※この記事にはプロモーションが含まれています。
生活を立て直したいけれども、なかなか難しい時ってありますよね。
そんな時は、自分一人で悩まずに、公的機関も含めて誰かに相談することは非常に大切です。
また、生活を立て直すために自分でもできる方法も含めてお伝えしていきます。
目次
公的機関の制度を利用する
公的機関では、その人の状況に応じて、生活を立て直すための様々な取り組みを行っています。
求職者支援制度(職業訓練受講給付金)
普通、会社を辞めてしまった人は、雇用保険(失業保険)によって、一定の期間、手当の給付を受けることができます。
しかし、中には雇用保険が適用されない方、あるいは失業手当を受給できる期間が終了してしまった方もいます。
そういった方は、求職者支援制度を利用することによって、ハローワークの職業訓練を受けている間、月額10万円の給付支援を受けることができます。
この制度は、管轄のハローワークで申請することができます。
生活困窮者自立支援制度
病気などで働きたくても働けない、家賃が払えないなどの事情を抱えている人の生活を立て直すための制度です。
具体的には以下のような取り組みを行っています。
- 支援プランの作成サポート
- 家賃の相当額を支給
- 就労支援プログラム
- 家計の立て直しをアドバイス
- 子供の学習支援
- 住居がない人に向けた衣食住の提供
こちらの自立支援の相談窓口は、全国のNPOや社会福祉法人が担当しています。
詳しくはこちらをご覧下さい。
総合支援資金
総合支援資金は、各市区町村の社会福祉協議会が窓口となっている生活福祉資金貸付制度の一環として行なわれているものですが、生活を立て直すための資金を借りることができます。
大きく分けると3つの項目に分かれます。
- 生活支援費:二人以上の世帯は月20万円以内、単身であれば15万円以内のお金を3ヶ月(最長で12ヶ月)借りられる
- 住宅入居費:資金や礼金など住宅の賃貸契約に必要な費用を40万円以内の範囲で借りられる
- 一時生活再建費:滞納している公共料金の立て替え用など60万円以内の範囲で借りられる
生活が苦しい時、下手にカードローンに手を出してしまうと、高い金利で利息を取られて、益々、生活が苦しくなるリスクがあります。
総合支援資金は、保証人がいれば無利子、保証人がいなくても年1.5%でお金を借りれるので、こちらの方を有効活用していきましょう。
生活保護
ただ、様々な制度を利用しても、どうしても生活を立て直すことができない場合も出てきます。
そういった場合は、生活保護を受けるという選択肢もあります。
生活保護を受けると、最低限の生活が保障され、日常生活の費用や、医療、家賃など、生活を営むために必要な費用を扶助してもらうことが可能です。
ただ、生活保護は一度、受け始めると、そこから抜け出して普通の生活に戻るのは極めて困難になってしまう傾向があります。
ですから、本当の意味で、生活を立て直したい方に生活保護はオススメしません。
あくまでも生活保護は最後の手段という形での選択肢になります。
生活保護の窓口は、お住まいの地域の福祉事務所の生活保護担当となります。
自分で生活を立て直す方法
生活を立て直すには公的機関に相談することも有効ですが、自分自身が生活リズムや生活習慣を見直して立て直していくことも大切です。
自分で生活を立て直すための基本は、収入を増やして支出を減らすことです。
もし、毎月、収入が支出を上回る生活を続けることができれば、借金が減り、貯金が増え、生活は確実に立て直すことができるからです。
収入を増やす
収入を増やすためには、公的機関に相談することも大切ですが、自分でできるところから始めてしまった方が早いケースもあります。
ヤフオクやメルカリなどで転売をしたり、クラウドワークスやランサーズで副収入を得たりするなど、最近はパソコンとネット環境があればお金を稼げるシステムがいろいろあります。
今よりも収入を10万円増やすことができれば、かなりの確率で生活を立て直すことができると思いませんか?
参考記事:借金返済ができる副業の種類
支出を減らす
収入を増やすだけでなく、余分な支出を減らしていくことも非常に大切なことです。
例えば、収入が毎月40万円あっても、支出が50万円あったら、生活を立て直すことは絶対できません。
もし、がんばって働いても貯金がないという人は節約術を身に付けられるよう努力していきましょう。
- 光熱費の無駄を減らしていく
- 不要な保険はカットする
- 格安スマホに切り替えたりして通信費を見直す
- 家賃が安い家に引っ越す
- カード払いから現金払いに切り替える(カードを利用することは借金です)
- 週ごとあるいは項目ごとに必要なお金を袋分けにする
参考記事:借金返済の為の節約術
借金はどうする?
このように生活を立て直す方法は、いろいろありますが、もし、多額の借金を抱えている場合は、普通の方法だと難しくなってしまいます。
いくら、家賃や職業などに関するサポートを受けても、多額の借金が重たい足かせになってしまうからです。
副業や節約をしても、借金が多過ぎると焼け石に水となってしまうかもしれません。
また、生活保護を受ける場合でも、生活保護費を借金の返済に充てることは禁止されているため、生活保護を受ける前に、全ての借金を整理しておく必要があります。
借金問題をリセットして、ゼロから再スタートしていくためには、債務整理を行なうことが有効な方法となります。
債務整理の相談は、公的機関に依頼するのではなく、弁護士や司法書士に直接相談するのが効率的です。
実際に、以下の方法を使えば、法律の専門家に無料相談ができるだけでなく、借金がどれくらい減らせるかも簡単に調べることができます。
債務整理を通じて、借金問題を解決し、それと共に、公的機関に相談したり、今の収支を改善したりしていけば、生活を立て直す道は必ず見えてくるはずです。
生活が大変な時ほど、一人では思い悩まずに、生活を立て直すため、利用できるものは全て利用していくという気持ちで取り組んで行って下さいね。