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親が多額の借金を抱えてしまった場合、どこに相談すれば良いのでしょうか?

実際、親の借金に対しては、一部の例外的な条件を除き、子供が返済義務を負うことはありません。

しかし、だからといって借金で苦しむ親を見捨てるのはあまりに薄情だと思う方もいるでしょう。

ただ、逆に借金の肩代わりをするとあなたも借金地獄にハマってしまうリスクがあります。

そこで、ここではどちらのデメリットもカバーできる第三の道についてお伝えしていきます。

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

親の借金の返済義務が子供に発生する条件

親の借金に対して子供に返済義務が発生する条件は大きく分けて2つあります。

  • 親の借金の保証人や連帯保証人に子供がなっていた場合
  • 親が借金を抱えたまま死亡して子供が相続人になった場合

詳しくは以下の記事に書いてあります。

参考記事:親や家族の借金への返済義務が発生する例外的なケースとは?

保証人や連帯保証人になっている場合は、基本的に子供が払うことになりますが、親の死後に借金が発覚した場合は、相続放棄という形で返済義務を免れることもできます。

また、中には親が勝手に子供名義で借金をしたり、無断で子供を連帯保証人に指定していたりするケースもあります。

ただ、その場合は、子供が返済を一切拒否すれば、返済義務が発生することはありません。

参考記事:親が子供名義で勝手に借金したら一体どうしたらいいの?

それでも親の借金は子供が払うべきなのか?

ただ、これはあくまでも法的な観点でのお話です。

実際、法的には子供に返済義務がないからといって、親が借金で苦しむのを放っておいて良いのでしょうか?

道義的な観点から見れば、自分を育ててくれた親が借金で苦しんでいる場合は、子供が相談に乗って上げて、少しでも肩代わりをした方が良いのかもしれません。

しかし、子供であるあなたに経済力がなければ、あなたも生活が苦しくなりますし、下手をしたら借金地獄に陥ってします

ですから、親との関係が深ければ深いほど、子供は借金で苦しむ親を見捨てるか、それとも同じ借金の苦しみを味わうのかというジレンマで悩んでしまうのです。

第三の道を考えよう

そんな時に、お勧めしたいのが第三の道です。

それは、親の借金問題を親自身で解決できる道へ案内して上げるという方法です。

具体的には、親に弁護士や司法書士に相談をしてもらって、債務整理の手続きを行なうというやり方になります。

実際、子供が親の借金を調べて、それによってどんな解決法があるのか考える人もいるかもしれません。

しかし、親が生きている間に、親の同意がないまま、親の借金を調べるのは、簡単ではありません。

参考記事:親の借金を調べる方法~死亡した場合とそうでない場合の対応

ですから、親がどれだけ多額の借金をしていようと、それは親の問題として法律の専門家に相談してもらうのが一番効率的なやり方だと言えます。

もし、親がパソコンが苦手であれば、あなたが以下のサービスの使い方を教えながら、借金がどれくらい減るかチェックするのを助けて上げるのが良いと思います。

>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1~2分】

もちろん、借金を返済していくのは親自身となりますが、債務整理を行なうと借金や月々の返済額を減らせるので、心理的にはかなり楽になるでしょう

また、子供にとっては、親が弁護士や司法書士に相談するのをアシストして上げるだけでも、それは大きな親孝行だと言えます。

takeshi1

親が多額の借金を抱えてしまった場合、お金も必要ですが、それ以上に正しい情報を知ってもらうことが大切なので、親が無料相談を受けられるよう丁寧に説明して上げて下さい。