いろいろなところから借金をしていると、一体、全部でどれくらい借金があるのか、分からなくなってしまう方もいらっしゃるかと思います。

借金の総額が分からなくても、それだけで不安になってしまうものですよね。

そこで、ここでは、自分の借金を調べる方法や、借金の全容が分かった後の対処法について解説をしていきます。

借入れ先が分かっている場合

もし、借入れ先が分かっているのであれば、借入れ先の銀行や消費者金融から直接、情報を収集するのが一番てっとり早いです。

残高照会をする

大手の貸金業者では、利用者専用のHPで借入れや返済が出来るところが多いです

そういったWEBサービスを利用している方は、ネットで利用残高をチェックすることが出来ます。

あるいは、コールセンターに電話をして、残高を聞くの良いですよね。

また、ATMのサービスがあれば、少しでも良いので、返金をするなど、貸金業者と取引をすると、その際に、利用明細書が発行されます。

そこには、必ず現時点での返済残高が記載されていますので、そちらを集めて整理することも一つの方法です。

取引履歴を請求する

もし、直近の残高だけでなく、過去、どういったペースで返済をしてきたかを知りたい場合は、貸金業者に対して、取引履歴を請求するのも良いでしょう。

以前は、取引履歴の開示を嫌がる業者もいましたが、平成17年に最高裁判所で「取引履歴の開示義務」を認める判決を出したため、個人でも開示請求を行うことは可能です。

また、貸金業者が取引履歴を保存する期間は、最短でも、最終返済日から10年間だと決められています。

ですから、それまでの期間の書類は確実に取り寄せることが出来ます。

借入れ先が分からない場合

しかし、その一方で、借金の管理が出来ていないと、「どこから借入れを行っているのか分からない」という方もいらっしゃるかと思います。

その場合は、信用情報機関に開示請求を行うことによって、自分の借金を調べることが可能です。

信用情報機関には、3つの機関があります。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC):信販会社が多数加加盟
  • 日本信用情報機構(JICC):消費者金融が多数加盟
  • 全国銀行個人信用情報センター(全銀協):銀行を中心に加盟

信用情報機関に信用情報開示請求を行えば、契約日、商品名、支払いの履歴、残高、滞納履歴などの情報を取得することが可能です。

(ただし、信用情報機関によって、情報の保存期間は異なり、基本的には5年または10年を過ぎると、消滅するので、その点は事前にご注意下さい)

実際、3つの信用情報機関の中で、どこに開示請求を行えば良いのか悩む方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、いずれの信用情報機関も情報開示に必要な費用は、500円~1,000円程度です。

また、信用情報機関によって、同じ人が請求を行っても情報に違いが出て来ますので、より正確な情報を得たい場合は、すべての信用情報機関に開示請求を行ってみることをお勧めいたします。

CICへの情報開示請求方法

CICへの情報開始請求をする場合の詳細はこちらのページで公開をされています。

CICでは、以下の3つの方法で情報開示請求が出来ます。

インターネット 郵送 窓口
開示までにかかる期間 即時 申込から10日程度で回答情報を郵送 即時
必要書類 クレジット等の契約に利用した発信番号を通知できる電話 1開示申込書 2本人確認人書など 本人確認書類など
手数料 1000円(クレジットカードでの一括払い ゆうちょ銀行で発行した1000円分の定額為替証書 500円(現金)

CICから発行された開示報告書から自分の借金を確認する方法は、こちらのページをご確認下さい。

JICCへの情報開示請求の方法

JICCへの情報開示請求の方法は、こちらのページに概要が記載されています。

JICCでは、以下の3つの方法で情報開示請求が出来ますが、インタネットを使った場合、PCでは開示請求が出来ず、スマホで専用アプリをダウンロードして、情報を取得することになりますので、その点をご注意下さい。

スマートフォン 郵送 窓口
開示までにかかる期間 決済後、簡易書留で送られるのでそれまで待つ 申込から1週間~10日程度で簡易書留で郵送 即時
必要書類 クレジット等の契約に利用した発信番号を通知できる電話 1信用情報開示申込書 2本人確認書類 本人確認書類
手数料 1000円(クレジットカードでの一括払い 1000円分の定額為替証書やクレジットカードでの支払い 500円(現金)

JICCから発行された開示報告書から自分の借金を確認する方法は、こちらのページをご確認下さい。

全銀協への情報開示請求の方法

全銀協への情報開示請求は、こちらのページに詳細は記載されています。

全銀協での開示を申込する方法は郵送のみとなるので、ご注意下さい。

  • 開示までにかかる期間:1週間~10日
  • 必要書類:開示請求申込書、本人確認書類
  • 手数料:1,000円(ゆうちょ銀行発行の定額小為替証書)

全銀協から発行された開示報告書から自分の借金を確認する方法は、こちらのページをご確認下さい。

ちなみに、こちらは、借金をしている本人が家族の借金を調べる方法について、記載しています。

旦那など家族の借金を調べる場合は、また別のやり方が重要となるので、以下の記事でご確認下さい。

>>旦那の借金を調べる方法~3つのやり方と借金の解決方法

自分の借金を調べた後はどうする?

自分の借金を調べた後は、その事情によって対処法を決める必要がありますよね。

具体的には3つのパターンがあります。

返済計画を立てる

借金の概要が分かったら、返済計画を立てることをお勧めいたします。

その際に重要となるのが返済の順番です。

具体的には以下の点を注意してみて下さい。

  1. 金利の高い借金から返済する
  2. 金利が同じ場合は、残高が少ない借金から返済して借入れ先を減らす
  3. 税金の滞納分がある場合は、出来るだけ優先して支払う(税金を滞納した場合の処置は非常に厳格であるため)

>>借金返済の順番!複数借金の返済のコツ

借金の時効を迎えている場合

借金が時効になる期間は2つのパターンがあります。

  • 5年:消費者金融、銀行、信販会社からの借入れ
  • 10年:信金、信組、労金、奨学金、個人からの借入れや過去に裁判されたもの

既に時効を迎えている場合は、債権者に対して、時効の援用通知書を配達証明つきで送って時効の援用手続きを行うことをお勧めいたします。

ただ、書類に不備があると、時効の援用に失敗する場合もあるので、心配な方は、弁護士、司法書士、あるいは行政書士に依頼を行うと良いでしょう。

おまとめローンで借金を減らす

もし、複数の借入れ先から借りていて、それぞれの金利が高いのであれば、おまとめローンに借り換えて金利を下げることも可能です。

借入れ先を一ヶ所にすると、返済手続きの手間も簡略化されるというメリットがあります。

債務整理で借金を減らす

ただ、それでも、借金の残高が多すぎて、返済の目途が立たない場合は、弁護士や司法書士に債務整理の相談を行うのも一つの方法です。

債務整理を行えば、合法的な方法で、利息をカットしたり、月々の返済額、あるいは、最終的な返済額を大きく減額することも可能だからです。

実際に、債務整理で、あなたの借金をどれだけ減らせるかは、以下のサービスを利用すれば、無料で簡単に診断してもらうことが出来ます。

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自分の借金を調べる方法は、一見、複雑に見えるかもしれませんが、信用情報機関を通じて、所定の手続きを踏んでいけば、安く確実に情報が収集できますので、気軽に利用してみて下さい。