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クレジットカードで滞納が1ヶ月ぐらい続いてしまうと、信用情報に傷がついてしまうのでしょうか?
結論から言うと、1ヶ月程度であればブラックリストに載ることはないのですが、それ以外に気を付けるべき点もありますので、具体的に解説をしていきます。
目次
1ヶ月の滞納なら信用情報は傷つかない
クレジットカードの滞納が1週間や1ヶ月ぐらいの段階では、信用情報に傷がつくことはありません。
なぜなら、ちょっとした支払いの遅れでれば、引き落とし口座への入金し忘れなど、うっかりミスなどのケースも多く悪質だとは判断されないからです。
では、どれくらいの期間、滞納をした場合、信用情報に登録されてしまうのでしょうか?
信用情報機関はいくつかの種類に分かれるのですが、その中で、クレジットカードの会社が主に加盟しているところはCICとなります。
そしてCICの信用情報開示報告書には、「約定返済日より61日以上または3ヶ月以上支払が延滞しているもの」が異動情報として登録されると記載されています。
実際、信用情報機関に事故情報が登録されるまでは、電話で何度か催促をされたり郵送で督促状が届くようになります。
ですから、滞納が1ヶ月・2ヶ月程度であれば、そういった督促を無視せず、早めに滞納分を支払うようにしていきましょう。
クレジットカードの滞納1ヶ月で注意すべき点
クレジットカード滞納が1ヶ月~2ヶ月ぐらいまでであれば信用情報に傷がつかないといっても、それとは別に気を付けないといけないことがあります。
クレジットカードの利用停止
クレジットカードの支払いが1日でも遅れてしまうと、原則としてカードの利用が停止されます。
もちろん、延滞した分を支払えば、再び、カードを使えるようになりますが、クレジットカード会社からの信用は確実に失われてしまいます。
また、このようなちょっとした滞納も何度か繰り返していると、強制解約に繋がってしまう場合もあるのでご注意下さい。
遅延損害金が掛かる
クレジットカード会社では、支払いが遅れると損害遅延金が掛かるようになります。
遅延損害金の年率は20%のところが多いです。
滞納をすると、クレジットカード会社からの信頼を失うだけでなく、余計な出費を強いられることにもなるので、気を付けて下さい。
クレジットカードの強制解約
クレジットカードを滞納をした際、もう一つ気を付けないといけないのは強制解約です。
ただ、滞納が1ヶ月未満の範囲であれば、ある程度、事情を考慮してくれるので、強制解約にならないケースがほとんどです。
しかし、滞納が1ヶ月以上続いたり、催促の電話が来ても無視をしたりしていると、確実にカードは強制解約されてしまいます。
クレジットカードで滞納が61日~3ヶ月続く場合は?
滞納分はすぐ解消できれば良いのですが、支払額が増えすぎてしまっていたり、他の借金もあったりする場合は、クレジットカードの滞納が1ヶ月ではとどまらず、61日~3ヶ月の期間を超えてしまうこともあるかもしれません。
信用情報に事故情報が登録されてしまうと、たとえそこで滞納分を支払ったとしても、事故情報は約5年間残ってしまいます。
そのため、約5年間は新たな借入ができなくなり、当然、クレジットカードも作れなくなります。
さらに、滞納を続けていると信用情報に傷がつくだけでなく、クレジットカード会社から訴訟を起こされてしまう場合があります。
最悪は、裁判沙汰となり、強制執行で給与や口座を差し押さえられてしまうリスクもあります。
もし、クレジットカードの滞納が続く場合は、債務整理を行うことを検討してみても良いかもしれません。
債務整理では、クレジットカードの返済額を減らしたり、チャラにしたりすることも可能となってくるからです。
債務整理を行っても信用情報に事故情報が登録されますが、クレジットカードの滞納で事故情報が登録されるのであれば同じことになります。
クレジットカードで1ヶ月滞納をしてしまった場合、返済シミュレーションを考えながら、難しい場合は、早めに弁護士や司法書士に相談するようにして下さい。