も

それでも支払いができない場合は、裁判を通じた手続に移行されます。

具体的な手段としては、裁判所から支払督促、または訴状が届くことになります。

支払督促が来た場合は、2週間以内に異議申立てを出さなければ、それから30日以内に仮執行宣言付支払督促の申立が行なわれます。

そこで2週間以内に異議申立てを行なわなければ、債権者は強制執行の手続きを取れるようになります。

また、訴状が届いた場合は、実質的な裁判の手続きとなりますので、答弁書を提出しなければ、債権者の主張が一方的に認められ、強制執行されてしまいます。

参考記事:借金で簡易裁判所から訴状が来た場合の答弁書の書き方など

強制執行をされると、給料や財産が差し押さえられます

給料の場合は、税金を控除した給与の4分の1が差し押さえの対象となります。

ただし、給与の4分の3が33万円を超える場合は、超えた分の全額が差し押さえとなります。

給料が差し押さえに遭うのも痛いですが、その際に、裁判所から会社に連絡が入ってしまうため、レイクからの借金のことが会社の人にバレてしまうので、その点でもデメリットは大きいです。

一括請求されたらすぐに相談を

もし、レイクから一括請求をされた場合は、早めに弁護士や司法書士に相談されることをお勧めいたします。

例えば、任意整理であれば、損害遅延金や将来利息をカットすることも可能ですし、2009年以前にレイクからお金を借りていた人は払い過ぎていた利息が発生している可能性があります。

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また、弁護士や司法書士がレイクと交渉をした上で、残債の分割返済(3年~5年)に応じてもらうこともできます。

一度、レイクから一括請求された立場でも、債務整理をすれば分割返済に応じてもらえるので、その点ではメリットが大きいと言えます

参考記事:レイクの債務整理の対応~早めにやった方が良い理由

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債務整理をするとブラックリスト状態になるというデメリットがありますが、レイクから一括請求をされた段階で、ブラックリスト状態になっている可能性は高いので、そういった意味でも早めに債務整理されることをお勧めいたします。