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飲食店 借金地獄

脱サラして独立し、飲食店経営を始めたけれども失敗して閉店や廃業に追い込まれ、借金地獄に陥ってしまう方はかなりの割合でいらっしゃいます。新規開業をしてから1年未満で閉店するお店は3割以上だとか、飲食店を3年間続けること自体が鬼門だとかいろいろなことが言われていますよね。

サラリーマン時代に20年以上コツコツと開業資金を数百万円を貯めて、夢の脱サラをしたけれども、すぐに資金を使い果たして逆に多額の借金を抱えて、廃業・閉店したという話は星の数ほどあります。

そこで、この記事では、飲食店経営をする失敗をして借金地獄に陥りやすい理由と、そうやって失敗した人たちの末路、また、その後、失敗を繰り返さず復活していくためには何が必要なのかという点について解説をしていきます。

この記事を書いた人

 

借金問題専門家 タケシ

以前、325万円の借金を任意整理を行なって完済した体験を持つ借金問題の専門ライターです。
借金問題や債務整理に関するコンテンツは、既に1,500記事以上、執筆しています。

飲食店経営で失敗して借金地獄に陥る理由


そもそも飲食店経営はなぜそんなに失敗をして借金地獄に陥り、閉店や廃業をしてしまう人が多いのでしょうか?実際に経営が苦しくなって借金を抱えてしまった人のパターンを見てみると以下のような理由が見られます。

  • 開業資金が想定外に掛かってしまった
  • 立地が悪かった(周辺の環境が変わってしまった)
  • 料理の腕はあったけれども経営の知識がなかった
  • 周辺のお店との競争に勝てなかった
  • 客層の好みが変わってしまった
  • お店が認知されるまで時間が掛かってしまった
  • 人を雇っても仕事がキツくて辞める人が多かった
  • お店と地域の客層が合っていなかった

こういった話を聞くと、何となく飲食店経営の厳しさが伝わってくるかと思いますが、さらに詳しく解説していきますね。

飲食店経営の最大の問題とは?

飲食店経営は、様々なところで失敗に陥ってしまう要素がありますが、最大の問題はやはり多額の開業資金と運転資金が掛かるという点だと言えます。

一般的に飲食店経営の開業資金の相場は、数百万円~1,000万円ぐらいだと言われています。もちろん、立地の良いところを選ぶとその分、家賃も掛かりますし、お店を回そうとすると従業員を雇わないといけないので給与の支払いなど人件費も毎月掛かります。

そのため、少しでも歯車が狂いだすと、すぐに経営資金が尽きて、借金地獄に陥り、結局は閉店に追い込まれるというケースが非常に多いのです。

実際、居抜き情報.COMが調査した情報では、飲食店の閉店割合は

  • 1年未満:37.5%
  • 1~2年:26.1%(累計:63.6%)
  • 3~5年:13.9%(累計:77.5%)

というかなり衝撃的なデータが出ています。

脱サラした人が飲食店の経営に失敗しやすい理由

中には脱サラをして飲食店の経営をする人もいらっしゃいますが、経営努力をしなくても給料をもらえてきたサラリーマンが、いきなりフランチャイズなどで独立し、飲食店経営をすることが自体が難しいです。

サラリーマンは、最低限、言われたことをやっていれば、会社が立場を保証し、給料をもらうことも可能です。しかし、独立して、飲食店経営となると、すべてに対して責任を持ち、自分で考えなければならなくなるなど、求められるスキルがまったく異なります

そのため、仮に優秀なサラリーマンだったとしても、脱サラをした後は、一気に借金地獄に落ちいてしまうケースは十分にあり得るのです。

飲食店経営で失敗をした人の末路は

飲食店経営で失敗をした人がその後、どういった末路を迎えるようになるのでしょうか、統計データがあるわけではありませんが、一般的には以下のように言われています。

普通のサラリーマンに戻る

飲食店経営で、厳しい売り上げが続き、明日、どうなるかも分からないような不安な日々を過ごした人の中には、給与は少ないかもしれないけれども収入が安定しているサラリーマン生活の魅力を再発見する人もいます。

「自分はやっぱり経営に向いていない」と飲食店経営の失敗を通じて悟った人は、廃業・閉店をした後は、もう未練を一切残すことなく、サラリーマン生活にすんなり戻ることができるでしょう。

さらに悲惨な道を歩んでいく人

飲食店の経営が傾きかけた時、お店を続けるか、思い切って畳んでしまうかは、判断が難しいところなのですが、飲食店経営の才能がないのに、必要以上に固執して、さらに借金を増やしてしまう人もいらっしゃいます。

自己破産をすると飲食店を続けることは難しくなるので、一時的に閉店をした後、サラリーマンとはならず、借金返済と新たな資金の確保のため、アルバイトを死ぬほどやりながら、再起を図る人もいます。

ただ、飲食店経営を諦めるタイミングを間違えてしまうと、再起は難しく、逆にもっと悲惨な末路に向かってしまうケースもあるのです。

失敗から復活する人

その一方で、中には飲食店経営で失敗をして借金地獄に陥った人でも、その後、見事に復活する人もいます。実際、起業で最終的に成功する人は、一度や二度の失敗ではくじけません

例えば、実業家の安田久さんは、飲食店一筋の人生で大成功し、マネーの虎で審査員として出るほど、有名になりましたが、2011年、東日本大震災の影響もあって事業破綻してしまいます。

>>借金地獄から金持ちになるために必要なこととは?

