自己破産 恥ずかしい

自己破産をするのは恥ずかしいと思って、躊躇されるされる方が、いらっしゃいます。

  • 「借りたお金は絶対返すべきだ。」
  • 「自己破産をすると周りの人達に大きな迷惑を掛けてしまう。」
  • 「自己破産をすることは格好悪い。自分のプライドが許さない。」
  • 「自己破産をしたら、もう人生は終わりだ。」

という感じで自己破産に対してネガティブなイメージを持つ人は多いです。

ただ、そういった方にこそ、こちらの記事を読んで頂ければと思います。

人は失敗をしてしまうことがある

人生に失敗はつきものです。

一説では、新しく出来た会社は1年以内に半分以上が倒産し、5年以内には80%が消えて、10年以上に残っている会社はわずか5%だと言われています。

つまり、成功する会社よりも失敗する会社の方が遥かに多いのです。

また、2014年8月に厚生労働省は、パチンコや競馬などにハマってギャンブル依存症の疑いのある人の数は536万人だと発表しました。

長い間、生きていれば、会社でリストラに遭ったり、病気になったりして、収入が激減することだって十分あり得ます。

つまり、何らかのきっかけて事業に失敗したり依存症になったりして、多額の借金を抱えてしまう可能性はゼロだなんて誰にも言えないのです

ですから、結果的に自己破産をしてしまうことになっても、恥ずかしいと思ったり、くよくよしたりする必要はないと思うのです。

自己破産は終わりでない

自己破産をすると借金をチャラにしてもらえるというメリットがある代わりに、銀行や消費者金融などの債権者や連帯保証人の人達に多大な迷惑を掛けてしまうことも事実です。

ただ、ここで重要なポイントになってくるのは、債務者が自己破産をするということは社会的な罪を犯すことでは決してないということです。

もちろん、だからといって、多額の借金をしてしまったことを反省せず、何の教訓も学ぼうとしてない場合は、道徳的な観点で問題ありです。

ただ、自己破産の目的は、借金の返済ができなくなった人が、法律(破産法)を通じて、借金を免責してもらうことによって、生活を立て直せるようになるということです。

つまり、自己破産は人生の終わりではなく、再出発の機会だと言えるのです。

もし、自己破産をしなければ、結局、返済不能となって人生に行き詰まったり、夜逃げをすることになってしまったりして、債権者や連帯保証人にもっと迷惑を掛けてしまう可能性もあります。

でも、自己破産をすれば一時的には迷惑を掛けてしまうかもしれませんが、生活を立て直した後、しっかりがんばれば、将来的に周りの人達に何らかの形で恩返しをしていくことも十分可能なのです。

自己破産後の生活は意外と普通

それに、実際、自己破産をした人の生活は意外と普通です。

自己破産をしたら債務者は身ぐるみはがされると勘違いしている人もいますが、20万円以下の財産と99万円以下の現金は持つことが出来るので、普通の生活をする分には何の問題もありません

また、自己破産をすると、職業や資格が制限されて、一生特定の仕事ができなくなると思う人もいます。

しかし、制限されるのは、破産の申し立てをしてから免責を受けるまでの期間のみで、長くても半年程度です。

参考記事:自己破産をして制限される職業や資格

自己破産をしても、選挙権がなくなることはありませんし、給料や年金、失業保険がもらえなくなるということもありません。

実際、自己破産に対して間違った認識をして、自分で勝手に恥ずかしいと思ってしまっているケースもよくあるのです。

それでも自己破産は恥ずかしいという人は?

それでも自己破産は恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。

ただ、自己破産は職場や近所の人達に対しては内緒で行なうことも条件次第では十分可能です。

家族に対しても、同居している場合は難しいですが、同居していなければ、家族にバレないで自己破産の手続きを行なうことも可能です。

また、債務整理を行なう場合でも、自己破産だけでなく、任意整理や個人再生という別の手続きを行なうという方法もあります。

もし、一定基準以上の返済能力があれば、任意整理や個人再生で借金問題を解決することも可能です。

実際に、自己破産以外の方法で借金問題が解決できるかは、以下の方法で借金をどれくらい減らせるか調べることによって、方向性が分かってくるでしょう。

ただし、任意整理や個人再生でも信用情報機関に情報が記録されてしまうデメリットがあるという点では変わりません

ですので、最終的には弁護士や司法書士と相談をしながら自分に一番合った方法で債務整理をされることをオススメいたします。

takeshi1

大切なことは過去の自分に対して恥ずかしいと思うことではなく、未来の自分に希望を感じてがんばることなので、そのためのきっかけとして自己破産を利用されることをオススメいたします。