借金返済のためにダブルワークする際の注意点とキツイ時の対処法！

効率よく借金返済をするためには、短期間で収入を増やすことがやっぱり有効ですよね。そのための一つの有効な手段はダブルワークです。私も、ダブルワークでバリバリがんばることは多いのですが、注意点もいろいろありますし、正直かなりキツイ時も多いです。

そこで、この記事では借金返済のためにダブルワークをする際の注意点やダブルワークに向いている仕事、そしてダブルワークよりもっと楽な方法をご紹介していきます。

借金返済のためにダブルワークをする際の注意点

ダブルワークをする際に、重要なのは、やはり本業との兼ね合いですよね。後で、大きなトラブルに巻き込まれないように、以下の4つの点を注意していきましょう。

• 就業規則を確認する
• バレないよう徹底化する
• 覚悟をして取り組む
• あえて付き合いの悪い人間になる

具体的にどういうことなのか一つずつ解説していきます。

就業規則を確認する

最近は、副業を容認している企業も増えてはいますが、それでも就業規則で副業を禁止している会社はまだまだ多いです。ですから、ダブルワークをする前に、副業をしても大丈夫かどうか、就業規則は必ずチェックしてください。

例えば、もし、あなたが公務員だと副業は原則NGです(法律で禁じられていますので・・・)　就業規則で禁じられているのに、ダブルワークを行ってバレたら、懲戒処分を受けてしまう可能性が高いので、十分注意しましょう。せっかくダブルワークで借金返済ができると思っていたのに就業規則に引っかかって自らの立場を悪くしてしまったら、元も子もないですからね。

バレないよう徹底化する

仮に、就業規定で副業が禁止されていなかったとしても、会社の上司は、あなたがダブルワークをやっていることを知ったら、絶対、よく思われないでしょう。本業がおろそかになっているのではないかと思われる可能性も高いです。そういった理由から、ダブルワークをやることは本業の会社には絶対内緒にした方が良いです。

また、サラリーマンの方は、副業での収入が20万円を超えたら確定申告をしなければなりませんが、そこでも会社にバレないようにするための工夫が必要です。確定申告をする際には、住民税に関する事項で、必ず「給与から差引き」ではなく「自分で納付」としてください。

そこで「給与から差引き」を選択してしまうと、会社の経理の人が住民税を計算する際にバレてしまいますから、注意してくださいね。

覚悟をして取り組む

ダブルワークをする場合は、本業で余力が残っていることが絶対条件です。仕事内容がハードであったり、残業が多かったりする場合は、ダブルワークに挑戦すると、ついつい無理をし過ぎてしまい、本業に支障ができてしまったり、体を壊してしまったりするリスクが発生します。
そうすると何のためにダブルワークをやっているか分からなくなってしまいますよね。

ですから、借金返済をするためにダブルワークをする際は、目的と期間を明確にして、覚悟を持って取り組んでください。もしダブルワークをすることによって本業が大変になってしまいぐらいであれば、ダブルワークをスパッと諦める方がまだマシです。

あえて付き合いの悪い人間になる

私の知っている人で、ダブルワークでお金を稼ぐために、アフターワークの人付き合いと片っ端から断っていったという方がいらっしゃいます。結果的に、その人はダブルワークで1,000万円以上稼いだのですが、会社の中では浮いた存在になってしまったとのことです。

ダブルワークで稼ぐことと、会社で円滑な人間関係を築くことは、時によって、両立できないケースも多いです。そのため、ダブルワークを優先させたい場合は、付き合いの悪い人間になる覚悟をすることも必要です。

ダブルワークが可能な仕事

では、借金返済のためにダブルワークをしようとした場合、どんな副業を選べば良いのでしょうか？ その候補としては以下の6つのパターンがあります。

• コンビニや飲食店でのアルバイト
• 日雇いのアルバイト
• アフィリエイト
• 投資(FX・株・ビットコイン)
• SOHO
• 不用品の販売や転売

ただ、それぞれの仕事にはメリットやデメリットがありますので、仕事の特徴を理解した上で取り組んでいってください。

コンビニや飲食店でのアルバイト

24時間営業をしているコンビニや、夜を中心として営業をしている飲食店であれば、仕事が終わった後、短時間のアルバイトをすることが可能です。コツコツと続けていけば、確実に借金返済をすることができるというメリットがあります。

ただ、お店や飲食店関連のアルバイトだと一気にお金を稼ぐことはできませんし、だからといって無理してシフトを入れ過ぎると体力的にキツイので、無理は禁物です。

日雇いのアルバイト

日雇いのアルバイトであれば週末などにがっつりと稼いで借金を返済してことも可能です。派遣会社に登録をしておけば、いろいろな日雇いのアルバイトをすることができます。工場での軽作業や、イベントスタッフの仕事もありますし、あと、男性なら引越しの仕事だと簡単に見つかるでしょう。

ただ、私もやったことがありますが、肉体労働系は基本的に体がキツイですし、引っ越しの仕事だと、本当にコキ使われる時もあります。私自身、ちょっとトラウマになるくらいキツかった時もあるので、個人的にはあまりおすすめはしていません。

