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私は40代のころ、ブラック企業で仕事をしていました。上司(社長)がパワハラ気質で、私だけでなく会社のスタッフのほとんどが社長からの攻撃に苦しみ続け、結果的に離職率が100%を超えるという状況になっていたのです。
職場の雰囲気は、いつ社長からの執拗な攻撃にさらされるかもしれないという不安と恐怖で、まさに自由も人権もない独裁国家のようなものでした。
しかし、すでに40代後半になっていた私にとっては転職すること自体が至難の業。しかも子どもが3人いるという絶対絶命の状況の中で、私がどのようにしてブラック企業を脱出して転職をすることができたのか、ポイントを交えながらお伝えしていきます。
転職資金を蓄える

会社を辞めてから次の仕事が見つかるまで、無収入の期間が発生する確率は高くなりますよね。失業保険に入っていれば、6ケ月間は失業手当が出ますが、私の場合、契約上の問題から失業保険に入ることができていませんでした。
そのため、会社を辞めればその瞬間から無収入が続くことになります。毎月家族を養っていくための生活費が必要な私にとって、余剰資金がない状況で会社を辞めるのは非常にリスクがありました。実際、そのことが会社を辞めることと躊躇っていた第一の理由だったと言っても過言ではありません。
一般的に転職をする際は、最低でも手取り収入の4カ月分にあたるお金を蓄えることが望ましいと言われています。そこで、私も時間の合間を縫って副業を開始し、働きまくりました。もちろん、本業の仕事だけでも大変なので、副業をするにはかなりのハードワークですが、「とにかくこの会社を脱出したい」という気持ちが強いモチベーションになって、私を突き動かしていったのです。
ちょうどそのころは、まだブログでかなり稼げる時期だったので、ブログで記事を2,000記事以上書きまくりました。その結果、4ケ月に留まらず、それ以上の蓄えを得られるようになったんですね。
そして運命の時はやってきた!

ただ、貯金をそれなりに作っても、会社を辞めるきっかけをつかむことはなかなかできませんでした。慎重な性格だったこともありますが、やっぱり退職を決断することは勇気がいることでしたので。
しかし、遂に運命の時がやってきます。給料の支払いの件でトラブルがあり、その時、社長の右腕で経理をやっていた人に私が文句を言ったときがあったのですが、その結果、社長が激怒して、私を攻め始めたのです。どう見ても、経理担当者の人が悪かったのにも関わらず、結果的に私が怒られて、遂に私も堪忍袋の緒が切れて「もう、辞めさせてください」と言いました。
その時、思ったのは準備をして備えていれば、自然とその時はやってくるということです。
自分自身のスキルと実績を洗い出す

ただ、問題はそこからです。40代後半の私が新しい仕事を見つけることは簡単ではありません。そして、どうやって次の仕事先を見つけようか悩んでいた時、取引先のコンサルタント会社の人が「転職をするためにお手伝いをしてあげますよ」と言ってくれたのです。
そこで、コンサルの人から言われたことは「自分が今まで培ってきたスキルと実績を徹底的に洗い出すこと」でした。私自身、大企業で勤めていたわけでもなく、そこまで強力なスキルがあるとは自分で自覚することはあまりできていなかったんですね。
しかし、そのコンサルの方からアドバイスを受けて、自分ができることを徹底的に探してみたのです。そうすると、それまで自分では当たり前のように思っていたスキルと実績が、履歴書でかなりアピールできることがわかってきました。例えばこんな感じです。
- 7年間、無遅刻・無欠勤で働いた
- 担当したお店の年商が3倍になった
- 海外の業者と英語でメールのやり取りをしながら交渉をしていた
- 個人でもネットビジネスをやりながら2,000記事以上を執筆
実際、私自身、今の会社では新しく入ってくる人の履歴書を見る機会が増えてきましたが、自分自身のスキルについてしっかり書いていないと「書いていないことはできないということなんだろうなあ」と思って、そこで採用を見送るケースがよくあります。
転職は履歴書の第一印象が非常に重要ですから、できるだけたくさんことを書いた方が良いでしょう。また、可能であればできるだけ数値化した方が、相手に伝わりやすいです。
履歴書を出しまくる

転職をする際、自分のスキルを整理することと同時にもう一つ重要なポイントがあります。それは「数を追い求める」ということです。いくら私のスキルをアピールできたとしても、やはり年齢でひっかかってしまう可能性は高いです。転職サイトを見ても基本的には35歳が上限となっているケースがほとんどですからね。
そのため私は複数の転職エージェントに登録して、とにかく履歴書を出しまくりました。実際に転職エージェントをいろいろ使ってみて思ったのは、転職エージェントとごとに扱っている案件にはばらつきがあるということです。複数のエージェントに求人案件を出しているのは逆に少ないくらいです。
例えば、以下のような転職エージェントがあるので、まずは登録をして、履歴書を送りまくることをおすすめします。
| 転職エージェント | 特徴 |
|---|---|
| リクナビNEXT |
日本最大級の会員数を誇る転職サイト。若手から中堅層まで幅広く、スカウトや自己分析ツールが充実 |
| ミイダス | 市場価値診断やコンピテンシー診断など独自の分析機能が特徴。自動スカウトで企業から直接オファーが届く |
| ビズリーチ | 審査制でハイクラス・即戦力人材が多い。企業やヘッドハンターから直接スカウトされる仕組みが強み |
| リクルートエージェント | 業界最大級の求人数を持つ転職エージェント。専任アドバイザーが書類作成から面接対策まで一貫サポート |
私自身、多分、100社ぐらいには履歴書を送りまくったと思います。ただ、結果的に面接までたどり着くことができたのは2社だけでした。しかし、そのうちの一社で無事に採用が決まったのです。一社だけでも決まれば、それで勝ちですよね。
新しい会社で働きまくる

私自身、運が良かったのは、その会社がブラック企業ではなかったことです。社長も人格的な方で、余計なストレスを受けることもありませんでした。人間関係さえクリアできればあとはこっちのものです。
私も変に委縮することなく必死になって働きました。ちょうど立ち上げたばかりの会社だったこともあり、最初、給料は安かったのですが、会社のある部署の売り上げをグングン上げていく中で、給料も自然と増えていきました。
そうやってブラック企業を無事に脱出した私は新しい会社で自分の居場所を見つけることができたのです。
まとめ
ブラック企業で苦しんでいる人たちの中には年齢もそこそこ重ねてしまって、なかなか身動きが取れない状態になっている人もいるかもしれません。しかし、かくいう私は40代後半になってから、子どもが3人いる状態でブラック企業を脱出することができました。だから決して不可能なことはないんだと思います。
一見、難しそうに見えることも、思い切ってやってしまえば意外に何とかなるものです。たった一度っきりの人生ですから、ぜひ今の環境を脱出して、人生をリスタートしていきましょう!
