借金があっても結婚は諦めるべきではない！じゃあどうしたら良いの？

今の若い人たちの中には奨学金という名前を借金をたくさん抱えてしまったり、非正規の仕事に就くことで収入が上がらず借金が増えてしまったりして結婚を諦めなければと考えてしまう方がたくさんいらっしゃいます。

しかし、そういった状況の中でも決して結婚は諦めるべきではないと私は思っています。ただ、そのような話をすると「じゃあ、一体どうしたら良いの？」と思う方もいらっしゃることでしょう。では、具体的にどういった対処法を講じていけば良いのかという点についても詳しくお伝えしていきます。

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

借金があっても結婚は諦めるべきではない！

借金がある状態で結婚をするのは確かに無謀に見えるのも事実です。実際、そういった状態で結婚をすると厳しい現実が待っています。

お金に追われる生活が待っているかもしれない

結婚をすると当然のことながらお金がかかる機会が増えてきます。結婚式の費用、新生活の準備、出産費用、子供を育てる際の養育費用などなど次から次へとお金を使うシーンが増えてくるんですね。その一方で奥さんが妊娠をすると仕事ができなくなるので、収入が大幅に減る可能性が高くなります。

このように支出が減って収入が増えるというのが客観的に見た結婚生活の現実です。そのため、基本的にはある程度、貯金を作った上で結婚をするのが理想なのですが、借金がある状態で結婚をすると、その都度、新たな借金をしなければならなくなったり、返済に追われたりして後手後手の生活になってしまうかもしれません。

その結果、マイホームやマイカー、場合によっては子供を諦める人も中にはいらっしゃいます。そうであれば結婚自体を諦めた方が良いのではと思うのは、ある意味、自然な流れだとも言えますよね。

相手が結婚を嫌がるかも可能性も高い

ただ、あなたが諦める以前に相手が結婚を嫌がる可能性は高いでしょう。こちらの方のように借金がある人と結婚をする人は論外だと言い切っている方もいらっしゃいます。

普通は結婚に備えて、既にある程度の貯蓄ができている年齢ですよね。
それが彼は貯蓄無しで借金の返済中なんて、ほとんどの人は交際相手としても論外でしょう。

引用元: 知恵袋

また、本人は結婚に前向きになることがあっても、本人の親族が大反対をすることは日の目を見ることより明らかです。自分が手塩に育てた子供を借金がある人と結婚をすることを快く思う親はほぼいないでしょう。

それでも結婚は諦めるべきではない

しかし、それでも、結婚を諦めるべきではないと私は考えています。なぜなら借金があるという理由で結婚を諦めてしまうと、やがて結婚ができない年齢になった時、後悔をしてしまう可能性が高いからです。もちろん、最初から結婚に関心がない人であれば、人の生き方は様々なので結婚をしないという選択をするのも良いかと思います。

ただ、結婚をしたいという気持ちがあるのであれば、借金があるからという理由で諦めるべきではないと思います。実は、私自身も借金がある立場で結婚をしたので、いろいろ大変でしたし、今もそれなりに大変だったりします(笑)

しかし、それでも結婚を通じて夫となり、親となり、様々な経験を積むことを通じて人ととして成長できたかなと思っています。何よりも最近は、会社の出張などで夜ホテルで一人になるだけでも、ものすごく寂しい気持ちになってしまうんですよね。そういった時、今まで大変ではあったけれども、結婚して良かったなって思うんです^^

借金があっても結婚は諦めないために

ただ、実際に借金を抱えている人は「そうは言われても何から始めて良いのか分からない…」と思ってしまうものですよね。そこで借金のある人が結婚を諦めないようにするため、やるべきことをお伝えしていきます。

借金がある=魅力がないことではない

借金があるとどうしてもセルフイメージが下がってしまいがちになってしまいますよね。そしてそうやってネガティブな感情に身を委ねて以下の方のようにどんどんドツボにハマってしまう方もいらっしゃいます。

しかし、ここで忘れてはいけないことは、借金がある=魅力がないというわけではないということです。

借金があっても魅力に満ち溢れた人もいます。そうやって魅力的でセルフイメージの高い人に異性は惹かれていくものです。逆にセルフイメージが弱いと借金以前の問題で、あなたに対して結婚をしたくなるほどの魅力を感じることはできません。ですから借金くらいで自信を見失わないようにしてください。

