NHK 受信料 滞納

NHKの受信料を滞納するとかなり厄介です。

NHKの受信料はNHKの放送を見られる受信設備を持っている人であれば、必ず支払わなければならないことが、放送法64条で決められています。

ですから、NHKと契約してしまったら解約をしない限り、受信料を取られ続けれてしまいます。

そこで、ここでは、NHKの受信料を滞納してしまった場合に起こるプロセスと対処法について解説をしていきます。

NHKの受信料を滞納するとどうなるか?

NHKの受信料は、地上契約で月1,310円、衛生契約で月2,280円と決められています。

口座振り込にすると1ヶ月50円安くなったり、半年や1年でまとめて前払いをしても多少安くなりますが、それでも受信料の負担が大きいことに変わりはありません。

そして、この受信料が払えず滞納が続いてしまうと以下のようなプロセスになっていきます。

  1. 書面や訪問で催促される。
  2. 無視をし続けていると最悪の場合は裁判所から支払督促が来る
  3. 2週間以内に異議を申立てないと仮執行宣言付支払督促が来る
  4. 2週間以内に異議も申立てないとNHKは財産や給料の差し押さえの申立てが出来るようになる

最終的に差押えをされてしまうと、給料の場合は、税金を引かれた額の四分の一までが差し押さえられてしまうの気を付けて下さい。

借金で裁判所からの呼び出しや通知を無視すると悲惨なことに

どれくらいの人が裁判で訴えられているの?

では、実際に支払い督促という形でNHKから裁判で訴えられている人はどれくらいいるでしょうか?

こちらのサイトでは、NHKの契約をしている人が、1年以上滞納している人は177万件(11年)で、その内、実際に訴えられたのは約6,000件(14年9月時点)だと言われています。

割合で言うと0.3%程度と少ないので、安心した人も多いかもしれません。

しかし、NHKから裁判で訴えられなかったといって問題が本質的に解決されるワケではありません。

なぜなら、NHKあなたの受信料の滞納分は、簡単には消えないからです。

NHK受信料の滞納分の支払いは逃れられない?

では、受信料を滞納することになってしまった場合、支払いから逃れることは出来ないのでしょうか?

結論からすると、滞納分の支払い免除を受けることはかなり難しいです。

受信料の滞納の時効は?

NHK受信料の滞納分の消滅時効は5年だと2014年の最高裁で判決が出ています。

しかし、時効は放っておいても自動的に成立はされません。

時効を成立させるには、NHKに時効援用通知書を内容証明郵便で送って受理される必要があるからです。

また、その際にNHKからは直近の5年分の受信料の滞納分(約8万円~14万円)プラス遅延利息については支払いを求められてしまいます

つまり、無傷のまま時効を成立させるのは不可能なのです。

NHKの受信料を未払いで滞納した場合の時効は何年?

滞納したまま解約は出来るか?

NHKとの契約は、もしテレビなどNHKの放送を見られる受信設備がなければ解約することが出来ます。

しかし、解約の手続きをする際は、滞納分の支払いをそこで請求されるようになります。

つまり、滞納分を払わなければ解約は難しいということになります。

引っ越しをすれば滞納分を踏み倒すことは可能?

中には受信料を払わずに引っ越しをしたまま放置してしまえば、自動解約になったりして、滞納分を踏み倒すことが出来ないかと考える人もいます。

しかし、NHKはその気になれば、引っ越し先を突き止めて請求をしたりすることも可能なので、どうしてもリスクは残ってしまいます。

NHKの受信料を滞納した分は引っ越しすれば踏み倒せる?

滞納分は分割払いで対応してもらえる?

NHKからの催促を無視するのではなく、NHKにこちらから相談をして、分割払いが出来ないかお願いをしたら、応じてもらうことも可能です。

また、裁判所から支払督促が来た場合は、異議申し立てを行えば訴訟という流れになり、そこで、分割払いなどで和解をしたりすることも出来ます。

ただ、いずれにせよ、支払いを免れることは出来ないということに変わりはありません。

債務整理で滞納を行なう

あとは、最終手段にはなりますが、NHK受信料の滞納分を自己破産という形でチャラにするという方法もあります。

ただ、その場合は、NHK受信料の滞納分だけでなく、すべての債務を整理の対象とする必要があります

また、滞納分をチャラにした後は、すぐにテレビなど受信機を処分して、速やかにNHKとの契約を解約するようにしましょう

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ただ、債務整理をする場合は、自己破産でなくても任意整理や個人再生を通じて、解決できる場合もありますので、詳しくは弁護士や司法書士に直接相談されることをオススメいたします。