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普通の人は給料日が来ると多少は生活が楽になるものですよね。ただ、中には給料日が来ると、カードの利用代金の引き落としや借金の返済、家賃や光熱費の支払い、あるいはローンの支払いをしていく中で、気が付けば給料がなくなっているというケースはありませんか?

こういう状態を火の車とも言ったりしますが、一体、どうすれば、そのような状態を解消することができるのでしょうか。そこで、この記事では支払いだけで給料がなくなる時の対処法について詳しくお伝えしていきます。

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

支払いだけで給料なくなる場合の対処法

支払いだけで給料がなくなる場合の対処法として以下の12のやり方があります。

  • 家計簿を付けてみる
  • 給料をもらったら必要経費を差し引く
  • サブスクをやめてみる
  • 保険を見直す
  • 引っ越しを考える
  • クレジットカードを使わないようにする
  • 外食をやめる
  • スーパーは夜に行く
  • 副業をする
  • ギャンブルをしていたらやめる
  • おまとめローンに切り替える
  • 債務整理をする

これらの内のすべてとまではいかなくても、数個ができるだけでも、かなり状況は改善されていくはずです。では、具体的にどうしていけば良いのか一つずつ解説をしていきますね。

家計簿を付けてみる


支払いだけで給料なくなる人は、そもそも、なぜそんなに一気に給料がなくなるのか理解ができていないことが多いです。ですから、まずは現状を把握するために家計簿をつけることをおすすめします。

そうやって支出の見える化をすれば、どの支出が問題になってくるかが見えてきます。そこで目立った支出があれば、そこから削減していくことによって、給料があっという前になくなるのを防げるようになってくるはずです。

給料をもらったら必要経費を差し引く

給料をもらっても支払いでどんどんなくなっていくのであれば、なくなる前に必要経費を差し引いておくことも一つの有効な方法です。その際、必要な経費ごとに袋に分けておくという方もいらっしゃいます。

この方は実際にこの方法で貯金が貯まっていると言っています。この方法を使うと、どこにどれだけお金を使っているかがすぐ分かりやすくなるため、お金の管理がやりやすくなります。

お金を管理する場合は家計簿を付けても良いですが、袋わけをすることによってお金を管理しても良いでしょう。そうやって自分に合ったやり方を身に付けていってください。

サブスクをやめてみる

家計簿を付けてみると、毎月必ず一定額出ていくものがあるかと思います。一般的にサブスクと言われるもので、代表的なものとしては、

  • Netflix
  • Amazonプライム
  • YouTubeプレミアム
  • Apple Music
  • Kindle Unlimited

などがありますよね。

サブスクの一つ一つは、そこまで金額は高くありません。しかし、それらのものを複数契約することによって、かなり大きな負担となって、ボディブローのように効いてきます。そうすると、サブスクの支払いだけでも給料がかなり目減りするようになってしまうのです。

ですから、解約できるサブスクがあれば、できるだけ解約することによって負担を少なくしていきましょう。ぜひ、がんばってサブスクの断捨離にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

保険を見直す


毎月の支払いの中で、大きな負担になりやすいものの一つとして保険料があります。保険をしっかりかけておけば、確かにいざという時は安心かもしれません。しかし、その分、保険料の支払いがかさばって、毎月の生活が苦しくなったら本末転倒です。

特に心配性の人は、過度に保険をかけてしまっているケースが多かったりするものです。ですから、

  • 保険料が家計の負担になっていないか検討する
  • 貯蓄タイプではなく掛け捨てを検討してみる
  • 本当に必要なものに保険がかけれているかチェックしてみる
  • ネットで自分に合った保険がどういったものか診断を受けてみる

などの点から、保険料を見直して減らすことができないか検討してみることをおすすめいたします。

引っ越しを考える

これは、調整をするのは簡単ではないのですが、もし、実践できれば大きな効果が出やすいのは家賃を減らすということです。家賃は手取り収入額の3分の1が目安と言われていますが、その基準を越えていれば注意が必要です。

もちろん、引っ越しをすると、引っ越し費用がかなり掛かってしまう可能性があるので、なかなか踏み切れない方も多いかと思います。しかし、一人くらいで元々荷物が少ない方は、引っ越し代を3万円ぐらいに抑えることも可能なので、検討してみても良いかと思います。

ただ、引っ越しをして家賃は安くなったけれども、不便すぎて、交通費など余計な出費が増えてしまうケースもあるので、引っ越し代も含めて、トータル的な観点に立って検討してみてください。

クレジットカードを使わないようにする


支払いだけで給料がなくなってしまう人の中には、クレジットカードの支払いに追われている人は多いはずです。クレジットカードは、利用する際は、現金がなくならないので、お金の負担が掛からず、気軽に使ってしまう方も多いはずです。

しかし、その支払いの負担は後になってから、必ずズシリと重たく圧し掛かってきます。つまり、クレジットカードは借金と同じものだと思った方が良いです。そして、クレジットカードの返済がキツくなってくると、クレジットカード会社は必ずリボ払いをすすめてきます。ただ、一度、リボ払いにハマってしまうと返済がキツくなってくるリスクはグッと高くなります。

>>リボ払いの借金を減額する3つの方法!

