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借金の返済で苦しんでいる人の中には、ショッピングローンの返済が負担になっている人もいます。
ショッピングローンでも任意整理の対象にすることはできるのでしょうか?
また、任意整理の対象にすると、商品が引き上げられる可能性はあるのでしょうか?
ショッピングローンでも任意整理は可能
ショッピングローンは、時計や高額商品が欲しい時、クレジットカードがなくても、立て替えのような形で商品を購入することができる便利なサービスです。
金利(手数料)は、0%~15%ぐらいが相場ですが、一定の回数までは、手数料が無料というキャンペーンをやっていたりするので、気軽に利用してしまった方も多いかと思います。
ショッピングローンを任意整理の対象にした場合、この将来的に掛かる金利(手数料)をカットすることが原則となります。
もし、ショッピングローンの残高が100万円あり、金利が10%であった場合、毎月2万円ずつ支払うと完済するまでに、30万円弱の手数料を支払うことになります。
任意整理を行えば、その手数料の支払いを免除してもらうことも可能となります。
ショッピングローンで購入した商品は没収される?
ショッピングローンを任意整理の対象とする場合の問題として、購入した商品が引き上げられる可能性があるという点が挙げられます。
弁護士や司法書士に債務整理の相談をした際は、必ずそのリスクを指摘されるのでしょう。
ただ、実際に商品が引き上げられるかはケースバイケースとなります。
わたしの場合PCではありませんが任意整理数ヶ月前にブランドで高額なバックを購入し任意整理しました。
やはり司法書士から商品引き上げの可能性を説明されましたが、まったくそのような事はありませんでした。
というケースがある一方で、
過去の例では、着物について引き揚げられたことがあります。また、ヨドバシカメラで購入した家電や家具を引き揚げられたということもありました。
という専門家(認定司法書士)の意見もあります。
一般的に、換価価値が高いものは引き上げの対象になりやすいですが、購入金額が下がるほど、引き上げられるリスクは低くなります。
あとは、債権者側の判断となりますので、ここら辺は、任意整理に強い専門家に相談されることをお勧めいたします。
ショッピングローンは整理の対象から外せる?
実際、ショッピングローンの残高が少ない場合は、手数料をカットしても、得られる利益が少なく、逆に、購入商品を引き上げられるリスクも発生するので、任意整理の対象から外すことも可能ではあります。
ただ、ショッピングローンを組んでいるクレジットカード会社から別の形で借入を行っていて、そちらを任意整理の対象にする場合、ショピングローンだけを任意整理の対象から外すことはできません。
例えば、オリコカードのショッピングローンでビックカメラからパソコンを購入した人が、オリコから別にキャッシングをしていて任意整理の対象にする場合は一緒にしなければなりません。
任意整理をするかどうかは債権者(会社)単位で考える必要があるからです。
ショッピングローンも、立派な借金となりますので、弁護士や司法書士に相談をする時は、率直に状況を報告して、良い解決策を見つけ下さい!