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借金の返済ができない時、一人で悩み続けるのは本当に苦しいものですよね。
そんな時に、借金のことを親に話すべきなのでしょうか?
ここでは、親に話すことが解決に繋がるのかという観点から、親に相談する際に気を付けるべき点、また親に相談しないで解決する方法まで、様々な観点から解説をしていきますので、是非、ご参考にして下さい。
目次
借金の悩みを親に話したら解決できる!?
借金の返済が苦しいと、藁をも掴む気持ちで、親に話したくなる気持ちも分からない訳はありません。
しかし、本当にそれで、あなたの借金問題が解決されるかどうか、一度、冷静になって考えてみる必要があります。
親に経済力がない場合
もし、親に経済力がなければ、いくら子供のために何とかして上げようと思っても、助けて上げることはできません。
親にどれくらいの経済力があるかどうかは、あなたも大体分かるはずです。
あなたを高校や大学へ送るために教育ローンを組んだりしていれば、今は、その返済に追われているかもしれません。
既に退職をして年金生活に入り、質素な生活をしているのであれば、なおさら、何とかしてもらうのは難しいでしょう。
大きく失望される場合も
親は、子供のためなら、何でもしてくれると思い込んでいる人もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、親の我慢にも限界はあります。
せっかく、苦労して社会に出して上げて、これから、ちょっとは親孝行をしてくれるかなとかすかな期待を抱いていたのに、借金の相談をされたら、大きく失望される可能性は十分あります。
中には、勘当したいと思ってしまう親だっています。
親が肩代わりをしてくれても
それでも、中には、子供のためなら何でもしてやりたいという気持ちがあり、かつ、今でも現役でバリバリ働いていて、肩代わりをしてくれる親も中にはいらっしゃるかと思います。
肩代わりをしてくれる場合は、基本的には無利子で貸してくれるか、あるいは返さなくても良いと言ってくれるかもしれません。
しかし、そういったケースでは、子供は、再び、借金を繰り返してしまう傾向があります。
借金問題を自力で解決できれば、それが自信にも繋がりますし、二度と借金をするまいと固く決心することもできます。
でも、親の力で、何とかしてもらった人は、心の底から反省することができないですし、「また借金をしても何とかしてもらえる」という甘えの気持ちが生じやすくなってしまうでしょう。
親に迷惑をかけてもいいの?
借金のことを親に話した場合、親が肩代わりをするしないに関わらず、親には確実に迷惑を掛けてしまいます。
本当にそれで良いのでしょうか?
私も一人の親ですが、子供を育てることは本当に大変です。
ある意味、自分の人生を犠牲にしながら、学校を卒業させるまでに必死になって働いている親は私だけじゃないはずです。
そして、子育てが終わって、やっと自分の残りの人生を楽しもうと思っている親に、借金の話をして、再度、親のスネをかじるべきではないと思うのです。
それでも借金について親に話す場合は?