しかし、その後は、その成功や失敗で得た経験を活かして、現在は、外食コンサルタント・プロデューサーとして活躍しています。まさに不屈の精神というものですよね。ただ、ここまでのバイタリティを持っている人は、稀な存在であることも知っておく必要があります。

飲食店経営の失敗を繰り返さないために


飲食店経営は、確かに成功をすれば、大儲けができるかもしれません。しかし、やはりリスクが大きすぎるのも事実です。

ですから、もし、飲食店経営で失敗をして借金地獄に陥ってしまった人が、その後の人生で同じ失敗を繰り返さないようにするには、開業資金がほとんど必要なく、一人でも十分回していけるビジネスモデルを探していくことをオススメいたします。

これから儲かるビジネスとは?

ホリエモンこと堀江貴文氏は、儲かるビジネスの4原則として、以下の特徴を挙げています。

  1. 小資本で始められる。
  2. 在庫がない(あるいは少ない)
  3. 利益率が高い
  4. 毎月の定期収入が確保できる

飲食店経営は、この原則から考えると、儲かるビジネスとは言いづらいところがあります。

その一方で、アフィリエイトなどのネットビジネスは、小資本で始められ、在庫も必要なく、利益率も高い典型的なビジネスです。最初はパソコン一台とネット環境さえあれば、すぐに始められますし、投資をするといっても10万円ぐらいあれば十分です。

また、万が一失敗をしても、失うのはそれまで投じてきた時間ぐらいで、金銭的に受けるダメージはほとんどありません。

>>アフィリエイトで借金は返せる?失敗しないコツは?

こういったところから、効率よくお金を稼いでいくというのもおすすめです。

副業から再出発するのも良し

そもそも、少ない資本で始められるビジネスであれば、いきなり脱サラしてから新規事業を始めるというリスクを冒す必要はまったくありません。実際に副業でネットビジネスを始めて、儲かってから脱サラし、独立する人もたくさんいらっしゃいます。

飲食店経営で失敗をした後、普通の会社に再就職をしたり、アルバイトをしたりするのも良いですが、それでは夢がないですよね。

ですから、そういった人も少ないリスクで高いリターンを見込めるビジネスで、最初は副業という形からスタートして、再起を図ってみるのも一つの方法だと思います。

飲食店経営の失敗のダメージが少ない内に
もし、飲食店経営がうまくいかないと思ったら、ダメージが少ないうちに方向性を切り替えて、新しいビジネスを模索した方が良いかもしれません。飲食店では、お店をたたむためにも、保証金の償却費や退去するまでの家賃、そして現状回復費などお金はいろいろ掛かってきます。

そうやって引くに引けない状態をズルズル続けるよりは、早く見切りを付けることをオススメいたします。もちろん、経営コンサルタントのアドバイスを受けながら、再起を図っていく方法もあるかもしれませんが、さらに失敗するとキズがもっと深くなってしまう可能性があるからです。

経営で成功している人は、ダメだと思ったものから見切りをつけるのも早いです。

飲食店経営でできた借金は早く整理しよう!

飲食店経営で失敗をして借金地獄に陥った人が、再起をしようとした場合、最初にやらなければならないことは、今の借金を何とかすることですよね。

もちろん、自力返済をしていくのも一つの方法ですが、まだ別の新しい収入源がないまま、返済をしていくことは大変なことです。ですから、もし、飲食店経営をやめたい人は、弁護士や司法書士を通じて債務整理を行い、一気に借金を減額していくことをおすすめいたします。そうすれば、短い期間で借金問題を解決することができるので、早い段階で次のステップに進みやすくなります

そのような時、以下の方法を使えば、飲食店経営で膨らんでしまった借金をどれだけ減らせるか、無料で診断を受けることができます。

>>借金をどれだけ減らせるか調べてみる【所要時間1~2分】

最悪は、自己破産という形になってしまうかもしれませんが、キズが浅ければ任意整理や個人再生などダメージが少ない形で、再起を図っていくことも可能です。債務整理の手続きであれば、悲惨な生活が一生続くという状態は確実に避けることができます。

また、債務整理をした後は、約5年~10年間はブラックリスト状態になるため、新たな借入れはできません。しかし、飲食店経営以外で、少ない資本でもできるビジネスモデルを見つければ、借り入れなしでも、再起を図っていくことは十分可能です。

まとめ

飲食店経営が失敗する確率は非常に高く、開業資金もそれなりに必要で、運転資金もかかるので、黒字化させることは簡単ではありません。

経営が傾いていく中で、うまく損切りができれば良いのですが、意地になって、それまでのやり方に固執してしまうと、借金地獄の深みにどんどんハマって悲惨な末路に陥ってしまう可能性あります。ですから、飲食店の経営が難しい場合は、こういったビジネスモデルが果たして本当に良いのか原点に立ち返っていきながら、次の方向性を探していくのではないかと思います。

また、そこでできてしまった借金は債務整理をすれば、負担を減らすことも可能ですので、利用できるものはしっかり利用しながら、再起を図っていきましょう!

takeshi1

「失敗は成功のもと」とも言われますが、飲食店経営で失敗(廃業)をして借金を抱えた分、あなたは多くのことを学んでいるはずなので、その経験を活かして、成功しやすいビジネスを見つけ、見事に再起していかれることを願っています。