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借金の返済に困っている人は、無料の借金減額診断のシミュレーターを使えば、簡単にいくら借金を減額できるか知ることができます。また、その際の診断は、債務整理を行った場合のシュミレーションということで、アドバイスを受けることになります。
そこで、ここでは、おすすめの借金減額診断のシミュレーターと、債務整理のシミュレーションをする場合の考え方についてお伝えしていきます。
目次
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その理由は、
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ただ、いきなり申し込むのが不安な方は、このシュミレーションがどんなからくりになっているのか、以下の内容を是非ご参考にして下さい。過払い金が発生しているか簡単に分かる方法
債務整理でシュミレーションをする際、借金を減額できるか、ポイントとなるのが、過払い金が発生しているかという点です。
過払い金とは、2007年~2010年にかけて改正貸金業法が実施される前に、消費者金融などから、グレーゾーン金利でお金を借りていた場合に発生する「払い過ぎた利息」です。
では、過払い金が発生しているかを知るには、以下の点をチェックすれば、大体のことが分かります。
- 2007年~2010年より前に消費者金融でお金を借りていた。
- その時に、26%~29%ぐらいの金利でお金を借りていた。
- 消費者金融と最後に取引があった日から10年以上が経過していない。
もし、上記の3つの条件にすべて当てはまるのであれば、できるだけ早く、過払い金のシミュレーションを受けてみるべきです。過払い金のシミュレーションも、債務整理にシミュレーションも同じタイミングで行うことができます。
過払い金が発生していたら、借金を大幅に減らせるだけでなく、逆にお金が戻ってくるチャンスかもしれないですからね。
任意整理のシュミレーション
次に任意整理をする場合のシュミレーションです。もし、過払い金が発生していて、借金が大幅に減額することができれば、そのまま任意整理で、簡単に借金問題を解決できる可能性が高くなります。(既に借金を完済している方や、過払い金が現在の借金残高より多い方は、任意整理をする必要がありません)
また、過払い金が発生していなくても、任意整理で借金問題を解決できる人は多いので、一度、シュミレーションをしてみる価値は十分あるかと思います。
月々の返済額はいくらになるか?
任意整理では、減額交渉によって確定した残債に対して、将来利息をカットし、返済期間を決めて、和解が成立した後、分割返済をしていくという流れになります。返済期間は、基本的には3年間となりますが、債権者によっては、5年~7年の返済期間を認めてくれる場合もあります。
残債と返済期間に応じた月々の返済額は以下のようになります。
残債 | 3年返済 | 5年返済 | 7年返済 |
---|---|---|---|
100万円 | 27,778円 | 16,667円 | 11,905円 |
200万円 | 55,556円 | 33,333円 | 23,810円 |
300万円 | 83,333円 | 50,000円 | 35,714円 |
400万円 | 111,111円 | 66,667円 | 47,619円 |
500万円 | 138,889円 | 83,333円 | 59,524円 |
600万円 | 166,667円 | 100,000円 | 71,429円 |
700万円 | 194,444円 | 116,667円 | 83,333円 |
800万円 | 222,222円 | 133,333円 | 95,238円 |
900万円 | 250,000円 | 150,000円 | 107,143円 |
1,000万円 | 277,778円 | 166,667円 | 119,048円 |
最近は、グレーゾン金利が撤廃されてから、かなり期間が経って来たので、過払い金が発生しないケースが増えて来ています。ただ、過払い金が発生しなくても、将来利息がカットされることによって、本来、払うはずであった利息の支払いが免除され、その分の損失を免れられるというメリットがあります。
ですから、上記の表を参考にしながら、任意整理での返済シュミレーションをチェックして、任意整理が可能かどうか大体の判断をされると良いでしょう。
ただ、任意整理だけでなく、債務整理を行なうと、信用情報機関に事故情報が登録され、ブラックリストに載った状態となり、任意整理後、約5年間は新たな借入れができなくなるというデメリットがあります。ですから、返済シュミレーションは、しっかり余裕を持たせながら立てていくことが大切です。
個人再生を行う場合のシミュレーション
もし、月々の返済額が現在の返済能力を超えてしまう場合は、個人再生や自己破産など別の債務整理で解決ができないか探っていくことになります。ただ、自己破産を行うと、車や住宅など所有している財産を失ってしまう可能性がより高くなってしまいます。
ですから、まずは個人再生で借金問題を解決できないか検討をしていくと良いでしょう。
借金はどれだけ減額される?
