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保険証 偽造 バレる

借金が増えすぎて、普通の方法ではお金を借りられなくなると、保険証を偽造して、お金を借りることができないかと考える人も中には出てきます。

ただ、保険証を偽造してお金を借りようとしても、ほぼ確実にバレますし、それ以外にも様々なリスクが発生します。

ここでは、その理由と、偽造よりも遥かに安全な借金問題の解決方法について解説をしていきます。

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

保険証の偽造はバレる?


プロミスやアコムなど、最近の消費者金融では、お金を借りる際、身分証の画像をパソコンからアップロードするだけでOKというケースが増えて来ました。

ですから、うまくいけば、保険証の偽造がバレないのではないかと思う方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、偽造をすると、以下の理由でバレますし、また、失敗する可能性も高いのです。

信用情報の照会でバレる

仮に偽造の保険証が、何とかバレずに済み、あなたが別人として、貸金業者に認識されたとしましょう。

しかし、その場合、消費者金融や銀行の人が、審査の過程で、信用情報を照会すると、申請した偽りのあなたは、スーパーホワイトとして認識されます

スーパーホワイトとは、過去に一度も、借入をしたり、クレジットカードを使ったりしたことがない状態の人を意味します。

そのような人は、逆に信頼されませんし、怪しまれます。

そこで、さらに追加の書類を請求されて、結果的にバレてしまう可能性が高いです。

これは、名前を変えて借入の申請をした時に起こることと同じですね。

>>名前を変えるとお金を借りられるようになるのか?

偽造コストは高くつく

保険証の偽造を考えると、それがバレないかという点に意識が集中しやすいかもしれませんが、実は、それ以前に、もっと大きな問題が発生します。

それは、保険証を偽造しようとすること自体に莫大なお金が掛かるという点です。

あさなぎコンサルティングの司法書士の方が調べた情報によると、保険証も含めた偽造コストは以下のようになっています。

  • 戸籍謄本・住民票:16万円
  • 免許証・学生証:10万円
  • 診断書・TOEIC:16万円
  • 独身証明書:16万円
  • 保険証:10万円
  • 卒業証書:16万円

保険証は、この中でも10万円と、相対的に安くはなっています。

保険証は紙のものも多いですし、偽造は、比較的、簡単にできると業界では認識されているようです。

ただ、それでも10万円という金額は、かなり高額です

はっきり言って、お金に困って保険証を偽造し、お金を借りようとしている人が出せる金額ではありません。

保険証の偽造サイトは危ない

もちろん、上記の情報はあくまでも一例です。

保険証の偽造サイトは、ネットで探していると意外にいろいろ出てきます。

ただ、ここで気を付けなければならないのは、そういったサイトの中には、詐欺サイトもかなり含まれているということです。

費用を少し安めに設定し、お金だけを徴収して、あとは音信不通になる可能性は十分あり得ます。

そういったサイトは、基本的にお問い合わせフォームはあっても、キチンとした連絡先は記載されていません

偽造自体が違法行為なのですから、詐欺業者が、そういったサイトを作って、お金だけを巻き上げることには、何の罪意識も感じないことでしょう。

保険証の偽造がバレるとどうなる?


保険証を偽造して、お金を借りようとしても、バレる可能性は高いですし、それ以前に莫大なコストが掛かったり、詐欺に遭う可能性もあったりとリスクは非常に高いのです。

しかし、保険証を偽造すると、もっと重大な問題が発生します。

それは、刑法に引っかかって懲役刑に科せられるリスクが発生するということです。

有印公文書偽造罪

まず、保険証を偽造した場合、刑法 第155条第1項で定められた有印公文書偽造罪に該当し、1年以上、10年以下の懲役が科せられます

行使の目的で、公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造し、又は偽造した公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造した者は、一年以上十年以下の懲役に処する。

偽造公文書行使罪

また、偽造した保険証を使った場合、刑法第158条1項で定められた偽造公文書行使罪に該当し、この場合も、1年以上、10年以下の懲役が科せられます

第154条から前条までの文書若しくは図画を行使し、又は前条第1項の電磁的記録を公正証書の原本としての用に供した者は、その文書若しくは図画を偽造し、若しくは変造し、虚偽の文書若しくは図画を作成し、又は不実の記載若しくは記録をさせた者と同一の刑に処する。

分かりやすくお伝えすると

つまり、もっと分かりやすく言うと、保険証を偽造したり、使ったりした場合は、警察に逮捕されて、取り調べを受けます。

その後、身柄を拘束する必要があると判断された場合、勾留されます。

そして、最終的に起訴されて、実刑判決が下されると、刑務所暮らしが始まるわけです。

保険証を偽造することが、どれだけリスクの高いことかお分かりいただけたでしょうか。

保険証の偽造よりも安全な方法

もし、借金が増えすぎて、新たな借金ができず、困ってしまった場合は、一つ良い方法があります。

それは、今ある借金の負担を、債務整理の手続きを通じて減らしてしまうというやり方です。

債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産という手続きがあります。

世間では、自己破産が最も有名ですが、実際は、任意整理の手続きを行なう方が大半です。

例えば、任意整理であれば、弁護士や司法書士があなたに代わって、債権者と任意の交渉を行ない、将来的にかかる利息をカットして、残債を3年~5年で分割返済する形で和解することも可能です。

もちろん、任意整理での解決が難しければ、個人再生や自己破産の手続きで対応することもできます。

ここでのポイントは、債務整理をする際、違法行為をするリスクは一切ないため、正々堂々と手続きができるという点です。

実際、あなたの借金の負担をどれくらい減らせるかは、以下のサービスを使えば、簡単に診断してもらえるので気軽に利用してみてください。

>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1~2分】

まとめ

借金が膨らみすぎて、新たな借金ができなくなってしまった場合、保険証などを偽造して、お金を借りることを考える方もいらっしゃいます。

しかし、保険証を偽造しても、消費者金融や銀行だと、信用情報を照会した段階で、バレてしまいます。

また、それ以前に保険証を偽造しようとすると、約10万円の費用が掛かることもありますし、詐欺サイトも多いです。

さらに、保険証の偽造がバレると、有印公文書偽造罪や偽造公文書行使罪が成立して、いずれの場合でも1~10年の懲役刑に処される可能性が出てきます。

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そんなリスクを冒すよりは、借金自体を債務整理の手続きで減らした方が遥かに安全で楽なので、借金の返済に悩んでいる人は一度気軽に減額診断を受けてみてはいかがでしょうか。