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結婚を前提にお付き合いをしている彼氏や彼女がいる方が自己破産をする場合、どのタイミングで行なうべきか、非常に悩むものです。
自己破産は結婚前と結婚後のどちらにするのが良いのでしょうか?
また、自己破産が結婚に与えるリスクとは何なのでしょうか?
ここでは、そういった点について、具体的に解説をしていきながら、借金のより良い解決策についてもお伝えしていきます。
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目次
自己破産は結婚前にしておいた方が良い理由
まず、自己破産を検討されているのであれば、結婚後よりも結婚前に行なう方が断然良いです。
もちろん、自己破産で整理の対象となるのは、本人の財産のみとなります。
しかし、結婚をした後に自己破産をすると、住宅ローンや車のローンなど、あなた名義でかつ家族で共有している財産を失うことによって家族に迷惑をかけてしまうリスクが高くなります。
なので、家族への影響というリスクを最小限にするためにも、自己破産は結婚前にしておいた方が良いのです。
自己破産後に結婚をして苗字が変わったら?
女性の場合、自己破産後に結婚(再婚)をしたら苗字が変わるで、お金をすぐ借りられるようになるのではないかと思う人もいます。
確かに債務整理後に苗字が変わると、クレジットカードの審査に通ったという話を時々聞いたりすることもあります。
しかし、最近の貸金業者は、申込みの際に旧姓を記載することを義務付けたりと対応を徹底しています。
ですから、基本的には苗字が変わったからといって、ブラックリストの状態から解放されることはありません。
結婚前に自己破産をするリスク
一方、結婚前に自己破産をしたら、まったくリスクがないかというとそういう訳ではありません。
結婚相手に対する負担
自己破産をした後、約10年間は信用情報機関に事故情報が登録されてしまう(ブラックリストに載ってしまう)ため、その間は、新たな借入を行なうことができません。
ですから、結婚前に自己破産をすると、事故情報が消えるまでの間は、何かローンを組む必要が出てきた場合は、配偶者の名義で審査の申込みをする必要が出て来ます。
また、ブラックリストに載っている間は、クレジットカードを持つこともできないので、その間は、配偶者の家族カードという形でお世話になったりせざるを得なくなります。
ただ、それ以前にあなたが結婚前に自己破産をしていると、配偶者は自分でお金を管理するしかないという話になるでしょう。
配偶者としては、お金を管理する負担だけでなく、あなたを信じたくても信じきれない精神的な負担も感じやすくなってしまうところがあります。
自己破産をしたら結婚に反対される?
もう一つの重大なリスクとして、結婚前に自己破産をすると彼氏や彼女の親から結婚に反対される可能性があるという点が挙げられます。
彼氏や彼女は、お互いに理解が深まっていて、問題はなくても親の立場から見たら、子供の結婚相手が自己破産した人だと、やはりすごく心配してしまうものだからです。
ただ、自己破産をしたことを内緒にしたまま、結婚をすると後でバレてしまった時に、相手側のショックは余計大きくなってしまいます。
実際、法律の観点から見ると、自己破産をしたことを結婚相手に隠し通すことも可能です。
しかし、秘密を墓場まで持って行くことは心理的にかなり大きな負担になってしまうでしょう。
ですから、愛する彼氏や彼女に対しては、自己破産をすることは内緒にしない方が、長い目で見て、より深い信頼関係を築くことに繋がっていくと言えます。
別の方法で借金問題を解決するというやり方
ただ、ここで一つ考えて頂きたいのは、あなたは本当に自己破産をしなければならないのかという点です。
自己破産を検討している方の中には、弁護士などに相談をすると、実は、自己破産ではなく任意整理や個人再生で借金問題を解決できたというケースもたくさんあります。
もちろん、債務整理をするという点では変わりはありません。
ただ、自己破産に対する社会的なイメージを考えると、任意整理などで借金問題を解決してしまえば、結婚相手から見たイメージもかなり変わってくるところがあります。

いずれにせよ、借金問題は早く解決してしまって、スッキリした気持ちで結婚をされる方が後々、絶対良いので、まずは気軽に法律の専門家に相談してみて下さい。