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借金苦でうつ病になると負のスパイラルにハマってしまいます。

うつ病になると、仕事ができず休職に追い込まれ、返済ができなくなり、ますます借金が膨れ上がってしまうからです。

ではそんな時、どうすれば借金苦の悪循環から抜け出すことができるのか3つの方法をご紹介をしていきます。

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

借金苦によるうつ病の症状

借金苦によるうつ病の症状としては以下のようなものがあります。

気持ちが落ち込む

借金がどんどん増えてしまうと、それだけでストレスを感じて、気持ちが落ち込む精神状態に陥ってしまいます。

もちろん、借金苦の状態に陥ると、気持ちは落ち込んでしまうものですが、それが酷い時は注意する必要がありますよね。

不安や絶望感

借金苦になると、

「これからの生活が一体どうなってしまうのだろう」

「借金苦のまま、悲惨な老後を迎えてしまうのではないか」

という不安や絶望感に襲われやすくなります。

人は、未来に希望を持てなくなった時、精神的におかしくなってしまう時があるものです。

やる気がなくなる

借金苦から脱出するために、一生懸命がんばって返済しようとしても、金利が高いので、なかなか借金が減らない状態が続くと、気持ちがプツンと切れることがあります。

そして、一気にやる気がなくなり、うつ病の典型的な精神状態に陥ってしまうケースがあるのです。

食欲不振または過食

借金苦によるストレスで、食事がのどを通らなくなってしまう症状が出る方もいます。

また、これとは逆に、借金苦のストレスを紛らわすため、たくさん食べ過ぎてしまう方もいます。

食生活が乱れている時は、精神状態が乱れているので、注意しなければいけません。

性欲が落ちる

借金苦でうつ病になると、他のことに関心が行かなくなります。

その代表的なものが性欲で、性的なものへの関心が一気に薄れてしまう症状が出て来ます。

実際、借金苦のことで頭がいっぱいになると、他の事を考える余裕がなくなってしまうものなので。

呼吸が苦しくなる

借金苦で、気持ちが苦しくなるだけでなく、呼吸も苦しくなる症状が出てしまうこともあります。

心と体は繋がっていると言われていますが、体に変調をきたしている時は、気を付けなければなりません。

借金苦でうつ病になった場合の解決法

上記の症状は、借金苦になった人は多かれ少なかれ、出て来るものです。

ただ、その症状がひどい時は、うつ病の可能性が考えれるので、何らかの対処法が必要です。

では、実際にどんな解決法があるのか、3つの観点からお伝えしていきます。

精神科で心のケアを受ける

借金苦でうつ病になると、お金の管理ができない状態となり、ますます借金返済が難しくなるという悪循環に陥ってしまいます。

ですから、うつ病の症状を改善するためにも精神科を受診して医師に相談されることをオススメいたします

精神科だと、抵抗を感じるので、心療内科の方が行きやすいという方もいるかもしれません。

しかし、心療内科は心の病気が体の症状に表れた場合に受診するところです。

ですから、うつ病の場合は、心の症状そのものを扱う精神科へ行く方が良いでしょう。

債務整理で借金苦の流れを断ち切る

ただ、いくらうつ病の治療を病院で行っても、うつ病の根本的な原因である借金苦の状態が解消されなければ、本当の意味での解決にはなりません。

ですから、その場合は、債務整理を通じて、借金を減額したり、チャラにされたりすることをオススメいたします

>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1~2分】

もし、仕事ができるのであれば、任意整理や個人再生での対応が可能な場合もあります。

その一方で、うつ病で休職や無職の状態になっていて、当分、収入が見込めない場合は、自己破産の手続きを行なうことになるかもしれません。

また、その後も収入が見込めない人の中には、生活保護を申請する方もいます。

>>債務整理と生活保護の関係

実際、借金苦から脱出する方法や社会的措置は、その方の状況に応じて、いろいろ見つけることが可能です。

ですから、まずは弁護士や司法書士に相談をして、より効率的な対処法を聞いてみるところから始めてみてください。

>>債務整理で人気のおすすめ事務所ランキング

借金苦の状態が解決されると、希望を持てるようになり、うつ病を克服し、またがんばって働く気力が湧きやすくなります。

そういった意味で、債務整理は借金苦とうつ病の克服の両方に対して効果がある方法だと言えるのです。

障害年金で収入源を確保する

もし、うつ病の症状がひどい場合は、症状の度合いや加入している保険の種類によって

  • 障害基礎年金
  • 障害厚生年金
  • 障害手当基金

の支給を受けることも可能です。

障害年金を受けることができれば、生活再建に向けた一歩を踏み出すことができます

>>うつ病で借金返済ができなくなった場合の対処法

また、一般社団法人の日本うつ病リワーク協会では、うつ病などで休職している方が復職するための支援を行っています。

こういった社会サービスも活用しながら、社会復帰を図っていくと良いですしょう。

まとめ

借金苦でうつ病になってしまう人達の中には、基本的に真面目で頑張り屋の方が多い傾向があります。

「何とか借金を自分の力で返済しなければ」と一人で悩みを抱え込んでしまうパターンがよく見られます。

実際、うつ病を放置しておくと、夫婦関係がこじれて離婚に到ってしまうケースもありますし、最悪は自殺をしてしまう人もいらっしゃいます。

ですから、うつ病の症状が出ていると感じているのであれば、早めに対処を行っていかれることをお勧めいたします。

takeshi1

借金苦でうつ病になっても、そこから立ち直れる道は必ずありますので、まずは専門家に相談するという最初の一歩を踏み出して下さい。