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40代無職 死ぬしかない

40代で無職になってしまうと死ぬしかないと思ってしまう人がいます。20代や30代の時と違って、40代は確かに難しい事情がたくさんあるからです。私も同じような立場に立ったことがあるので、気持ちが理解できないわけではありません。

ただ、私の経験から言わせてもらえば、何とかなります。そのためにも現状を客観的に分析した上で、具体的に今、何をすべきなのか冷静に判断していくことが大切です。

そこで、この記事では、40代で無職になったら、死ぬしかないと思ってしまう理由は何なのか、また現状を打破するには、どうすれば良いのかという点について、徹底的に解説をしていきます。

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

40代で無職だと死ぬしかない?


40代で無職になってしまうと、なぜ「死ぬしかない」という絶望的な気持ちになってしまうのでしょうか? 傍から見ると「そんな大げさな」と思う人もいらっしゃるかもしれません。しかし、私自身も同じような立場に立ってみて感じることは、そう考えるのも無理はないかなということです。

再就職が難しいと絶望に陥る

40代で無職になった場合、再就職するのは簡単ではありません。まず、どの仕事にも基本的に年齢制限があります。最近は、年齢制限の項目を記入するのは良くないという話もありますが、実際に履歴書を出すと分かります。40歳を過ぎていたら、基本的にその段階でアウトです。

求人のページには、その会社で働く社員の写真が掲載されていることが多いのですが、そこに写っているのは、20代や30代の若くて生き生きとした人たちばかりです。それを見るだけでも、「40代はお呼びではない」という気持ちになってしまいますよね。

気持ちが弱い40代の人は、その段階で死ぬしかないとさえ、思ってしまうかもしれません。

貯金が尽きたら死ぬしかない?

40代で無職の状態が続くと、日に日に焦りの気持ちが強くなっていきます。その最大の理由は手持ちのお金がどんどんなくなっていくからです。マイナビエージェントの資料によると、普通、失業をした場合に備えて手取り収入の4~6ヶ月分の貯金をしておけばよいと言われています。

ただ、40代の人の場合、失業している期間が平均の人よりもさらに長くなってしまう可能性があるので、それだけの貯金があったとしても、不安な気持ちはより強くなってしまう傾向があります。そして、貯金が底をつき始めると絶望するような気持ちが湧いてきます

やはり、お金が持つ影響力がものすごく強いものがあります。ですから、貯金が尽きかけると死ぬしかないという気持ちが出てもおかしくはないのです。

家族がいるとさらに大変

40代であれば、すでに結婚をしていて、子どもがいる方もいらっしゃるでしょう。そんな時、一家の大黒柱であるあなたが無職になった場合、あなただけでなく、家族までもが不安のどん底に突き落とされます

家族がいて、さらに子供が大きくなっていると、独身の時に比べて、出費は遥かに大きくなってきます。ただでさえ、家族の将来に対する責任を一身に負っている立場です。そんな時に無職というのは、はっきり言ってあり得ないほどのピンチですよね。

40代で無職になった時にどう乗り越えたか


実は、私、40代で2回無職になっています。ただ、幸いにも2回とも何とか危機を乗り越えることができました。そこで、その時、具体的にどうやって乗り越えたのか、その方法についてお伝えしていきます。

どんな仕事でもやる覚悟を決める

40代で転職をしようと思ったら、まず職種の高望みをするのはやめた方が良いです。もちろん、あなたに何か特殊スキルがあれば、話は別です。ただ、そういった人は、死ぬしかないとはまず思いません。深刻な悩みに陥ってしまうのは、以前の私みたいに何の資格も実績もないような立場の人でしょう。

ですから、そんな時に探すべき仕事は「やりたい仕事よりもできる仕事」です。自分を受け入れれてくる会社があれば、その会社がベストの仕事であり、自分にとっての天職だと思うくらいがちょうど良いと言えます。

40代で無職になると立場的には非常に弱くなってしまいます。私も友達にいろいろ相談しましたが、友達の中には、哀れな目で見つめてくる人もいて、とても悔しい気持ちになった時もあります。ただ、40代で無職になったら、そこで落ち込んでいる暇はありません。

