債務整理中(残債の返済中)、あるいは債務整理後に携帯電話の機種変更を行なうことは可能なのでしょうか?

今のスマホなど携帯電話が古くなっていると、やはり新しい機種に変更したい気持ちは湧いてくるものですよね。

ここでは、携帯電話代を債務整理する場合の注意点や、分割払いの可否など機種変更が出来る条件について解説していきます。

携帯電話代を債務整理する場合の注意点

分割払いの途中である場合

もし、通信料金を滞納することなく払っていても、機種代の分割払いが残っている場合、個人再生や自己破産を行なうと、債務として見なされ整理の対象となるため、強制解約となる場合があります

通信料金の分を滞納していないのに解約はどうなのかと思ってしまうかもしれませんが、端末料金と通信料金を切り分けることは難しいので、結局、強制解約になってしまうのです。

ただ、携帯電話は生活必需品なので、携帯電話を引き続き使うことが許可される場合もあります

実際にどうなるかは、その時の状況によって変わってくる部分もありますので、弁護士や司法書士に相談するようにして下さい。

通信料金の滞納がある場合

もし、機種代はすべて払い終わっていても、携帯電話の通信料金を滞納してしまっていると、個人再生や自己破産を行った場合、整理の対象となり、一時的に携帯が使えなくなります。

ただ、自己破産で免責を受けた場合は、その事情を伝え、個人再生の場合は、未払いの料金を払えば、新たに契約をすることは可能となってきます。

任意整理がオススメ

このように、個人再生や自己破産を行なう場合、基本的には、機種代を全て払った状態で、かつ通信料金の未払いが残っていない状態でなければ、携帯電話を使い続けることが出来ません。

ですから、債務整理を行なう場合は、極力、任意整理で手続きを行なうことをオススメいたします。

任意整理であれば、整理する債務を選べるため、携帯電話の支払い分や未納分を整理の対象から外すことによって、携帯電話を使い続けることが出来るようになるからです。

任意整理が出来るかどうかは借金をどれくらい減らせるかによって大体判断出来ますので、こちらの方法で一度調べてみて下さい。

債務整理(中)後に機種変更をする場合

もし、TCAのブラックリストに載っていない場合は、債務整理中や債務整理後も引き続き、携帯電話を使い続けることが出来るので、機種変更も可能となってきます。

ただし、携帯電話の分割払い(割賦)という形で機種変更をすることは出来ません

その理由は、分割払いを申込む場合、au、ソフトバンク、ドコモ、いずれのキャリアも、割賦販売法の第35条の3の36第1項の規定に基づいて、審査の際に信用情報機関(CIC)の情報を照会することが義務付けられているためです。

債務整理を行なうと、信用情報機関に事故情報が約5年~10年間登録されてしまうため、その情報が残っている間は、ブラックリストに載った状態となって、分割払いが出来なくなってしまいます。

債務整理を行なう際、電話料金の未納分がなかったり、任意整理で未納分を整理の対象から外したりした場合は、TCAの携帯ブラックリストに載ることは免れることが出来ます。

しかし、信用情報機関のブラックリストに載ってしまうことは免れられないのです。

ですから、債務整理中や債務整理後に機種変更をする場合は、一括購入をするのが原則となります

まとめ

ですから、債務整理中や債務整理後に、携帯電話の機種変更をしたい場合は、

  1. 任意整理で携帯電話の分割払い分や未払い金を整理の対象から外す
  2. 個人再生や自己破産をする場合は、機種代を払ってい通信料金も滞納していない

という形で手続きをした上で、債務整理中や債務整理後は、一括払いで機種変更の手続きを行なうという流れになります。

takeshi1

債務整理中や債務整理後の機種変更は条件によって、いろいろ変わってくる部分もありますので、弁護士や司法書士に相談しながら手続きを進めていかれることをオススメいたします。