ただ、それでも借金について親に話したいという方もいらっしゃるかと思います。
借金を抱えると、精神的にも苦しくなりますから、そういった時、一番の身内に頼りたくなるのも、ある意味、自然な流れなのかもしれません。
私も一人の親として、子供にはちゃんとがんばって欲しいという気持ちもあります。
しかし、その一方で、子供が本当に困った時には、親に相談して欲しいという気持ちがあるのも事実です。
それが親心と言いましょうか・・・
では、その場合、親に対して、どのように借金の話をしていけば良いかについてもお伝えしていきます。
親の経済状況は把握しておく
少し、狡猾な表現になってしまうからもしれませんが、親が借金の相談をされた時、助けたい気持ちがあっても、手元にお金がなければ、助けることはできません。
ですから、親の経済状況を、ある程度、事前に把握しておくことは大切です。
もちろん、自分の経済事情を子供にペラペラと話す親はほとんどいないと思いますが、本当に経済的に厳しい時は、親と話していれば、大体、分かるものなので、探りを入れておきましょう。
親に心の準備をしてもらう
親といっても人の心を持った人間なので、前置きもなく、いきなり借金の話をしたら、びっくりします。
気持ちが混乱すると、ネガティブな気持ちが湧いて来やすいものです。
ですから、最初に「ちょっと、大切な話があるんだけど・・・」と言いながら、親にも心の準備をしてもらうことが大切です。
また、電話で簡単に話すよりも、直接、会って話す方が良いことは言うまでもありません。
必ず返済をすることを伝える
相手は親ですから、子供を想う気持ちから、肩代わりをしてもらえるケースもあるでしょう。
しかし、だからといって、それを子供の立場からお願いするべきではありません。
親の負担をより増やしてしまうという理由もありますが、最初から肩代わりをしてもらいたいという甘えの気持ちがあったら、あなたはいつまで経っても借金癖から抜け出すことはできないからです。
ですから、必ず、借りたお金は必ず返済するという気持ちを伝えた方が良いでしょう。
また、その際に、具体的な返済期限を決めて、返済計画まで伝えれば、親はより安心をしてくれるでしょう。
正直に話す
借金のことを親に話す場合は、なぜ、借金を抱えることになってしまったのか、正直に話しましょう。
そこで絶対にやってはいけないことは嘘をつくことです。
たとえ、ギャンブルで借金を増やしてしまったような場合でも、隠さずに正直に話すべきです。
なぜなら、嘘は、時間が経てば、必ずと言ってもバレますし、親が後で嘘に気が付くと、裏切られた気持ちになるからです。
もちろん、借金をしてしまった不都合な事情を話すことは恥ずかしいですし、親から怒られるかもしれません。
ただ、正直に話した方が、最終的には気持ちがスッキリしますので。
断られてもしょうがないという気持ちで
たとえ、親であったとしても、子供にお金の援助をして上げることは簡単なことではありません。
ですから、ある意味、断られて当然という気持ちで親に話した方が良いです。
そういった気持ちがないと、万が一、金銭的な援助を断られてしまった時、親に対する余計な不信感が湧いて来てしまうでしょう。
せっかくの大切な親子関係が傷つかないようにするためにも、そういった気持ちの持ち方は重要です。
親に話さないという選択肢
その一方で、借金が増えてしまっても、親には話さないで、内緒にすると決心している人もいらっしゃいます。
自力返済できるなら親に話す必要はなし
もし、あなたが今の借金を自力返済できるのであれば、親に話す必要はないでしょう。
借金をすべて返済し終わってから、「実はね」と話すぐらいがちょうど良いかと思います。
返済後であれば、親としては、たくましく成長した自分の子供に対して安心感を抱いてくれるに違いありません。
自力返済ができないと・・・
しかし、その一方で、自力で返済ができない場合は、あなた自身、非常に苦しくなってしまいます。
親にも相談できない場合は、一人でその悩みを背負い込んでしまうことになるからです。
もし、親と同居していれば、借金が返済しきれなくなった場合、督促状が送られたりして、いつか親にバレる可能性は高いです。
そうすると、結果的にもっと親を心配させてしまうことになってしまいます。
法律の専門家に相談するという選択肢
借金問題を抱えて、自力返済が難しいのであれば、親に相談をするよりも、弁護士や司法書士など法律の専門家に相談されることをお勧めいたします。
借金のことを親に話すと、関係が近いだけに、心配をさせたり、迷惑を掛けたりして、親に大きな負担になってしまします。
しかし、弁護士や司法書士は、借金が返済できなくて、困っている人を助けるのが仕事ですし、債務整理の手続きを行えば、合法的なやり方で、借金を減らすことが十分可能だからです。
また、費用面に関しても心配する方がいらっしゃいますが、借金の減額診断は無料で受けることができます。
もちろん、具体的に債務整理の手続きを依頼すれば、弁護士費用などが掛かりますが、それ以上に、借金を減らせるのであれば、結果的にあなたは得をします。
また、弁護士や司法書士には守秘義務があるので、親にバレないで、借金問題を解決することは十分可能です。
借金のことを親に話して変に話をこじらすよりも、最初から弁護士や司法書士など法律の専門家に相談をした方が、スムーズに借金問題を解決することができますので、気軽に相談をしてみて下さい。