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借金はコツコツ返済していくのが、確実な方法だという意見があります。
確かに、コツコツ返済をしていけば、いつか必ず借金は完済できるので、確実といえば確実な方法かもしれません。
しかし、借金の額がある一定の範囲を超えると、コツコツ返済をするのは、あまり現実的ではなくなってしまうので、その分岐点などについて解説をしていきます。
まずは借金返済計画をを立てる
借金をコツコツ返済していくことが有効かどうか検証するには、借金返済計画を立てることが重要です。
例えば、金利15.0%で100万円の借金をコツコツ返済した場合の返済シミュレーション(月々の返済額と利息の総額)は以下のようになります。
返済期間 | 毎月の返済額 | 利息の総額 |
---|---|---|
3年(36回) | 34,665円 | 243,410円 |
2年(24回) | 48,486円 | 160,961円 |
1年(12回) | 90,258円 | 81,847円 |
このように見てみると、返済期間を2年~3年に設定すれば、毎月コツコツ借金を返済していくというやり方でも100万円の借金は返すことができるでしょう。
(もちろん、パチンコなどのギャンブルで無駄遣いをしないということが前提です)
ただ、借金の金額が増えて来ると、返済期間を3年間にしても、月々の返済額はかなり上がります。
返済額 | 毎月の返済額 | 利息の総額 |
---|---|---|
150万円 | 51,997円 | 365,131円 |
200万円 | 69,330円 | 476,844円 |
300万円 | 103,995円 | 730,280円 |
月々の返済額も増えますが、もう一つ注意すべき点は、最終的に支払う利息の総額です。
支払う利息の金額が数十万円単位になってくるので、この場合、コツコツ借金を返済するのはあまり効率的ではありません。
コツコツ返済するのが難しい場合は?
このように見てみると、金利が15.0%(一般的なカードローンの金利)での場合、一般家庭であれば、借金の金額が100万円を超えるかどうかが、コツコツ返済をしていく場合の分岐点になってくるとも言えます。
これ以上、借金が増えて来ると、毎月の返済額を捻出するために、節約をしたり、無駄遣いを控えたりするのにも限界が出てくるからです。
ですから、そんな時は新たな対策を立てる必要があります。
一つの方法としてオススメなのは、おまとめローンに借り換えることです。
おまとめローンでは複数の貸金業者から借金をしている場合、それを一つまとめることによって、金利を下げてもらい、月々の返済額も減らしていくことができます。
この場合は、ブラックリストに載ることもなく、安全な形で、借金の負担を減らすことができます。
借金の額が増えて来たら、より金利の低いローンのプランに切り替えていくことが、上手な借金返済のコツです。
おまとめローンが厳しい場合は?
ただし、おまとめローンは審査が厳しいというデメリットがあります。
その場合は、従来の方法で自力でコツコツ返済をしていくしかないのですが、元本がなかなか減らなかったり、無理な節約をし過ぎて、病気になったりする方もいます。
ですから、そんな時は、債務整理を行なうことによって、法的な力で借金問題を解決するという方法があります。
債務整理を行なうと、一定の期間はブラックリストに載ってしまうので、その期間は新たな借入れができなくなってしまいます。
しかし、その一方で、確実に借金の負担を減らすことが可能です。
実際にどれくらい借金や返済額を減らせるかは以下の方法で簡単に調べることができます。
債務整理というと自己破産をイメージする人が多いかもしれません。
しかし、任意整理であれば過去に払い過ぎた利息があればその分を減額し、将来利息をカットすることによって、月々の返済額をかなり減らすことができます。
なので、あとは、とても楽なペースで借金をコツコツ返済することが可能となります。
また、何より元本のみの返済となるため、余計な利息を払わなくても済むという点が任意整理の最大のメリットの一つだと言えます。
借金返済計画を立てて、最終的に支払う利息が数十万円単位になってくることが分かったら、債務整理を行なう価値は十分あると言えますので、気軽に相談をしてみて下さい。