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借金やローンを抱えている人がリストラなどで失業してしまうと、そのままでは返済ができなくなるのが時間の問題となります。
人によっては、失業保険を給付してもらうこともできますが、収入は確実に減りますし、給付期間が終了すれば、完全に無職の状態となります。
そこで、失業して借金が払えない場合には、どういった対処法をすべきかについて解説をしていきます。
アルバイトでも良いので仕事に就く
失業した人が最初に始めるべきことは、やはり次の仕事探しでしょう。
ただ、年齢によっては、再就職は困難を極める場合がありますし、なかなか自分の希望する条件に合った仕事が見つからない可能性もあります。
ですから、その場合は、アルバイトでも派遣でも、どんな仕事でも構わないので見つけることをお勧めいたします。
とにかく収入がゼロのままだと、借金は確実に払えなくなってしまうからです。
失業保険の給付を受けている場合は?
ただし、失業保険の給付を受けている方は、失業中にアルバイトをした場合、以下の条件を満たすと失業手当が支給されなくなってしまいます。
- 1週間の労働時間が20時間以上になる場合
- 雇用期間が31日以上になる場合
また、週20時間未満のアルバイトでも
- 1日4時間未満の場合:アルバイトの収入によって失業手当は減額されたり、不支給になったりして、その分は繰り延べされます。
- 1日4時間以上の場合:失業手当は支給されなくなり、その日数分が繰り延べされます。
という影響が出て来ますので、アルバイトを始めるタイミングには注意して下さい。
無職で借金が返せない場合は自己破産?
失業して借金やローンが払えない場合は、弁護士や司法書士を通じて債務整理を行なうことによって借金問題を解決するという方法があります。
ただ、ここで注意しなければいけないのは、債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産という大きく分けて3つの手続きがあるのですが、失業した状態だと、自己破産しか選択肢がないということです。
なぜなら、任意整理や個人再生の手続きを行なうには、債務者に安定した一定の収入があることが必要だからです。
ですから、先ほどもお伝えしたように、再就職活動が難しい状況にあっても、いったんアルバイトでも派遣でも何でも構わないので、とにかく仕事に就くことが大切となってきます。
また、任意整理や個人再生を行った場合、アルバイトの収入でも返済が可能かどうかは、こちらの方法で簡単に調べることができます。
生活保護を受ける場合は?
もし、失業した理由が病気などで、再就職が難しい時は、生活保護も検討せざるを得なくなってくるかと思います。
ちなみに借金のある方が生活保護を受ける場合は、最初に自己破産をした上で、生活保護の申請をしていくという順番になります。
失業して借金が払えない場合でも、まずはアルバイトからでも始めて、債務整理で借金を減らせば、自己破産をしなくても借金問題は解決できるので、弁護士や司法書士に相談しながら、できることから確実に行なって下さい。