自己破産をすると借金がすべてチャラになるというメリットがあります。

しかし、その一方で、自己破産には様々なデメリットがあるのも事実です。

デメリットについていろいろ考えると、「自己破産をするのはやばいのではないか?」と思う方もいらっしゃいますが、実際、どうなのでしょうか?

ここでは、やばいと思うこと一つ一つを例に挙げながら、その疑問に答えていきます。

自己破産をするとやばいと思う不安

財産は全て失って身ぐるみはがされるのではないか?

自己破産をすと、所有している財産はすべて失われるのではないかと心配になる方もいらっしゃいます。

確かに、身ぐるみ剥がされるとやばいですが、自己破産を手続きを行っても、

  • 20万円以下の財産
  • 99万円以下の現金

は自由財産として所有することが認められます。

また自己破産をした後に入ってくる財産やお金は、問題なく持つことが出来ますから、ご安心下さい。

車や家を失うのではないか?

自己破産をする車や家など、重要な財産は奪われてしまうのでしょうか?

まず、持ち家に関しては、ローンの有無に関わらず、失うことになります

もし、住宅ローンが残っているけれども、家を失ったら本当にヤバいという方は、個人再生の手続きが出来ないか弁護士に相談をしてみて下さい。

また車に関しても、ローンが残っていれば原則として引き上げられてしまいます。

その一方で、車のローンを完済していれば、車の査定額が20万円を超えなければ、残すことが出来ます

>>自己破産でも車を残す方法はあるのか?

会社にバレて首になるのではないか?

自己破産をすると、そのことが会社にバレて首になるなどやばい事態に発展するのはないかと不安に思う方もいらっしゃいます。

ただ、弁護士に相談すれば、会社にバレないよう最大限の配慮をしてくれますので、基本的に会社にバレることはありません

万が一、会社にバレたとしても、それが理由で解雇になることもありません。

逆に自己破産をせずに借金を放置していると、債権者が裁判を起こして、給与が差し押さえになった方がもっとやばい状況になります

ですから、返済が難しいのであれば、早めに弁護士に相談されることをお勧めいたします。

自己破産をしても取り立てに来るのではないか?

自己破産をすると債務者は借金がすべて免責となりますが、債権者にとっては1円もお金が返って来ないので、不満を持つことはある意味、当然かもしれません。

ですから、自己破産で免責が確定しても、恨みを持った債権者が取り立て・督促をして、さらにヤバい状況になるのでないかと心配になる方もいらっしゃいます。

しかし、自己破産で免責を受けた人から取り立てをすることは、第275条第1項で厳しく禁じられています

もし、強制的に取り立てをした場合は、三年以下の懲役若しくは300万円の罰金、または併科となるため、安心してください。

ブラックリストに永遠に残るのではないか?

自己破産をすると、一生、ブラックリストに登録され続けるのではないかと思う方もいらっしゃいます。

確かに、自己破産をすると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいますが、長くても10年間です

それ以降は、ブラックリスト状態ではなくなります。

また、ブラックリストとは別に官報に記載されて、それは半永久的に残ります

そういった話を聞くとやばいと思われるかもしれません。

しかし、官報に記載されても、一般の人が見ることはないので、その点ではご安心下さい。

>>自己破産で官報に載るタイミングはいつ?掲載される期間は?

職業や資格が制限される?

自己破産をすると、職業や資格が制限を受けて、仕事が出来なくなってしまうのではないかと心配する方がいらっしゃいます。

確かに、仕事が出来なくなるのは、やばい状況なので、条件に該当する人は、自己破産を避けた方がいいのかもしれません。

ただ、制限される職業や資格は、あくまでも一部ですし、復権をすれば、再び、権利は回復するので、一生、制限される訳ではありません

>>自己破産をして制限される職業や資格~旅行や引っ越しは?

自己破産した方がいい人

自己破産のデメリットを見ていると、条件によっては、家や財産を失ったり、資格や職業が制限されたりして、ヤバい状況に追い込まれるケースもあります。

しかし、その一方でに以下のような人は、自己破産のデメリットを受けづらいので、むしろ自己破産した方が良いかもしれません。

  • 財産をほとんど持っていない人
  • 住宅ローンや車のローンを組んでいない人
  • 制限を受ける職業や資格と関係のない人
  • 保証人にある借金を抱えていない人

また、自己破産をするとやばいという方の中には、任意整理や個人再生など、別の債務整理の方法で解決できる方もいらっしゃいます

ですから、まずは、あなたの借金がどれくらい減るのかを調べた上で、自己破産しか道がないのか、或いは、自己破産以外の方法がないのか、確認をしてみてはいかがでしょうか?

takeshi1

自己破産はやばいと思っていても、手続きを行ってみると、意外にスムーズだったという方も多いので、まずは気軽に相談をしてみて下さい。