アフィリエイト

アフィリエイトは、ブログやサイトを作って、そこで商品やサービスを紹介して、紹介料という形で報酬を得るビジネススタイルです。パソコンとネット環境があれば、少ない資金で簡単に始められるので、ダブルワークには最適だと言えるでしょう。

ただ、敷居が低い分、競争も激しく、アフィリエイトをやる人の95%は月に5,000円も稼げていないというデータもあるぐらいです。

うまくいけば1ヶ月に数十万円以上稼ぐことも可能ですが、逆に、うまくいかなければ、アルバイトの時給よりも安くなってしまう時もあるので、やるんだったら、覚悟を持って取り組んでください。

ちなみに、アフィリエイトで借金返済をする場合の可能性や注意点については以下の記事で詳しく解説しています。

＞＞アフィリエイトで借金は返せる？失敗しないコツは？

投資(FX・株・ビットコイン)

投資に関心がある人の中には、FXや株、或いは、仮想通貨でお金を稼いでいる人もいます。投資の最大のメリットは、運が良ければ、大きくお金を稼げるということです。

ただ、あまりリスクを冒し過ぎて、レバレッジをかけ過ぎると、多額の損失を被って、借金を返済するどころか逆に増えてしまう時もあるので、その点は注意してください。

＞＞FXの失敗で大変な目に遭った人

SOHO

SOHOとは、クラウドワークスやランサーズなど、個人で仕事をしている人が気軽に仕事を受注して、お金を稼ぐことができるシステムです。数百文字の記事を書くという簡単なライティングの仕事もあれば、デザインやITのスキルを活かして大きく稼げる仕事もあります。何より、自分のペースで仕事ができるので、ダブルワークにも向いています。

ただ、SOHOに関しては、スキルがあれば単価の高い仕事を受注することが可能ですが、スキルが低いと単価がかなり下がってしまうんですよね。場合によっては、アルバイトをやる方がマシだと思ってしまうケースも出てくるので、自分のスキルを活かせるかどうかが大きなポイントになってきます。

不用品の販売や転売

手っ取り早くお金を稼いで、少しでも多く借金を返済したい場合は、家の不用品をヤフオクやメルカリで売って、収益を得るというやり方もあります。

また、物を売る事に慣れてきたら、ヤフオクやブックオフなどで買ったものをアマゾンなどで売るという転売の仕事もあります。転売はビジネスの中では比較的、確実に稼げるジャンルとして知られているので、初心者でも取り組みやすいというメリットがあります。

ただ、転売に関しては、利益率が低いことが多いですし、仕入れをするため、ある程度の資金力が必要となってきます。借金返済をしようとする人は、そもそも手元にお金がないので、資金力のなさがネックになってしまうかもしれません。

関連記事：＞＞借金返済に有効な副業！アルバイトから在宅でできる仕事まで！

ダブルワークがキツイ時は債務整理を考えてみる

借金返済にダブルワークは有効ですが、会社で禁止されている場合はできないですし、時間的、体力的、あるいはスキル的に難しいという方もいらっしゃるかと思います。そういった時は、発想を少し変える必要があります。

もし、借金を本格的に減らしたいのであれば、

のいずれかの方法を実践する必要があります。ここで借金自体を減らすというのは、お金を稼いで借金を減らすという意味ではなく、法律の力を使って働かずして借金の負担を減らしていくというやり方になります。

もし、ダブルワークで収入を増やすことしか考えていなかった場合は、借金自体を減らすことに意識を向けてみてはいかがでしょうか。借金を減らすために有効な方法は、債務整理です。例えば、債務整理の中で任意整理を選択すれば、将来的にかかる利息をカットして、残債を3年～5年で分割返済をするよう債権者と和解をすることができます。

将来帝にかかる利息がカットできれば、利息分を払う必要もなくなりますし、月々の返済額を減らすることも可能となったりします。そうやって借金の返済に余裕を持たせることができれば、ダブルワークをする際も精神的に余裕を持って取り組むことができますよね。

というか、借金を効率よく減らせれば、ダブルワークはしないで、本業だけで、借金返済ができてしまう可能性も十分あります。

ですから、まずは、債務整理で借金をどれくらい減らせるか、無料診断を受けてみることをお勧めいたします。

＞＞借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1～2分】

まとめ

借金返済をするためにダブルワークをするというのは一つの有効な選択肢になり得ます。ダブルワークで月々の返済額を増やすことができれば、一気に繰り上げ返済をすることができるようになるからです。

ただ、ダブルワークをする場合は本業との兼ね合いなどをうまく調整する必要があるので簡単にはいかないケースも多いです。実際、あまり無理をしすぎると、本業に支障が出て、余計マズイ状況になってしまうことがあります。

ですから、借金返済をするためにダブルワークをする際は、どこまで対応が可能なのか検討しつつ、債務整理で借金の負担を減らすという選択肢も含めて検討してきながら、より広い視野に立って対策を考えられることをおすすめします。