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FXで失敗して借金地獄に陥り、返済不能になる人は結構いらっしゃいます。
FXはレバレッジを掛けられるため、ついつい自分のキャパ以上のお金をつぎ込んでしまい、足元をすくわれるケースが多いからです。
ここでは、FXで失敗し、断末魔の状態に陥った人達の体験談のまとめた上で、多額の借金を抱えてしまう理由、そして、そうなってしまった時の対処法や注意点について解説をしていきます。
目次
FXで借金地獄に陥った人達の断末魔の体験談まとめ
まず、FXで失敗して借金地獄に陥った人がどれだけ悲惨な状況になっているのか、その体験談を簡単にまとめてご紹介いたします。
俺も最初300万ほど儲かったもんだから勘違いしてドンドンはまり2300万の損でやめた。
預金使い果たしさらに1000万の借金をつくり返済中で後2年で終わる。
FXで作った借金が妻にバレて、さっき離婚したいと言われてしまいました。
前も同じようなことをして、今回3回目だからさすがにしょうがないと思っています。
FXのバーチャルデモだと半年で資金が80倍~100倍になったので、会社を退職して、退職金や定期預金の解約、そして消費者金融からの借金、合計2000万円でFXを始めました。
でも、三日連続でロスカットになって、資金がなくなり、妻とも離婚することになりました・・・
2,998万円あった残高が一晩で、12万円になっていた。
もうトイレに行くことすらできないよ・・・
酒もタバコもギャンブルもやらないで貯めた500万円がFXで全部なくなった・・・
4,000万円ぶっ飛んだwww
年収が320万円なのに、返せるはずないよ・・・
スイス円の暴騰で旦那に内緒で投資した1,300万円を溶かしてしまった・・・
どうにかして助けて・・・・
FXで失敗した人の体験談を見てみると、全財産を失うだけでなく、借金地獄に陥って人生終わったと絶望している人や、断末魔の叫び声を上げている人など、かなりエグイものが多いです。。。
2chやブログなどでチェックしてみると、こういう話はいくらでも出て来ます。
この他にも
- 10億円の資産が2ヶ月で消えたFXの資産家
- 主人で内緒でFXをやったら2日で100万円を失った主婦
- 3億円貯金があったのにFXで4億5千万円失った人
など、FXで大失敗をした人達は枚挙にいとまがありません。
FXの失敗で借金地獄に陥ってしまう理由
ところで、FXで失敗すると、なぜ借金地獄に陥ってしまうことがあるのでしょうか?
レバレッジの仕組み
FXで大きな損失を生んでしまう主要な原因としてレバレッジ取引があります。
FXでは、個人の場合、レバレッジを使うと、手持ちの資金に対して、最大25倍までの金額で取引ができます。
ですから、手持ちのお金が100万円あれば、そのお金を証拠金として2500万円の取引を行なえる訳です。
しかし、この手法を使うと、成功した時は大きく儲かるのですが、失敗すると莫大な損失が生まれるリスクを背負います。
損をする時は、手持ちのお金がなくなるだけでなく多額の借金を抱えてしまいます。
ただ、FXでは、レバレッジで必要以上の失敗を防ぐため強制ロスカットというシステムを導入しています。
そこで損失額が元手の資金を下回ると、強制的に取引を終了させ、それ以上の損失を防ぐようになっているのです。
このルールがうまく適用されれば、最悪、資金がゼロになっても、マイナスにはならないのでFXで借金を抱えることはないように見えます。
ロスカットの抜け穴
しかし、以下のような場合、ロスカットのルールがあっても借金を抱えてしまうんですね。
レートの変動が大きすぎた場合
2011年にスイスフランのレートが数分で30%変動したというでき事がありました。
このように為替レートの変動スピードがあまりに早いと強制ロスカットが追いつかず、大きなマイナスを生んでしまうケースがあります。
夜中や週末に大きくレートが動いた場合
為替は、世界中で取引が行なわれていますので、夜中や週末など日本で取引外の時間に、海外で為替レートが大きく動いてしまう時があります。
例えば、週末にアメリカなど、日本と時差があるところで、会社が破綻するなどの大きな事件が起こると、週明けに一気にレートの変動が起こることもあり得ます。
そこで、タイミングが悪いと、大きく損をして借金地獄にハマる可能性があるのです。
FX会社のシステムがダウンした時
急激な為替の変動があると、注文が殺到して、FX会社のシステムがダウンしてしまう時があります。
そして、システムが回復するまでの間に、さらに損失が膨らみ、復旧した時はロストカットが間に合わないという時もあります。
システムが弱いFX会社を選んでしまうと、このようなリスクを抱えることになる訳ですが、実際に借金を抱えってしまった後だと、取り返しがつきませんね。
借金をして投資資金につぎ込んでいた場合
これが最もありがちなケースからもしれません。
FXにハマる人の中には、ついつい欲が出てしまって、銀行や消費者金融から借金をして、そこで得たお金を元手に投資をする人がいます。
その場合、強制ロスカットになっても、取引の残高上はゼロになるだけですが、貸金業者からの多額の借金はそのまま残るようになります。
追加証拠金(追証)が払えないと
ロスカットが機能せず、含み損が生じてしまうと、追加として証拠金を支払うよう求められます。
これを追加証拠金(追証)と呼びます。
追証を期限までに払えないと、新規取引が制限されてポジションを失うだけでなく、口座が凍結されます。
そして、FXができなくなるだけではなく、借金だけが残る結果となってしまうのす。
FXの失敗で借金地獄に陥った場合の対処法
こういったリスクを避けるためにも、レバレッジを使ったり、自分の持っている全財産をつぎ込んだり、あるいは借金をしてまで投資をしたりすることは絶対に控えるべきです。
ただ、それでも既にFXの失敗で借金地獄に陥り、断末魔の叫び声を上げながら助けを求めている人もいらっしゃるかと思います。
そういった場合は、債務整理を行なうことによって、借金を減らしたり、チャラにしたりすることができます。
実際にあなたがどれくらい借金を減らせるかは、以下の方法で簡単に調べることができます。
FXの借金だと自己破産できないって本当!?
ただ、FXの失敗で借金を抱えて返済不能になった人が債務整理をする場合は、一つ気を付けるべき点があります。
それは、自己破産を行なう場合、借金の原因がFXだと、免責不許可事由に該当しまうことがあるということです。
>>自己破産ができない場合~免責不許可事由に該当したらダメ?
そうなってしまうと、借金の免責を受けられないので、そのままでは、自己破産はできないということになります。
ただ、その場合でも弁護士を通じて裁判所に対して誠実に対応していくことを通じて、裁量免責という形で、最終的に借金をチャラにできるケースがほとんどです。
また、個人再生の手続きであれば、借金の原因に関係なく、債務を約5分の1に減らすことも可能です。
つまり、FXの失敗で借金地獄に陥ってしまったとしても、そこで人生が終わるではなく、何らかの形で対処をしてくことは十分可能なのです。
FXで失敗した場合、失ったお金は返って来ませんが、前を向けば再起のチャンスは出て来ますので、希望を持って法律の専門家に相談をしてみて下さい。