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脱サラして独立し、飲食店経営を始めたけれども失敗して閉店や廃業に追い込まれ、借金も抱えてしまう方はかなりの割合でいらっしゃいます。
新規開業をしてから1年未満で閉店するお店は3割以上という話もあります。
また、飲食店を3年間続けること自体が鬼門だとも言われています。
サラリーマン時代に20年以上コツコツと開業資金を数百万円を貯めて、夢の脱サラをしたけれども、すぐに資金を使い果たして逆に多額の借金を抱えて、廃業・閉店したという話は星の数ほどあります。
ここでは、飲食店経営の厳しい現実と、失敗したら、その後、どうすれば復活していけるのか解説をしていきます。
目次
飲食店経営で独立しても失敗しやすい理由
そもそも飲食店経営はなぜそんなに失敗をして閉店や廃業をしてしまう人が多いのでしょうか?
実際、経営努力をしなくても給料をもらえてきたサラリーマンが、いきなりフランチャイズなどで独立し、飲食店経営をすることが自体が難しいですし、必ずと言って良いほど失敗すると指摘する人もいます。
サラリーマンは、最低限、言われたことをやっていれば、会社が立場を保証し、給料をもらうことも可能です。
しかし、独立して、飲食店経営となると、すべてに対して責任を持ち、自分で考えなければならなくなるなど、求められるスキルがまったく異なるからです。
また、経営が苦しくなって借金を抱えてしまった人のパターンを見てみると以下のような特徴が挙げられます。
- 開業資金が想定外に掛かってしまった
- 立地が悪かった(周辺の環境が変わってしまった)
- 料理の腕はあったけれども経営の知識がなかった
- 周辺のお店との競争に勝てなかった
- 客層の好みが変わってしまった
- お店が認知されるまで時間が掛かってしまった
- 人を雇っても仕事がキツくて辞める人が多かった
- お店と地域の客層が合っていなかった
飲食店経営は、様々なところで失敗に陥ってしまう要素がありますが、最大の問題はやはり多額の開業資金と運転資金が掛かるという点だと言えます。
一般的に飲食店経営の開業資金の相場は、数百万円~1,000万円ぐらいだと言われています。
もちろん、立地の良いところを選ぶとその分、家賃も掛かりますし、お店を回そうとすると従業員を雇わないといけないので給与の支払いなど人件費も毎月掛かります。
そのため、少しでも歯車が狂いだすと、すぐに経営資金が尽きて、借金が増え始め、結局は閉店に追い込まれるというケースが非常に多いのです。
飲食店経営で失敗をした人はその後どうなる?
飲食店経営で失敗をした人がその後、どうなるのか、統計データがある訳ではありませんが、一般的には以下のように言われています。
普通のサラリーマンに戻る
飲食店経営で、厳しい売り上げが続き、明日、どうなるかも分からないような不安な日々を過ごした人の中には、給与は少ないかもしれないけれども収入が安定しているサラリーマン生活の魅力を再発見する人もいます。
「自分はやっぱり経営に向いていない」と飲食店経営の失敗を通じて悟った人は、廃業・閉店をした後、サラリーマン生活にすんなり戻ることでしょう。
失敗から復活する人
起業で最終的に成功する人は、一度や二度の失敗ではくじけません。
例えば、実業家の安田久さんは、飲食店一筋の人生で大成功し、マネーの虎で審査員として出るほど、有名になりましたが、2011年、東日本大震災の影響もあって事業破綻してしまいます。
しかし、その後は、その成功や失敗で得た経験を活かして、現在は、外食コンサルタント・プロデューサーとして活躍しています。
さらに悲惨な道を歩んでいく人
ここら辺は判断が難しいところなのですが、飲食店経営の才能がないのに、必要以上に固執して、さらに借金を増やしてしまう人もいらっしゃいます。
自己破産をすると飲食店を続けることは難しくなるので、一時的に閉店をした後、サラリーマンとはならず、借金返済と新たな資金の確保のため、アルバイトを死ぬほどやりながら、再起を図る人もいます。
実際、飲食店経営を諦めるタイミングを間違えてしまうと、再起は難しく、逆に悲惨な人生を歩んでしまうケースもあるのです。
飲食店経営の失敗を繰り返さないために
飲食店経営は、確かに成功をすれば、大儲けができるかもしれません。
しかし、やはりリスクが大きすぎるのも事実です。
ですから、もし、飲食店経営で失敗をして借金を抱えてしまった人が、その後の人生で同じ失敗を繰り返さないようにするには、開業資金がほとんど必要なく、一人でも十分回していけるビジネスモデルを探していくことをオススメいたします。
これから儲かるビジネスとは?