そういった時でも、プライドをかなぐり捨てて仕事を探していけば、何とか仕事を見つけることは可能です。私も、40代で最初に無職になった時は、知り合いでネットショップの社長をやっている人がいたので、その社長にお願いをして、今までまったく経験をしていなかったネットショップのスタッフという仕事に就くことができました。ただ、給料はびっくりするほど安かったですけどね(汗)

履歴書を100か所へ送る

40代で無職になった時、私が取った方法は、とにかく履歴書を100か所ぐらいに送るというやり方でした。文字通り「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」という作戦を行なったのです。

以前は、履歴書を送る場合、封書で送らなければいけなかったですが、今であれば、ネットを使っていくらでも履歴書を送ることができます。リクナビNEXTとかdodaとかに登録して、ひたすら履歴書を送りまくるのです。

もちろん、40代の人が履歴書を送ると、すぐに断れられるケースが大半です。履歴書を送ってたくさんのところから断られると、落ち込んでしまう人もいるかもしれません。しかし、それでもさらに履歴書を送り続けていると、断られることに慣れてきます。その内、中には面接まで漕ぎつけられるところも出てきて、何とか仕事ができるところが見つかるものです。私も、この方法で何とか1社に滑り込むことができました。

はっきり言って100社に申し込んで、99社に断られても1社で合格すれば、あなたの勝ちです。つまり勝率は、1%でも全然OKなんですね。そう考えたら、少し気持ちが楽になりませんか?

収入が少ないなら副業をやりまくる

40代の無職の状態から、新しい仕事に就くことができても、給料が激減していることは多いです。そういう状態だと、生活が厳しくて、それこそ、死にたい気持ちになってくるかもしれません。

しかし、そんな時の答えは簡単で、副業をやりまくれば良いのです。アルバイト、せどり、アフィリエイト、クラウドソーシングなど、40代の人でも取り組める副業はたくさんあります。本業で20万しか稼げなくても副業で15万稼いでしまえば、月収35万になります。そうやって足らない部分をカバーしていけば、気持ち的にも楽になっていけますよ。

>>おすすめの副業

私自身も実はトリプルワークでやっています。ちなみに、40代で無職となってしまった人の中には、老後の不安を感じてしまう方もいらっしゃいます。ただ、副業の中に、年齢に関係なくできる仕事を組み込んでおけば、万が一、年齢のせいで本業ができなくても、それなりの収入を確保できるので、気持ち的にはかなり楽になります。

ぶっちゃけた話をしてしまうと、私は死ぬまで仕事を続けるつもりです。そして、年を取ってもできる副業に力を入れているので、老後の心配はゼロです(笑)

借金があると大変だけど・・・


このように40代で無職になっても、基本的には問題ないのですが、一点だけ気を付けることがあります。それは、多額の借金を抱えてしまっていないかという点です。借金があると、マイナスからの出発になってしまい、精神的にさらにキツくなってしまうからです。それに借金があると、利息が掛かってくるので、ますます悪循環にハマってしまいます。

>>40代の借金の平均~貯蓄がないと老後は大丈夫?

ですから、借金があって大変な場合は、自力で何とかしようとするよりも、弁護士や司法書士を通じて債務整理を行ない、返済の負担を減らした方が良い場合もあります。例えば、以下のサービスを使えば、あなたの借金がどれくらい減らせるか簡単に診断してもらうことができますので、ご参考にしてください。

>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1~2分】

まとめ

40代で無職になってしまうと、40代ならではの様々な事情から、死ぬしかないと思ってしまう方は少なからずいらっしゃいます。ただ、私自身もそういった立場を経験しましたが、プライドをかなぐり捨てて、必死に仕事を探していけば、意外に何とかなるものです。

また、一つの仕事で収入が足らないのであれば、ダブルワーク、トリプルワークと仕事の数が増えれば、そういった弱点もカバーすることができます。また、今は借金もあって首が回らないということであれば、債務整理を検討してみるのも一つの方法です。

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諦めることは簡単ですが、あらゆる選択肢を検討した上で、死に物狂いでがんばれば、道は開かれてきますので、ぜひ希望を捨てずにがんばってくださいね。