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パチンコやパスチロで借金地獄に陥ってしまう方は多いです。
パチンコやパスチロはギャンブルではないという話もありますが、依存しやすい人が多いという点を考えれば、やはりギャンブルと本質的に変わりません。
ここでは、パチンコとパスチロで借金まみれになってヤバイと感じた35歳の派遣社員がどう問題を解決していったのかという体験談をご紹介していきます。
パチンコとパスチロで借金まみれに
35歳の独身男性で派遣社員をしています。
2年前に債務整理を行い、現在返済中です。
私は、パチンコとパスチロにハマってしまい、借金地獄に陥ってしまいました。
最初は、近所のパチンコ屋へ行って、気軽な気持ちで始めたのですが、ビギナーズラックでたまたま儲かってしまったのが悪夢の始まりでした。
そこから金銭感覚が麻痺して、パチンコやスロットにどんどん大金をつぎ込んでいく内に投資金はすぐになくなってしまいました。
手持ちのお金が尽きた後は、軍資金としてのお金を確保するため、パチンコ店の近くにあった無人機で消費者金融から借金を始めたのです。
さらに総量規制のため、限度額いっぱいになってしまったところで、銀行系カードローンからも借入をするようになりました。
そして、徐々に金銭感覚が麻痺し、気が付けばパチンコ依存症&借金まみれという非常にヤバい状態となっていたのです。
今から振り返れば自業自得だと思うのすが、借金は身を滅ぼすというのは、まさにこのことだと感じています。
最終的には、JRの回数券をクレジット払いで購入して即転売する、クレジットカードの現金化までしてしまいました。
もう少しで闇金にも手を出すところでしたが、そこまで行かなかったことが今から振り返れば不幸中の幸いだったと思います。
債務整理直前は、
- アコム17万円(毎月2万円の返済)
- プロミス60万円(毎月1万円の返済)
- 三井住友銀行50万円(毎月1万円の返済)
- 三菱東京UFJニコス150万円(毎月9万円の返済)
借金総額が、277万円(月々の返済額は13万円)まで膨れ上がり、完全な借金地獄状態でした。
35歳で借金まみれはヤバイ
最初の借入から約6年間、自転車操業の状態ながら、延滞も無く、なんとか期日までには返済していました.
しかし、やがて新規借入や増枠も拒否され、さらにはカードの更新時期に伴う、極度額の見直しなどもあり、ついに延滞するようになってしまったのです。
最初は、短期のバイトを掛け持ちし、延滞分の解消ができると楽観的な気持ちでいました。
しかし、延滞を解消しても、完済の目途が全く立てられないことが分かって来ました。
実際、35歳を過ぎると、転職をするのが難しくなり、将来的に収入を伸ばせられる可能性がガクンと下がってしまいます。
それに、35歳だと、借金がなくても結婚するのが難しくなってくるのに、借金まみれの状態だと、結婚は夢のまた夢となってしまいます。
そういった35歳からの将来設計を考えた時に、このままではマズイという焦りの気持ちがふつふつと湧いてきて、債務整理を決意したのです。
債務整理を依頼することに
債務整理については、まず、こちらで紹介されている方法を使って、借金をどれだけ減らせるか調べてみることにしました。
そこで、債務整理には、自己破産や個人再生、任意整理と様々な方法があることを、この時初めて知りました。
そして、自己破産と個人再生は、裁判所での手続きになるので、相応の費用がかかるとのこと。
さらに、パチンコやパスチロが借金の原因であった場合、自己破産だとかなり面倒になってしまうという話も聞きました。
その一方で、任意整理の手続きは、裁判所の関与がなく、友人や家族に知られずに進められることを知りました。
当時家族と同居していて、借金のことだけはバレたくないとの思いから、任意整理で進めようと決めたのです。
その後、債務整理の実績も多い、弁護士事務所に連絡を取り、後日面談の中で、任意整理したいことを伝えました。
ちなみに、パチンコなどのギャンブルが主要な原因であった場合でも、自己破産をすることは可能ですが、手続きは少し大変になるとのことでした。
任意整理で残債が劇的に減額
弁護士には、借金の経緯や、今後の返済希望額を正直にお話し、面談当日に委任契約を結びました。
委任契約から3か月後、約30万円の過払い金返還があり、アコムの分は全額完済となりました。
さらに、その3か月後、各債権者との和解交渉が完了し、将来利息のカットなどで、残債は合計約250万円に圧縮されました。
毎月の返済額は、こちらの希望通り、合計月5万円となりました。
なお、弁護士費用は、委任契約直後から分割(4回)での支払いを認めていただいたので、無理なく支払うことができました。
実際、債務整理を行うまでは、消費者金融や銀行への毎月の返済に追われ、借金のことばかり考えていて本当にストレスが溜まり、苦しかったです。
しかし、債務整理後は、毎月の決められた返済額を、弁護士事務所の口座に返済金として積み立てるだけでよくなったので、借金地獄から脱出することができて、精神的に本当に楽になりました。
正直、債務整理をしていなかったら、借金地獄から抜け出せないまま、人生が崩壊していたと思います。
債務整理後の生活
元々、パチンコやパスチロなどのギャンブルが原因の借金だったので、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、ギャンブル依存症克服に向けた集会などに参加しています。
また、家計簿アプリを利用し、毎月の収支を管理して、計画的にお金を使うことができるようになりました。
かつてはパチンコで借金まみれになって、多重債務だったにも関わらず、債務整理など人ごとだと思っていました。
しかし、今思えば、もっと早く債務整理できることに気づいていればよかったと、後悔しています。
借金で悩んでいる方は、私のように35歳で借金地獄に陥る前に、体験談を参考にされながら、債務整理を検討した方がよいと思います。
パチンコやパスチロの依存症になって借金まみれになった方は心のケアも必要ですが、まずは借金地獄を解決する必要がありますので、弁護士や司法書士に気軽に相談してみて下さい。