ホリエモンこと堀江貴文氏は、儲かるビジネスの4原則として、以下の特徴を挙げています。
- 小資本で始められる。
- 在庫がない(あるいは少ない)
- 利益率が高い
- 毎月の定期収入が確保できる
飲食店経営は、この原則から考えると、儲かるビジネスとは言いづらいところがあります。
その一方で、アフィリエイトなどのネットビジネスは、小資本で始められ、在庫も必要なく、利益率も高い典型的なビジネスです。
最初はパソコン一台とネット環境さえあれば、すぐに始められますし、投資をするといっても10万円ぐらいあれば十分です。
また、万が一失敗をしても、失うのはそれまで投じてきた時間ぐらいで、金銭的に受けるダメージはほとんどありません。
副業から再出発するのも良し
そもそも、少ない資本で始められるビジネスであれば、いきなり脱サラしてから新規事業を始めるというリスクを冒す必要はまったくありません。
実際に副業でネットビジネスを始めて、儲かってから脱サラし、独立する人もたくさんいらっしゃいます。
また、飲食店経営で失敗をした後、普通の会社に再就職をしたり、アルバイトをしたりするのも良いですが、それでは夢がないと思います。
ですから、そういった人も少ないリスクで高いリターンを見込めるビジネスで、最初は副業という形からスタートして、再起を図ってみるのも一つの方法だと思います。
飲食店経営の失敗のダメージが少ない内に
実際、飲食店では、お店をたたむためにも、保証金の償却費や退去するまでの家賃、そして現状回復費などお金はいろいろ掛かってきます。
ただ、引くに引けない状態をズルズル続けるよりは、早く見切りを付けることをオススメいたします。
もちろん、経営コンサルタントのアドバイスを受けながら、再起を図っていく方法もあるかもしれませんが、さらに失敗するとキズがもっと深くなってしまう可能性があるからです。
経営で成功している人は、ダメだと思ったものから見切りをつけるのも早いです。
飲食店経営でできた借金は早く整理しよう!
また、飲食店経営の失敗で借金地獄に陥ってしまった人は、まず、借金を何とかしないと、次の道に進むことができません。
もちろん、自力返済をしていくのも一つの方法ですが、もし、飲食店経営を辞めたい人は、弁護士や司法書士を通じて債務整理を行い、一気に借金を減額していくことをお勧めいたします。
以下の方法を使えば、飲食店経営で膨らんでしまった借金をどれだけ減らせるか、無料で診断を受けることができます。
最悪は、自己破産という形になってしまうかもしれませんが、キズが浅ければ任意整理や個人再生などダメージが少ない形で、再起を図っていくことも可能です。
債務整理の手続きであれば、悲惨な生活が一生続くという状態は確実に避けることができます。
また、債務整理をした後は、約5年~10年間はブラックリスト状態になるため、新たな借入れはできませんが、飲食店経営以外で、少ない資本でもできるビジネスモデルを見つければ、早い段階で、新たな道を見つけることは十分可能です。

「失敗は成功のもと」とも言われますが、飲食店経営で失敗(廃業)をして借金を抱えた分、あなたは多くのことを学んでいるはずなので、その経験を活かして、成功しやすいビジネスを見つけ、見事に再起していかれることを願っています。