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借金癖は、スピリチュアルな観点から見ると、どういった意味があるのでしょうか。
その点については、カウンセラーなど、専門家の方が様々な意見を寄せていますが、ここでは、さらに債務整理という観点も加えて解説をしていきます。
目次
借金癖のスピリチュアルな意味
まず、借金癖のスピリチュアルな意味について、専門家の方のコメントも引用しながら、まとめてみました。
エネルギーの乱れ
メンタルケア心理士の坂木理恵氏は、
スピリチュアル的には「お金はエネルギーだ」と考えられています。
引用元: スピリチュアル メディア
と話しています。
ですから、そのエネルギーがうまく使われれば、お金が良い方向に循環し、収入が増えたり、貯金が増えたりする方向へ働いていくというのです。
しかし、その一方で、エネルギーが悪い方向に働いてしまうと、お金が失わて、借金が増える力が働いてしまいます。
借金癖とは、一般的に以下のような特徴のことを言います。
- プライドが高く、見栄を張るためにブランド品を買ってしまう
- 欲しいものがあると我慢ができず、ついつい買ってしまう
- 計画を立てた上で、お金を使うことができない
- 借金をしてしまう自分をすぐに正当化する
- ギャンブルにハマって、どんどんお金を使ってしまう
- 借金があることを周りの人に隠そうとする
スピリチュアルなことに関心がない方は、「ついついお金を使ってしまうなあ」と考える程度かもしれません。
しかし、スピリチュアルな観点から見ると、借金癖がある人は、まさにお金が持つ強いエネルギーに振り回されていると言えるのです。
実際、お金が持つエネルギーは、ものすごく強いですからね。
借金はカルマ
坂木氏は、さらに、借金はカルマだとも話しています。
返済しなかった場合は、トラブルを引き起こしたり人間関係を悪くしたりして、カルマの清算をするまでそのツケを支払い続けなければならなくなります。今世で清算できなかったカルマは、来世に持ち越されてしまいます。
引用元: スピリチュアル メディア
カルマとはサンスクリット語で、原因と結果の法則を意味する表現です。
ですから、借金癖が治せないまま、借金が増えてしまった後、それをずっと放置していると、別の形でトラブルが起こってしまうというのです。
スピリチュアルの世界では、借りたものは必ず返さないといけないという方は多いです。
当たり前といえば、当たり前の話だとも言えますが、スピリチュアル的な観点から見ると、もっと恐ろしく聞こえます。
借金返済は修行
借金の返済は、キツイものです。
ただ、それでも借金を返そうとすることが、あなたの魂の成長にとって必要な修行になるというのがスピリチュアルな考え方です。
法的な観点から見ても、借金の返済義務は、債務者本人にしかないというのが原則です。
そして、スピリチュアルな観点から見ても、自ら作ってしまった借金の責任は、自分自身のカルマとして、背負っていかなければならないというのですね。
この点に関して、スピリチュアリストの江原啓之氏は、夫の借金癖が直らず悩んでいる主婦の方に、以下のようなアドバイスを行っています。
地に落としてその結果を見て、このままやっていくのか、離婚するのか。離婚するにしてもそこまで見たほうが、あきらめもつく。督促状が来ても“知らなーい。あなたがしたんでしょ? お金の話をしたら嫌なんでしょ? 私も言いたくもないし、考えたくもないし、子どもいるし、何とかして?”と、淡々と言ってみてはいかがでしょうか
引用元: excite ニュース
つまり、夫が借金癖を抱えている場合は、下手に助けようとせず、放置をして、自分で何とか解決させるしかないというのです。
これは、別の言い方をすれば、借金癖の人が、借金地獄に陥って苦しんでも、それは、その人にとって必要な修行であり、学びの機会だということを意味します。
そして、そこから立ち直っていく中で、教訓を得て、自ら成長し、自立していこくことが、スピリチュアルな観点から見た借金返済の意義だとも言えるのです。
債務整理はスピリチュアル的に問題ないのか?
