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起業で失敗して借金を抱えてしまう人達は成功する人達よりも遥かに大きいと言われています。
では、具体的にどういった要因で失敗をしてしまうのでしょうか?
また、起業に失敗して借金を抱えた人は、その後、どうやって借金問題を解決し、再就職などの道を進んでいくようになるのかご紹介していきます。
起業の失敗率
起業の失敗率の統計データに関して、経済産業省が出している2011年度版の中小企業白書では、以下のような記述がされています。
起業した後、10年後には約3割の企業が、20年後には約5割の企業が退出しており、起業後の淘汰もまた厳しい
また統計によっては、10年後には、90%以上の企業は生存していない、つまり失敗しているというデータを出している人もいます。
対象となる企業によって、データの数値に違いは出て来ますが、いずれにせよ、起業の現実は甘くはないということが分かります。
起業の失敗事例から見るパターン
次に、起業の失敗事例を見ていくと、以下のようなパターンで失敗して借金を抱えてしまう方が多いようです。
- 起業前に見込み客と思われる人がお客さんになってくれなかった
- 最初に大きな投資をし過ぎてしまった
- 身の丈に合わないビジネスモデルを選んでしまった
- 立ち上げたサイトのアクセスがまったく伸びなかった
- 経営に関する知識がなかった
- 企画が失敗に終わった時の準備を考えていなかった
- 社長の立場を追われてしまった
- うまい話にまんまと乗ってしまった
- 取引先に逃げられ、債権が回収不能になってしまった
- 市場のニーズが思っていた以上に少なかった
このように見てみると、起業には様々なところに落とし穴があることが分かります。
特に、起業した場合、動かすお金が大きいほど、ちょっとした経営判断のミスによって、一気に借金地獄に陥ってしまう可能性が高くなります。
ですから、起業をする時には、失敗したらどうなるかという負の側面もきちんと理解しておく必要があります。
起業で失敗した人のその後
では、起業に失敗をして借金を抱えてしまった人は、その後、どのような道が待っているのでしょうか?
借金問題をどうするか?
起業して失敗して、多額の借金を抱えてしまったら、まずその借金問題から解決する必要があります。
実際、その借金が原因で、夜逃げをしたり、自殺をしたりしてしまう自営業や中小企業の方も多くいらっしゃるからです。
しかし、そういった人でも自己破産など債務整理を行なえば、借金を大幅に減額したり、チャラにしたりすることができます。
実際に、どれくらい借金を減らせるかはこちらの方法で一度調べてみて下さい。
社会には、起業に失敗した人でも、救済してくれるシステムがありますので、まずはそういった社会システムを活用していくのが良いでしょう。
再就職する場合の問題点
起業で失敗した人は、その後、普通の会社に再就職する人が多いと言われています。
ただ、もちろん、その場合は正社員に戻れる保証はありませんし、アルバイトから再スタートする方も多いです。
長年、自営でやってきた人は年齢の問題もありますし、立場によっては職歴が無職に等しい扱いになってしまうケースもあるからです。
ですから、再就職をする場合は、起業をしていた間に、どういったスキルを身に付けて来たのかという点が問われてくるようです。
借金しないで起業することは可能?
実際、自己破産など債務整理を行なうと、借金問題を解決することはできます。
しかし、その一方で、債務整理を行った後、5~10年間は新たな借入れができなくなってしまいます。
起業をする場合は、事前にある程度のまとまった資金を準備する必要があり、融資を受けなければならないケースが多いです。
ですので、以前は、起業で失敗し、借金を抱えてしまった人が、再度、起業するのが難しいという状況がありました。
しかし、今は、ネットビジネスなど資金が少なくても始められるビジネスが増えて来ています。
ですから、起業にこだわりを持ち続けるのであれば、
- 債務整理をして借金問題を解決
- いったん、再就職かアルバイトをして生活をつなぐ
- 借金をしなくてもできるビジネスモデルを見つけていく
というのも一つの方法かと思います。
債務整理は、起業で失敗をして借金を抱えてしまった人にとっては、再スタートのきっかけとなりますので、人生終わりだと悩まずに気軽に相談をしてみて下さい。