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借金相談をする場合、できるだけ信頼できそうなところにしたものですよね。そういった時、真っ先に思い浮かぶのがやはり公的機関だと思います。また、公的機関に準じる形で、信頼できる相談窓口も探してみればいろいろ出てくるものです。
そこで、この記事では、借金相談ができる公的機関や相談窓口を全部で9つご紹介していきますので、ご自身に合った窓口を見つけるようにしてください。
目次
借金相談ができる公的機関4選
まずは借金相談ができる公的機関を4つご紹介していきます。
- 国民生活センター(消費生活センター)
- 法テラス(日本司法支援センター)
- 財務局
- 警察
国民生活センター(消費生活センター)
国民生活センターや消費生活センターは、多重債務問題などを含む消費生活全体に関するトラブルや悩みなどについて相談を行なっている公的機関です。国民生活センターは、国の独立行政法人ですが、消費生活センターは、地方自治体が設置している行政機関で、国民生活センターからは独立しています。
ただ、業務が重なっている部分も多く、借金相談に関して、国民生活センターの案内では、
- まず最寄りの消費生活センター(地方自治体によって、名称が変わる場合があります)に相談する
- 時間外や土日・祝日の場合など消費生活センターに連絡しても繋がらない時は、国民生活センターへ連絡する
という流れを推奨しています。
最寄りの消費生活センターの一覧と、消費生活センターに連絡が繋がらない場合の国民生活センターへの連絡先は、こちらから確認することが可能です。
また各地の消費生活センターでは、多重債務の問題を抱えている方を対象にした無料相談会を行なったりしているので、日程をチェックしてみるのも良いでしょう。
法テラス(日本司法支援センター)
法テラスは、経済的に余裕がなくて、弁護士や司法書士に相談しづらいという人達のために国が設立した公的機関です。収入が低い人に対しては、民事法律扶助といって、無料で法律相談を行なったり、債務整理をする際、弁護士や司法書士の費用を立て替えたりしてくれるサービスを行なっています。
特に収入が少なくて自己破産も検討しているという方には法テラスがオススメです。※ただし、収入が一定基準を超えているとサービスを受けられない場合がありますので、ご注意下さい。
>>法テラスで自己破産をする際の審査は確実に通る?注意すべきポイントはココ
法テラスに相談したい方はこちらから連絡先を確認して下さい。
財務局
財務局は、金融庁から委託を受けて、各地方において多重債務などの相談を受け付けている公的機関です。専門の相談員が解決に結びつくアドバイスや情報提供をしてくれますし、必要に応じて弁護士等、法律の専門家を紹介してくれます。
財務局の借金相談窓口の一覧はこちらから確認することができます。
警察
合法的な手段で対処を行ないたい場合は上記の公的機関に相談すれば良いのですが、中には違法な金銭トラブルに巻き込まれてしまう人もいます。
例えば、ヤミ金に引っ掛かってしまったり、違法な取り立てがあったりした場合は、警察に相談されることをオススメいたします。ただ、闇金問題は必ず警察が介入してくれるとは限らないので、その場合は、闇金問題に強い法律の専門家に相談するようにしてください。
借金相談ができる窓口5選
次に上記の公的機関以外にも多重債務などの借金相談ができる機関を5つご紹介していきます。
- 日本弁護士連合会
- 日本司法書士会連合会
- 日本クレジットカウンセリング協会
- 日本貸金業協会
- 全国銀行協会
日本弁護士連合会
日本弁護士連合会では、都道府県ごとに弁護士会の法律相談センターが設置されていて、電話やインターネットで借金問題などに関する相談を受け付けています。案件によっては有料になる場合もありますが、借金問題に関しては基本的に無料で受け付けています。
受付時間や予約が必要かどうかは、弁護士会によって様々なので、詳しくは最寄りの弁護士会の法律相談センターまでお問い合わせ下さい。
日本司法書士会連合会
日本司法書士会連合会でも全国に総合相談センターが設置されていて、電話で法律相談に応じています。司法書士総合相談センターも借金問題(クレジット・サラ金)に関しては無料相談に応じています。
日本司法書士会連合会の最寄りの相談窓口は以下のページから探すことができます。
日本クレジットカウンセリング協会
日本クレジットカウンセリング協会では、多重債務ほっとラインを通じて、借金問題に対して無料相談を行っています。日本クレジットカウンセリング協会のすごいところは、任意整理であれば相談だけでなく弁護士費用も無料で対応しているという点です。
ただ、センターや相談室は、全国に21ヶ所しかないので、全国を網羅している訳ではないのですが、一度、電話相談をしてみる価値はあるかと思います。
日本貸金業協会
日本貸金業協会は、貸金業者の許可団体で借入や借金返済の相談などへの対応を無料で行なっています。相談内容に応じて、家計管理や生活再建に必要な情報を提供したり、他の相談機関を紹介したりしています。
また、ギャンブルなどで借金癖のある人は、貸付自粛制度に申込むことによって、一定期間お金を借りられなくしてもらうことも可能です。ただ、貸付自粛制度は完璧な制度ではないので、その点は事前に認識しておく必要があります。
日本貸金業協会と聞くと、貸金業者が有利になるようなアドバイスをするのではないかと心配する人もいるかもしれません。しかし、こちらの機関は公正中立な立場から借金問題の解決を支援してくれますので、その点ではご安心下さい。
全国銀行協会
全国銀行協会では、多重債務など借金返済で困っている人を対象にして、無料でカウンセリングサービスを行っています。対象となるのは、銀行との取引があって、住宅ローンやカードローンの借金返済が困難になっている人となります。
また、相談を受け付けている場所は、東京と大阪に限定されているので、地方在住の人は利用しづらいところがあります。
公的機関に借金相談をする場合の注意点
ここで挙げた公的機関などは、基本的に電話をしたり、最寄りの窓口へ行ったりして借金相談を行なうという流れになっています。
その場合、特に公的機関は受付時間が平日などに限定されているケースも多いです。
また、公的機関に借金相談をする場合は、
- 無料相談をして弁護士や司法書士を紹介してもらう
- 電話をして予約をしてから弁護士や司法書士に無料の借金相談をしてもらう
- 無料相談会に参加して、その場で借金相談する
という流れが多く、最終的に弁護士や司法書士に債務整理の依頼をするまで、時間と手間が掛かってしまう傾向があります。
素早く弁護士や司法書士に直接無料相談するには?
借金問題を法的に解決するには、弁護士や司法書士を通じて、債務整理を行なうのが一番手っ取り早いです。また、債務整理の依頼すれば、借金の取り立てや催促もすぐに止めてもらえるというメリットもあります。
ですから、借金問題を相談するには、弁護士や司法書士に直接相談するというのがベストな流れとなります。昔は、公的機関で借金相談をするのが主流でしたが、今は、以下のようにインターネットを通じて弁護士や司法書士に直接、借金相談ができるサービスがあります。
ですから、早く借金問題を解決したい方は、そういったネットでの無料相談窓口を活用してみられることをオススメいたします。
インターネットの窓口は24時間受付を行なっていて、時間に関係なく相談できるというメリットがありますので気軽に相談してみて下さい。