まず、借金がどれだけ減額されるかは、以下の一覧表を参考にしながら、シミュレーションを行って下さい。
債務の額 | 最低弁済額 |
---|---|
100万円以下 | 全額 |
100万円以上500万円以下 | 100万円 |
500万円以上1,500万以下 | 5分の1 |
1,500万円以上3,000万円以下 | 300万円 |
3,000万円以上5,000万円以下 | 10分の1 |
その上で、個人再生では、原則では3年、長くても5年で弁済額を分割返済していくことになります。弁済額と返済期間に応じた月々の返済額は以下のようにシュミレーションをすることができます。
弁済額 | 3年返済 | 5年返済 |
---|---|---|
100万円 | 27,778円 | 16,667円 |
200万円 | 55,556円 | 33,333円 |
300万円 | 83,333円 | 50,000円 |
400万円 | 111,111円 | 66,667円 |
500万円 | 138,889円 | 83,333円 |
個人再生は、特に、住宅ローンを守りたい方のために作られた救済的な債務整理の方法ですので、家を失いたくない場合は、個人再生の手続きを検討してみて下さい。
自己破産のシュミレーション
自己破産のシュミレーションは、ある意味、単純です。自己破産を行えば、原則として、すべての借金が免責となるからです。あとは、自己破産ができる条件を満たしているかをチェックすれば良いということになります。
その条件を簡単にお伝えすると以下の3つです。
- 返済能力がない(任意整理や個人再生でも解決することができない)
- 免責不許可事由に該当しない
- 借金が非免責債権である
継続的な安定収入があったり、借金総額を上回るような財産を持っていたりしたら、自己破産をするのが難しくなってしまうのは言うまでもありません。また、免責不許可事由に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますが、実際は、免責不許可事由に該当しても裁量免責という形で、借金を免責できる可能性は高いです。
あと、非免責債権についてですが、例えば、税金、故意や悪意で加えた不法行為に対する損害賠償請求権などが挙げられます。
弁護士や司法書士への報酬費用は?
借金減額シミュレーターを使うと、借金減額の診断を無料で受けられますし、弁護士や司法書士など法律の専門家にも無料で相談することができます。そして、任意整理など具体的な債務整理の手続きを依頼すると、報酬費用が発生することになります。
任意整理の報酬費用
ちなみに、任意整理の報酬費用の相場は債権者一件あたり数万円ぐらいです。
(もし、過払い金が発生した場合は、減額報酬などが別途かかります)
ですから、任意整理をするか判断するには、まず、
発生する過払い金の金額+将来利息がカットされることによって得られる履歴-弁護士や司法書士への報酬費用(数万円 x 債権者数)
という計算をして、どれくらい得をするかを算出します。
そして、任意整理をした後、約5年間は新たな借入れができないというデメリットを考慮して、実際に依頼するかどうか決めていくと良いでしょう。
個人再生の報酬費用
個人再生の場合は、裁判所を通じた手続きとなるので、実費の費用が、まず掛かって来ます。
種類 | 掛かる費用 |
---|---|
申立て手数料(収入印紙) | 10,000円 |
予納金(官報公告費用) | 12,000円 |
郵便切手代 | 約1,600円 |
個人再生委員への報酬 | 15万円~25万円 |
※個人再生委員への報酬は、弁護士へ依頼した場合、個人再生委員の作業を代理してもらうことが可能となり、その場合、15万円ぐらいに下げることが可能となってきます。それとは、別に、弁護士や司法書士への報酬費用が以下のように発生します。
- 弁護士に依頼した場合:50~60万円
- 司法書士に依頼した場合:30万円ぐらい
※司法書士に依頼した場合、司法書士は裁判所の代理人として立つことができないなどので制限が掛かるので、ご注意下さい。
自己破産の報酬費用
自己破産の場合、実費は以下のように掛かります。
種類 | 掛かる費用 |
---|---|
収入印紙代 | 1,500円 |
予納郵便切手 | 数千円~15,000円 |
官報の公告費 | 10,000~16,000円 |
予納金 | 同時廃止の場合:10,000~20,000円 管財事件の場合:50万円~ 少額管財事件の場合:20万円~ |
さらに弁護士や司法書士に対する報酬費用が以下のように発生します。
- 弁護士に依頼した場合:40~50万円
- 司法書士に依頼した場合:20~30万円
※司法書士に依頼した場合、司法書士は裁判所の代理人として立つことができないなどの制限が掛かりますし、予納金を弁護士に依頼する場合よりも多く掛かってしまうので、ご注意下さい。
まとめ
債務整理のシュミレーションをする方法は簡単にお伝えすると、以下の3つをチェックすることになります。
- 過払い金が発生しているかチェックする
- 任意整理、個人再生、自己破産の中で、どの手続きをするかを検討する
- それぞれの手続きでどれくらい借金返済の負担を減らすことができるかシュミレーションしてみる
- それぞれの手続きでどれくらいの費用が発生するか算出し、債務整理の手続きで得られる経済的利益の金額から差し引く
こちらの記事を読んで頂ければ、大体のシュミレーションをすることが可能です。ただ、より正確なシュミレーションをしたい場合は、法律の専門家に相談する方が早いですし、無料で診断してもらうことも可能なので、一度、試してみることをお勧めいたします。
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ここでは、ざっくりとしたお話をしましたが、弁護士や司法書士に相談をすれば、より具体的なアドバイスを受けることができますので、気軽に相談してみて下さい。