当サイトでは、借金の返済が厳しい場合は、弁護士や司法書士に相談をして、債務整理で借金問題を解決する提案を行っています。
その一方で、スピリチュアルな観点から見れば、カルマの法則の観点で、借りたお金は返さなければいけないというので、債務整理とスピリチュアルは、一見、矛盾するようにも見えますよね。
ただ、私は、以下の理由から、決して矛盾する話ではないと思っています。
借金に押しつぶされされては意味がない
確かに、借りた借金は返すというのは大原則です。
返済能力がしっかりあるのに、債務整理を行って、借金から逃げようとするのは言語道断です。
しかし、その一方で、借金で苦しんでいる人の中には、自分の力では、どうしようもできない人という方が、いらっしゃるのも事実です。
思ったように仕事ができなくて、収入が増えないという方もいらっしゃいます。
また、がんばって仕事をして返済をしても、その大半は利息の支払いに追われて、借金がなかなか減らず、逆に増えていく中で絶望してしまう方もいらっしゃいます。
その中で、最悪の選択肢、すなわち死を選ぶ方も中にはいらっしゃいます。
もし、死を選んでしまったら、より大きなカルマが来世に重たくのしかかってくるでしょう。
人間は、強そうに見えて意外に弱いものです。
ですから、そういった人には、債務整理という力が必要な時もあるのです。
任意整理では返済を続けることになる
債務整理と聞くと、借金の支払いがすべて免除されると勘違いしている人が中にはいらっしゃいます。
もちろん、債務整理の中でも自己破産の手続きを行えば、原則として、すべての借金がチャラとなります。
ただ、任意整理の手続きであれば、基本的には将来的な利息がカットされることに留まります。
そして、残債を約3年~5年で分割返済していくというのが、任意整理の基本的な手続きの流れです。
利息だけしかカットされないということであれば、あまり意味がないと思われるかもしれません。
しかし、お金を年利15%~18%ぐらいで借りている方は、任意整理をすることによって、返済総額を大幅に減らすことができます。
元々、利息は、借りたお金そのものではなく、借りたお金に対して掛かる手数料です。
ですから、任意整理を行った後、利息をカットし、残債を債権者に対して分割返済することは、借金の負担は減らしながらも、借りたものは返している状態を保てるのです。
債務整理でエネルギーの流れを変える
債務整理がスピリチュアルに与える重要なポイントとして、エネルギーの流れを変えられるという点があります。
借金がなかなか返せず、借金で苦しんでいる人は、どうしても、
- 「今月の支払いができなかったらどうしよう」
- 「来月はどうやってやりくりしていこうか」
- 「借金を完済できる目処がまったく立たない」
- 「借金が増えすぎて、人生お先真っ暗だ」
ということを考えてしまうため、どんどん負のエネルギーから抜け出せなくなっています。
借金癖(負のエネルギー)が、借金を呼び寄せ、借金のプレッシャーが、さらに大きな負のエネルギーを生み出してしまうのです。
ですから、そういった負の流れをいったん断ち切る必要があります。
債務整理を行うと、債権者からの督促は一時的にストップし、債権者との間に弁護士や司法書士が入ってくれるので、気持ち的にもかなり楽になります。
それによって、前向きな気持ちを持てるようになれば、スピリチュアルな面から見ると、エネルギーの流れの変化につながり、借金問題の解決に大きなプラスとなっていくのです。
ですから、あなたのエネルギーの流れを変えるという意味でも、弁護士や司法書士に気軽に相談をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
借金癖をスピリチュアルな観点から見ると、お金のエネルギーに飲み込まれて、支配されてしまっていると見ることができます。
そして、借金はカルマであって、借りたお金を返すことは大原則であり、苦労しながら、借金の返済をすることが人生の修行だとも言えます。
しかし、場合によっては、どうしても自力で、借金を返済できない時もありますし、借金のプレッシャーによって完全に追い詰められてしまう人も中にはいらっしゃいます。
ですから、そういった状況を避けるためには、やはり債務整理は有効だと言えるのです。
また、何らかの形で、返済を続けたいという方は、任意整理を選択する方法もあります。
何よりも、債務整理を行えば、スピリチュアル的な負のスパイラルに陥っている方も、エネルギーの流れをプラスに変えられる可能性があるので、まずは、気軽に弁護士や司法書士に相談してみることをお勧めいたします。