借金癖があれば早めに治しておこう

次に具体的に借金を減らしていくためのプロセスが考えていきましょう。もし、借金癖があるのでれば早めに治しておくようにしてください。なぜなら、借金癖があると仮に借金を完済できたとしても、また何かきっかけがあれば借金が増えてしまうからです。

特にギャンブルや浪費癖があって自力で治せない場合は専門の機関でカウンセリングなどの治療を受けるというのも一つの方法です。

＞＞借金癖のカウンセリングや治療を受けられる病院などを簡単に探す方法

そういう話を聞くと「何もそこまでやらなくても…」と思う方がいらっしゃるかもしれません。もちろん、ここまでしなくても借金癖を治せるのであれば、それに越したことはありません。ただ逆の言い方をするとそれだけ借金癖を治しておくのは大切だということです。

借金癖がある状態で結婚をすると、それが夫婦間のトラブルに直結してしまうからです。

収入を増やしていこう

借金癖を改善して、借金が増える流れを止めることができれば、次は収入を増やして借金をどんどん繰り上げ返済していきましょう。そのためにおすすめなのは副業です。最近は副業を容認する会社が増えてきましたし、ネットの発達によって副業をしやすい環境も整ってきました。具体的に借金を効率的に減らせる副業は以下のページで詳しく解説しています。

＞＞借金返済に有効な副業！アルバイトから在宅でできる仕事まで！

借金は弁護士や司法書士を通じて減らすことも可能

ただ、状況によっては借金が増えすぎて自力で返済するのが難しくなってしまっているケースがあります。もし、そこで借金返済に時間がかかってしまうと、結婚するタイミングを逃してしまうことに繋がりかねません。

ですから、そういった場合は弁護士や司法書士に相談し、債務整理を通じて借金の負担を減らすというのも一つの方法です。債務整理には自己破産ですべての借金を免責してもらうという手続きもありますが、任意整理という形で将来的にかかる利息をカットし、残債を分割返済するというやり方もあります。

具体的にどういった方法であればより効率的に返済できるかは以下の方法で簡単に調べてみてください。

＞＞借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1～2分】

相手を安心させてあげる

このように借金を減らし、収入を増やしていく方向へベクトルを向けていけば、段々と希望が持てるようになってくるはずです。そういった状態になれば、ぜひあなたのプランも含めて結婚を考えている相手に対して正直に話をしながら真摯な気持ちを伝えていきましょう。

借金があることは相手にも言いづらいのは確かです。ただ、一番良くないのは借金問題に対して真剣に向き合おうとせず、相手にも借金のことを隠そうとすることです。

その一方で、借金問題は解消する方向に向かっていることをしっかり伝えれば、相手も未来に対して希望を持てるようになって安心してもらえる可能性はきっと高くなるでしょう。そうやって結婚前にできるだけ話をすることで、気持ちのすれ違いが起こらないようにしておくことが大切です。

最後は覚悟

結婚をする際は、もちろん貯金は少しでもたくさんある方が良いです。ただ、100%の準備を整えてから結婚をしようとすると、いつまで経っても決断ができない状態に陥ってしまうリスクが出てきます。

ですから、ある程度、借金の完済のメドがついてきたり、少し余裕を持ってきたりして「ここだ！」と思った時には結婚をして良いと思います。これはあくまでも私の経験から言えることですが、結婚は最後は覚悟だと思うんですよね。

自分を選んでくれた人を絶対に幸せにしてみせると覚悟を決めることが何よりも大切だと思うのです。特にあなたに借金がある状態でもあなたと結婚をしようと思ってくれた相手のことは本当に大切にしなければなりません。

そういった覚悟があれば、様々な困難があったとしても、きっと前向きに乗り越えていけるようになるはずですよ。

まとめ

借金がある人はどうしても結婚に対して後ろ向きな気持ちになりがちですし、結婚をすると言えば今度は周りの人たちが反対をするようになったりします。何よりも結婚をしようとしている相手があなたと結婚をすることに対して不安を感じてしまいがちです。

しかし、問題が山積みであったとしても、一つずつ課題を整理していけば、必ず結婚できる道は見えてくるはずです。ですから、現実問題はしっかりと見つめて対応しながらも、決して希望を見失わずにがんばっていってください。

借金がある状態で結婚をしても、知恵と努力次第でいくらでも道は開けてくるはずなので、決してあきらめないでくださいね。