リボ払いを利用すると月々の返済額を減らせることはできますが、そこに占める手数料の割合が高くなり、元本がなかなか減らなくなってきます。また、リボ払いを利用していると、まだ借金ができると錯覚しやすくなるため、残高がどんどん増えて、月々の返済額もどんどん高くなっていく傾向があるんですよね。

その結果、支払いだけで、給料の大半が失われていくことになるのです。ですから、そういった負のサイクルから抜け出すにためには、クレジットカードを使わないようにするのはとても有効な方法だと言えます。

外食をやめる

支払いだけで給料がなくなってしまう人は、外食をする機会が多くないか考えてみる必要があります。iTmediaビジネスが発表しているデータによると外食をした場合に掛かるお金の平均値を以下のように出しています。

  • 朝食:654円
  • 昼食:825円
  • 夕食:1,947円

合計すると3,426円です。これを30日間続けると、102,780円となります。その一方で、イエプラコラムというサイトによると自炊派の一か月の平均食費は30,000円というデータが出ています。その差は、なんと月額72,780円です。

もちろん、これは極端な例ですが、外食をやめて自炊に切り替えるだけでも、食費をかなり節約できて、その分、お金が残りやすくなることがお分かりいただけるかと思います。

スーパーは夜に行く


もし一人暮らしをしている方であれば、夜スーパーへ行くのも一つの方法です。そうすると、おつとめ品という形でお弁当などが10%引き、20%引き、あるいは50%引きで売られています。そうやって安く買い物をする中で、お金を節約できるようになってきます。

「そんなことをして本当にお金が貯まるの?」と思うかもしれません。ただ、こうやって努力していると節約癖が自然と身につくようになってきます。せっかく、スーパーで節約をしているのに、別のところで、無駄遣いをしていると、本当にもったいないと感じるようになってしまいますからね。

副業をする

支払いだけで給料がなくなる場合、節約をするのも良いですが、逆に収入を増やすという考え方もアリです。副業で毎月の収入が2~3万円増えるだけでも、気持ち的にも経済的にも余裕が生まれやすくなるものです。

また、空いた時間があれば、アルバイトをするのも良いですが、今は、パソコンなどを使ってお金を稼げる方法も増えつつあるので、いろいろとチャレンジしてみると良いでしょう。

>>借金返済に有効な副業!アルバイトから在宅でできる仕事まで!

ギャンブルをしていたらやめる

給料がすぐなくなってしまう方の中には、パチンコなどのギャンブルにハマってしまっていて、そこでの支払いによってお金がすぐになくなってしまうという方がいらっしゃいます。ギャンブルは一度ハマってしまうと一気にお金がなくなって借金も膨れ上がっていくので、給料がいくらあっても足らなくなるかもしれません。

逆にギャンブルにハマっている人がギャンブルを止めることができれば、金銭的な負担は随分、楽になるはずです。こちらの方もギャンブルを止めることによって100万円貯金ができています。

ただ、自分自身の力でギャンブルをやめることができないのであれば、専門家の力も借りながら、克服するようにしてください。

>>ギャンブル依存症で借金地獄!そんな時に便利な相談先一覧

おまとめローンに切り替える

支払いだけで給料がなくなるという方の中には、消費者金融などから高い金利で借金をしているがために、返済に追われて給料がすぐになくなってしまうという方もいらっしゃるかと思います。

もし、複数の消費者金融から18%ぐらいの高金利で借りている場合は、返済をしても利息だけで半分ぐらい取られてしまって、なかなか借金が減らず、貯金もできなくなるというケースはよくあります。

ですから、そういった場合は、おまとめローンを利用することによって、複数の借り入れ先を一つにまとめて、金利と月々の返済額を減らすというのも良いでしょう。

おまとめローンの注意点
おまとめローンを利用すると、確かに金利が下がって、月々の返済額も下がります。しかし、その一方で返済期間が長くなることによって、逆に、最終的に支払う利息の金額が増えてしまうケースがあります。

トータルの返済額が増えてしまっては、本末転倒ですよね。ですから、おまとめローンを検討する際は、返済シミュレーションをしっかり行うことをおすすめします。

債務整理をする

借金の負担が大きい場合は、おまとめローンでも良いですが、実際は債務整理を行なった方が、より効率的に借金を減らすことが可能です。債務整理といっても決して自己破産をしたら良いと言っているわけではありません。債務整理の中にはいくつかの方法があります。

例えば、任意整理であれば、将来的にかかる利息をカットして、残債を3年~5年で分割返済する形で債権者と和解することも可能です。そうすれば、おまとめローンよりも、遥かに効率的に借金の負担を減らせることも可能です。月々の返済額も基本的は減らせますし、借金返済のスピードも加速できますので、段々とお金も貯まるようになっていくでしょう。

ただ、債務整理をすると5年~10年はブラックリスト状態になるので、その点は考慮する必要があります。しかし、気になる方は一度、無料の減額診断サービスを受けてみるのはいかがでしょうか。

>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1~2分】

まとめ

支払いだけで給料がなくなるという場合は、どこかに無理な支出がある可能性が高いです。また、クレジットカードのリボ払いを利用していたり、消費者金融など金利の高いところからお金を借りている方も多いはずです。

ですから、まずはなぜ、こんなにも早く給料がなくなってしまうのか、家計簿を作りながら原因を分析して、効率的に節約できそうなところから始めると良いでしょう。また、収入が少ないのであれば、副業をするというやり方もあります。さらに借金の負担が大きすぎるのであれば、債務整理を行なうのも一つの有効な方法です。

takeshi1

支払いだけで給料がなくなる状態でも、冷静に原因を分析して、様々な手段を講じていけば、必ず効果が出てくるはずなので、自分に合ったやり方をぜひ試してみてください。