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ビットコインと言えば、最も有名な仮想通貨の一つとして知られていますよね。
ビットコインは、2009年に取引が開始された時は、1ビットコインあたり0.07円~0.09円でした。
しかし、その後、価格は上昇を続け、2017年は1ビットコインあたり200万円を突破して、大きな注目を集めました。
そんな話を聞いて、「ビットコインであれば借金返済が一気に進むのではないか」と考える人もいますし、実践している人います。
ただ、ビットコインでの借金返済は、うまくやらないと逆に負債がもっと増えてしまう結果になり兼ねませんし、ブログでは、そういったケースがたくさん見受けられます。
そこで、ここで、ビットコインで借金返済をする場合の注意点についてお伝えしていきます。
目次
ビットコインのブログから得られる教訓
ビットコインは運が良ければ、一気に稼げますが、逆に大きなリスクも抱えることになります。
ビットコインでお金を稼ごうとしたり、借金を返済しようとしたりした人のブログをチェックしていると、いろいろなパターンで皆さん苦労されていることが分かります。
- 借金返済のために、ビットコインも購入しましたが、外部流出騒動に騒動に巻き込まれてしまった。
- 2018年にビットコインが値上がりをしていた時に消費者金融から50万円を借りた後、仮想通貨が一気に値下がりして、借金が200万円まで膨らんだ。
- ビットコインFXを始めてから数か月で90万円もの利益を出すが、その後、暴落で70万円のマイナス。マイナスを取り戻すために躍起になっていたら、借金は500万円以上に。
- ビットコインが暴騰している時に、カードローンで200万円を借りて、ビットコインを購入したが、その後、暴落して、何とかプラスマイナスゼロで売る結果に。文字通り骨折り損のくたびれ儲けに。
ビットコインは、華やかな成功ストーリーがある一方、リスクを冒して挑戦したら、暴落して痛い目に遭ったというケースが本当に多いんです。
ですから、「ビットコインで借金返済をして一発逆転!」と気持ちが高ぶっている人は、こういったブログをチェックして、冷静に考えてみることをお勧めいたします。
ビットコインで借金が増えるパターン
ビットコインの売買の基本は現物取引です。
ビットコインは実物のコインではないのですが、ビットコインを購入するとその所有権を持つことになります。
そして、そのビットコインが最悪はゼロになったとしても、マイナスになることはありません。
しかし、その一方で以下のパターンでは、ビットコインでも借金が生まれてしまいます。
- 借金をしてビットコインを購入した後、暴落した
- レバレッジを利かせてビットコインを購入した後、暴落した
ビットコインのリスクは、ブログで書いてある人が実証している通りですね。
ビットコインで借金返済をする場合の注意点
実際、ビットコインで借金返済する場合は以下の3つのリスクがあるので、必ず理解しておいて下さい。
ビットコインはボラティリティが高い
ビットコインはボラティリティ(価格変動性)が非常に高い金融商品です。
通常の株取引やFXに比べると、3~5倍のボラティリティがあると言われています。
もちろん、一気に価格が上昇すると借金返済は一気に進めることができます。
しかし、消費者金融などから借金をしてまでビットコインを購入すると、価格が一気に暴落した時、大損するリスクも当然出て来ます。
ビットコインのレバレッジはさらにリスクが高い
ビットコインの取引きは現物取引以外に、FX、信用取引、先物取引という3種類のレバレッジ型の取引があります。
最大でどれくらいレバレッジを掛けられるかは、取引所によっても違って来ますが、ビットコインFXの場合は、25倍のレバレッジまで掛けることができます。
また、ビットコインFXと通常のFXでそれぞれ25倍のレバレッジを掛ける場合、ビットコインの場合は、FXよりも、さらにリスクが高くなります。
なぜなら、ビットコインはレバレッジにプラスして先ほど説明したボラティリティというリスクもあるからです。
なので、25倍のレバレッジを掛けて、さらにビットコインの価格が暴落すると、借金返済をするどころか、逆に借金地獄のさらなる深みにハマってしまいます。
自己破産をするのが面倒になる
それでも、中にはビットコインが暴落して、借金が増えても自己破産をすれば良いと考える人もいるかもしれません。
しかし、ビットコインが借金の理由になっていると、FX、株、先物取引、そしてギャンブルが原因で借金を作った場合と同じように、免責不許可事由に引っ掛かってしまうことがあります。
ビットコインをやっていたから必ず免責不許可事由に該当する訳ではありませんが、ビットコインが借金の主要な原因になっていた場合は該当する可能性が出て来ます。
実際、免責不許可事由に引っ掛かった場合でも、裁判所に誠意を持って対応すれば裁量免責という形で免責を受けられるケースがほとんどです。
ただ、それでも手続きが簡単な同時廃止ではなく、管財事件として扱われる可能性が高くなるため、予納金(20万円、または50万円以上)が追加の費用として掛かってしまいます。
(その一方で、債務整理の中でも任意整理や個人再生の手続きであれば、借金の理由は問われません)
ビットコインの借金返済はあくまでも余剰資金で
このようにビットコインは一気に価格が上がる可能性もありますが、逆に一気に下がるリスクもあります。
ですから、ビットコインで借金返済をする場合は、必ず余剰資金で行なわれることをオススメいたします。
極端な話、「ビットコインに投資したお金がゼロになっても構わない」という気持ちを持つぐらいがちょうど良いでしょう。
実際、ビットコインなどの仮想通貨だけでなく、投資を行なう時は、どうしてもリスクがつきまとってしまいます。
確実に借金返済をしたい場合は?
あなたが、もし、より確実に借金を減らしたい場合は、弁護士や司法書士を通じて債務整理することも選択肢の一つとして検討されることをお勧めいたします。
あなたの今の借金がどれくらい減らせるかは、以下の方法で簡単に調べることができます。
もし、債務整理で思った以上に早く借金返済ができるのであれば、わざわざビットコインを購入する必要自体がなくなって来るでしょう。
できることなら、ビットコインは借金返済ではなく、貯金を作った後、さらに資産を拡大するために利用されることをオススメいたします。